ふるさと納税をご存知でしょうか?
ご自身が選んだ自治体に、寄付することが出来る制度です。
住んでいなくても、行ったことがない地域でも、
好きな自治体に寄付として納税できる仕組みです。
詳しくはこちらで説明しています。
→【保存版】新ふるさと納税『約2倍』あなたは実質いくらまで?年収・家族構成別一覧
ふるさと納税は2千円で特産品がもらえる制度
「ただお金を寄付するだけ」ではありません。
2千円の自己負担で、特典が受けられるという仕組みです。
- 寄付した自治体から特産品がもらえる
- 自治体から感謝状が届く
- 寄付した金額を住民税・所得税から控除できる
※特産品がもらえない自治体もあります。
2014年までのふるさと納税制度は面倒でわかりにくい
会社が年末調整を行うサラリーマンの方も、確定申告は自分で行う必要がありました。
「申請が面倒だから利用したくない。」という人が多かったようです。
また、家族構成が違うと、控除できる金額も変わります。
税理士さんでも勘違いする人が多かったようです。
2014年時点の控除出来る金額は、2千円を超えた金額です
- 2千円は必ず自己負担
- 確定申告で申請しなければ、戻ってきません。
例えば1万円のふるさと納税を行うと、このようになります。
- 好きな自治体に1万円を支払う
- 1万円分の特典が届く(特産品など)
- 3月の確定申告で控除申請すると、8千円が戻ってくる
ただし、上限金額は世帯年収煮関係します。
参照:あなたのふるさと納税控除額はいくらまで?ふるさと納税シミュレーション
2015年ふるさと納税改正はワンストップ特例制度と控除上限緩和
簡単にまとめていうと、
面倒な還付手続きを一括にして、上限を2倍にしようということです。
※いずれも2015年度からなので、ご注意ください。
ワンストップ特例とは、控除手続きを受け取った自治体が行うこと
ふるさと納税を利用した自治体が控除手続きを、
あなたの代わりに行ってくれる制度です。
※確定申告が不要になります。
「確定申告をする人が増えてきた」ということもあるようです。
控除上限緩和は、上限を2倍にして自己負担を減らすこと
単に二倍という部分と、
自己負担の2千円を半額にするという事もあります。
いずれも得する制度ですね。
※詳しい控除金額はこちらで解説
→【財務省発表】新ふるさと納税税制改正2015年4月1日からの家族構成別控除金額まとめ
改正の目的は、地方自治体の収入源を増やすこと
ふるさと納税制度を緩和すれば、
面倒な手続きをなくせば、利用する人が増えるし、
控除上限をあげれば金額が増えるはず。
地方自治体にお金が流れ込み、活性化するに違いない!
という考えがあるようです。
税金や年金、健康保険の支払い問題がある現代では、
こういった制度で財源を確保したいということがあるようです。
そんなことはないですよ。
会社が年末調整をした人なら、確定申告が不要なんです。
(サラリーマンやパート、アルバイト)
チェックしておきたいのは下記の2点です。
「控除できる金額の上限」
「ワンストップ特例の適用条件」
これらは下にあります。
必ず確認してくださいね。
まだある個人でも出来る「節税」対策
ふるさと納税って、
結局「物を買う」必要があるのよね?
お金がかからない節税ってないの?
ありますよ。