暑くなってきましたね。
これからは汗やお部屋の臭いが気になる時期です。
でも消臭剤に芳香剤と次々に買うのも出費が気になります。
こんな時には、お庭のミントで消臭剤を作ってお得な生活をしてみませんか?
ミントは、消臭剤だけでなく、
ミントティーやアロマオイルも作る事が出来る万能植物です。
育てるのも簡単なので、この機会に育ててみましょう。
今回はミントの効果や使い方、育て方をご紹介します。
ミントにはたくさんの効果がある
- 鎮静作用によるリラックス効果や不眠防止
- 夏バテの原因となる消化不良の防止・胃腸の改善
- 殺菌効果で食中毒対策やピロリ菌・かゆみ止め
- さらには、ゴキブリや蚊などの害虫が嫌う匂いです。
ゴミ置き場付近に鉢植えを置いたり、アロマオイルをたらすだけでも効果があります。
ぜひお試しください。
ミントの育て方
ミントは種からも育てる事が出来ますが、苗を買った方が早くて安心です。
ミントは繁殖・生命力が強いので初心者でも安心
ミントがあるご家庭に一株分けてもらってもいいかもしれません。
比較的強いので、枝を根元から切って一週間ほど水につけて置くだけでも根がはえてきますのでわざわざ買う必要はありません。
もし、種をまくのなら春4月~6月、秋9月~10月です。
ハーブは繁殖力が高く、交配率が高い
園芸初心者でも育てやすい種類です。
雑草並みに強く、根だけで冬も越します。
茎を水につけて置くだけでも根が生えてくるくらい強力な生命力です。
一見よさそうですが、他の草花にも影響します。
その上、他の種類と簡単に交配して香りが薄くなります。
これを防ぐには、鉢植えで育てる事が大切です。
うっかり庭先で育てていると、どんどん増殖するのでご注意ください。
ミントの種類
- ペパーミント
- スペアミント
- アップルミント
- パイナップルミント
- キャットミント
などが有名です。
ペパーミントやスペアミントは消臭や防虫。
アップルミントは香りがいいのでお茶に向いてます。
ミントの収穫方法
ミントは、晴れた日の朝の新鮮な状態で収穫するのがポイントです。
乾燥やカビの防止になります。
花は香りが強いつぼみ状態で摘むのがベストです。
花が開くと香りが弱まるのでご注意ください。
ミントの使い方
かすかに匂うだけでも気分が落ち着く事がありますので、そのまま部屋で育てるのもいいかもしれません。
それ以外にも使う方法はあるので、ここで確認してみましょう。
- フレッシュミント(生のまま)
- 乾燥させてドライハーブ
- お茶(ティー)
- アロマオイルは一般家庭では無理?
- バスハーブやアロマ石けん
ミントは、7~9月頃開花します。
最近は早摘みミントが流行っています。
花が咲く前の5月後半~6月が取れごろ?の時期です。
早摘みミントは、苦味が少なく臭いが爽やかのでぜひお試しください。
もちろん普通の時期に収穫してもOKです。
生のままフレッシュミントとして使う
家で育てているなら、摘み取った後さっと水洗いしてお湯で煮詰めるだけでミントティ-が完成です。
通常は乾燥タイプですが、生でもOKです。
フレッシュミントは乾燥タイプとは違って、味が出にくいので大量に入れるのがコツです。
また、冷水につけておくだけでも味が楽しめます。
ミントティーの残りはそのまま消臭予防にも使えます。
トイレや床の掃除にさっとスプレーするだけでも、防虫・防臭・殺菌効果があります。
さらに香りもあるのでお試しください。
そのまま食べるのもいいですね。
もう一味のアクセントにも最適です。
乾燥させてドライハーブ
初夏~秋までが旬です。
冬は冬眠しますので、冬もミントティーを楽しみたいのなら乾燥させて保存をすると便利です。
害虫対策にも使えるアロマオイルは匂いが強目ですので、お好みによってはドライハーブがいいかもしれません。
ドライハーブなら、香りを楽しむポプリとしても使えるのでオススメです。
いろんな種類のミントを乾燥させて、ご自身が好きな香りを作り出してください。
アロマオイルは一般家庭では無理?
本格的にアロマオイルを作るなら数万円の蒸留器を使えば、精油や芳香蒸留水ができます。
ただ、必要な量は数十kgの花が必要になります。
収穫するのは大変難しいです。
アロマオイルなら100円ショップにも売ってありますので、購入した方が安上がりです。
バスハーブやアロマ石けん
ハーブにはリラックス効果があるので、一日の疲れを癒したいお風呂に最適です。
バスハーブなら鍋で刻んだハーブを20分ほど煮立て、そのお湯を入れるだけです。
アロマ石けんは、小さくなった石けんを集めて刻み、ハーブをちぎって混ぜて固めるだけでも作れます。
ちょっとしたアレンジで使ってみてはいかがでしょうか?
ハーブのデメリット
ミントはハーブの一種です。
ハーブは万能タイプなのでメリットが多いのですが、デメリットもあります。
注意点をまとめてみました。
中にはハーブが合わない人もいらっしゃいます。
ハーブの取りすぎやアレルギーも考える
ハーブは取りすぎるとめまいなどの副作用もあります。
また、中にはアレルギーを持つ人もいます。
小さなお子さんや妊娠中出産後には要注意
刺激が強いため、小さなお子さんや妊娠中の方にはオススメできません。
以上の点に注意をして、利用をしましょう。