壁のひび
※写真はイメージです

2016年4月14日夜9時ごろ、熊本県で震度7の地震が発生した。
筆者は、初めて大地震に遭遇したのかもしれない。

ガタガタと音と揺れが強くなり、気が付いた時は今までにない揺れとともに食器棚から皿が落ちようとしていた。

一番大きな揺れは1~2分ほど続いたかもしれません。

それでも揺れが「立っていられないほどひどく強い」とは感じなかったので、棚を抑える余裕があったので片手で抑えていた。

確かに体験したことがない揺れだったが・・「まさか、これが震度7?」
地震直後のテレビ発表を見て「見聞きしていたよりも弱い揺れだった」そう思ったのは確かだ。

しかし、地震の恐怖はここから始まっていました。

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大震災の恐怖は「繰り返される震度3~5の地震」

格安スマホDesire626の地震警報メッセージ「地震の揺れが1時間に何度も起こることがある。」
これは、他の地域で大地震があったときもよく報道されている。

あまり揺れがひどくない場合はいいのだが、突発的に5並みの揺れが来るとビックリしてしまう。
(建物の2階にいると、揺れが1階よりもやはりひどいようだ)

建物がガタガタと音を出しながら揺れはじめ、10秒~30秒ほどで収まる。
これを1時間で何度も不定期で数時間にわたり繰り返すのだ。(もちろんいつ来るのかはわからない)

 

いつまた大きな揺れが来るかと思うと、心理的なプレシャーは感じる

こうして書いている間も、5~3回大きな揺れが来て逃げ出そうと思う瞬間もある。
「今夜は寝れないかも・・・」そう思ったのは私だけではないはずだ
※現在0時30分だが、まだまだ大きな揺れが襲ってくる。

 

揺れの連続は心が不安定になる

「大震災は、心理的に不安になる状態が続く」といわれますが、今さらながらその恐怖が身に沁みりました。

大震災を体感した方への心のケアは絶対に必要な事といえるでしょう。

また、大きな揺れが来るたびに、建物に入っているヒビが多くなっているのが気になります。
(築15年~20年の家屋)

もしかしたら、家が倒壊するかも・・・そう思うとゾッとする。

追記:テレビの報道によると「この揺れが1週間続く可能性がある」というテロップが・・・そんな長期間とは嫌になる。

 

眠れない・・・夜中から依然として続く余震 時折強い揺れも

地震発生から一晩経ちました。

昨夜から続く余震で眠れない人も多かったのではないでしょうか?

夜中は30分~1時間置きにに1~2回断続的揺れを感じました。

「浅い眠りに入ると、家全体が揺れて目が覚める。」この繰り返しでした。

幸い午前4時半~5時40分ごろは大きな揺れもなく、熟睡できたようです。
(揺れで目が覚めたのは5時40分過ぎ)

 

その後も、定期的に起こされましたが、夜中ほどの揺れ(体感震度3~4程度)を感じたのは7時30分頃でした。
このまま続くと、ストレスがたまる一方ではないでしょうか。

多少は落ち着いて欲しいところです。

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やっぱり?「現在いる地域は震度5弱~6だった」と報道

しかし、時間がたつと明らかになったことがあります。
それは、震源地が震度7の揺れであって、そこから離れている地域では震度5弱と発表された地域もあるということだ。

ニュースを見ると筆者がいる地域では、震度5弱~6にすぎない揺れだったようだ。

確かに、被害はあった。

筆者はたまたま食事中だったのだが・・・

  • 壁に掛けてあった時計や写真が落ちたり
  • 台所の棚においてあった砂糖や塩のケースが落ちたり
  • 扉が開いている食器棚から皿が落ちてきそうになったり
    (食器棚の真ん前にいたので扉を閉めたが、手が届かなかった棚から陶器やつまようじが落ちて掃除した)
  • 2階の部屋では棚の上に置いてある(ホコリをかぶった)荷物が落ちていた
  • 知人の家ではテレビが倒れたという

たったこれだけでした。

「東日本大震災、阪神淡路大震災の震度は本当に7?8か9だったのでは?」と思ったほどです。

停電になることもありませんし、水道も止まりませんでしたのでやはり震度7とは明らかに違うのです。

テレビを見ていると、繁華街の映像が流れていたがガラスや看板が落ちていたケースも確認されていましたが大した被害がなかったようです。
今考えるとおそらく震源地の地域が中心部から離れた田舎のため、正確な情報が得られていないだけだったのかもしれません。

やはり、震源地(震度7と発表された地域)では家屋倒壊(2件)・けが人50人以上と報道され、停電(1万6000世帯)もあったようです。
※関連記事:電力自由化トラブルQ&A 地震による「停電」どこに問い合わせる?

 

今地域で起きていることを整理

今のところわかっている、テレビの報道や周りの情報をまとめてみました。

  • 県内テレビ放送では地震直後から15分後には緊急対策本部を設置と放送
  • 地域の緊急野外放送では、何度も避難所設置のアナウンス
  • 地震が起こるたびにそこらじゅうのスマホや携帯の震災アラームがなる(筆者の格安スマホも鳴っている)
    (揺れている時に鳴ってもあまり意味がない・・・)
  • 電話がつながらない(おそらく回線に殺到してパンク)
  • 夜中なのにヘリが飛ぶ(そういえば23時15分以降は音が聞こえていないかも)
  • 時々救急車が走り抜ける
  • テレビは地元の放送局が独占(全国放送が見れない)
  • 交通機関利用者は帰れないかも
  • 車は普通に走っていると気が付かない?とテレビアナウンサーが・・・

 

JR九州が全線見合わせで止まっている

今回の九州大震災は、震源地が中心に位置する「熊本」ということもあり九州全域(各県)のJRは全線ストップしているとのことです。

木曜日だというのに帰れない人が続出するかと思います。

 

電話がつながらないときは災害伝言ダイヤルを利用・慎重なご帰宅を

「電話がつながらず家族と連絡が取れない」「家に帰れない」という不安があると思いますが、あなた自身の安全も大切です。

深夜帯ということもありますので、ご帰宅の際には頭上や足元にご注意の上慎重に歩いてくださいますよう心掛けてください。(大きな揺れはいつ来るかわかりませんので)

災害伝言ダイヤルは「171」(NTT西日本が設置)ですので、心配な方はメッセージを残して置くことをおすすめします。

 

コンビニ・駅のWi-Fi無料開放も

地震直後は、電話がつながらない状況が続きました。
ドコモやソフトバンクが、通信規制を行ったため、連絡できない人が多くなりました。

「スマートフォンがあるけれど、電波が混雑していてつながらない。」
そういう時にはWiFiを試してみるのも手です。

今回の九州震災では、無線公衆LANの契約しなくてもwifiの電波が入る場所でネットワーク名を「00000JAPAN」に変えるだけで利用できるように開放しています。

インターネット上のメール(Yahoo!mailやGmailなど)で連絡をしたり、TwitterやFacebookから連絡するという手段も可能です。

また、LINEがiPフォン(ネット回線を使った電話)を無料開放していますので、そちらを利用してもいいかもしれません。

 

LINE電話(iP電話)の無料開放 電話回線が混雑しても使える?

LINEがIP電話を最大10分間の通話のみですが、無料で使えるようにしています。

しかし、緊急な電話以外には使わないよう呼び掛けています。(九州以外の人も使えるため)
無料だからといって、使い放題ではありませんのでご注意ください。

 

九州は日曜日に雨(予報) 二次災害に注意

このまま断続的に地震が続くと、地盤が不安定になる地域がでてきます。

特に崖や山に近い地域にお住まいの方は注意が必要です。

雨が降れば地盤が緩くなります。
そうなると「大規模な地滑り」も考えられます。

避難が必要な方は、できる限り天気がいい日の明るい時間帯に避難することをおすすめします。

地震に関する得する情報一覧

熊本震度6強(筆者体験談)

被災暮らしの豆知識

震災後の2次被害対策