不況の次は、
増税&値上げラッシュで、
家計が火の車状態!
9月に値上げされる商品も
250品目も発表され、
追い討ちをかけてきます。
かと思いきや、
一部税金の緩和もありました。
それが、
特定支出控除で
自腹での仕事の経費を控除する方法です。
特定支出控除とは?
特定支出控除というのは、
昔からある項目で、
主に交通費や資格取得費用など
確定申告で控除できていました。
さらに2015年の確定申告からは、
控除対象費用が大幅に拡大しました。
特定支出控除される品目
参照:給与所得者の特定支出控除|所得税|国税庁
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1415.htm
簡単に書くと、
- 通勤費
- 引越し費用
- 研修費用
- 資格取得費
- 書籍や定期刊行物などでの図書購入費(電子書籍可)
- 制服や作業服、スーツなどの購入費
- 単身赴任の人が家に一時帰宅するときの旅費
- 交際費や接待費、贈答費用
それ以外にも、
※弁護士や公認会計士、税理士などの資格取得費も、
新たに特定支出の対象になります
特定支出控除対象になる条件
対象となるのは、
会社に補助されていない金額です。
本の購入代金を会社に負担してもらっている場合は、
対象になりません。
※あくまで自分の給料から支払っている分です。
特定支出控除は年収によって控除率は変動
1,500万円以上の人は上限が決まっていますが、
それ以下の人は給与所得控除額の半分と覚えておきましょう。
- 年収が1,500万円以下の人は、給与所得控除額×1/2
- 1,500万円超の人は、125万円まで
給与所得控除額について
ちなみに給与所得控除額も
2015年から変化します。
確定申告を自分でする人は
目を通しておきましょう。
特定支出控除は3つの証明書が必要
- 会社の自腹購入証明書
- 領収証や旅券
- 給与所得の源泉徴収票
これらを確定申告書に添付して、
提出しなくてはいけません。
会社に自腹購入という事を
認めてもらえる物かどうかがを確認しましょう。
2.そして、
領収書をしっかりと保管しておく必要があります。
これから得する節約を考える人は
特定支出控除で自腹金を取り戻すことから始めましょう。
そんなことはないですよ。
会社が年末調整をした人なら、確定申告が不要なんです。
(サラリーマンやパート、アルバイト)
チェックしておきたいのは下記の2点です。
「控除できる金額の上限」
「ワンストップ特例の適用条件」
これらは下にあります。
必ず確認してくださいね。
まだある個人でも出来る「節税」対策
ふるさと納税って、
結局「物を買う」必要があるのよね?
お金がかからない節税ってないの?
ありますよ。