リストラの悲劇を漫画で説明_001

いまや転職を考えたことがある人は、
およそ半数以上といわれています。

そのような時代ですので
失業給付金を受け取ることが出来る
「雇用保険制度」はご存知の方が多いかもしれません。

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失業給付金とは?

失業給付金とは、再就職するまでの保険と考えていいでしょう。

次の就職先が見つかるまで、
定められた期間生活費を受け取ることができる国の保障制度です。

雇用保険に加入している人は、
収入がなくなってしまったら、
ハローワークにいくと受給手続きをします。

  • 会社を辞めた時
  • リストラされた時
  • 倒産した時

など、

もちろん転職を考える人も対象です。
しっかりと確認し、利用して損をしないようにしましょう。

失業給付金の給付日数はその会社に勤務した期間で決まる

自己都合で離職した人の場合

自己都合で離職した人の場合、最高で150日間。

被保険者期間は

  • 半年から10年未満の勤務であれば90日の保障
  • 10年~20年未満では、120日間
  • 20年以上の勤務者であれば、150日

さらに、45歳以上60歳未満は
会社都合の場合(倒産や解雇など)でも
20年以上勤務した人でも最高で330日しか受給できません。

会社都合で離職をした人の場合の受給日数

この表は、失業給付金を受け取ることが出来る日数です。
※単位は日

被保険者期間0.5~1年未満1 ~5年未満5 ~10年未満10 ~20年未満20年未満
30歳未満9090120180なし
30~34歳未満9090180240240
35~44歳未満9090180240270
45~59歳未満90180240240330
60~65歳未満90150180240240

失業給付金額の計算方法

給付される金額
基本手当て日額が定められている。
※月額ではありません。

原則として離職した日の直前6ヶ月間に毎月支払われた賃金の合計を180で割り、
さらに賃金額に応じて45%~80%になる

  • 6ヶ月の賃金合計÷180×45/100
  • 6ヶ月の賃金合計÷180×80/100
例)
月給30万円の場合

最高日額8000円
(300000×6)÷180×80/100

となる。

さらに年齢により上限額が定められているので
満額もらえるわけではありません。

  • 30歳未満 日額6,390円
  • 30歳~45未満 7,100円
  • 45歳~60歳未満 7,805円
  • 60歳~65未満 6,709円

このように上限が定められているので注意。

離職しても、税金の支払いは発生するので注意

国民健康保険や年金は、支払わなければいけません。
この場合、前年の所得で計算されますので、ご注意ください。

再就職手当てもあるので利用しましょう

手当てを受け取る為の資格者
これらの条件を満たす必要があります

  1. 7日間の待機期間を終えた後に就職が決定
  2. 支給残日数が所定給付日数の1/3以上であり
  3. 45日以上の残数がある

再就職手当てをもらうための条件

  • 次の就職先で1年以上雇用される事が決定
  • 退職前の会社に再雇用されていない(関連会社も含め)
  • 次の就職先でも雇用保険に加入すること
  • 過去3年間で再就職手当てをもらっていない
  • 常用就職支度手当てや早期再就職支援金を受けていないこと

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