ふるさと納税の確定申告は簡単に出来るを漫画で説明_001

サラリーマンなどの給与所得者であれば
確定申告書はネット上で簡単に作成できます。

国税局ホームページ(http://www.e-tax.nta.go.jp/)では、
ソフトの購入は不要で申告書を作成し、印刷するだけでなので安心です。

入力するだけで、自動計算計算機も必要ないので、誰でも楽に作成できます。

税務署で書くと、人が多いので行列が出来やすいです。
ゆっくり綺麗に書きたいけない方にも、ネット作成がおすすめです。

※2015年1月以降にふるさと納税を購入した方は、確定申告の必要はありません。
詳細:ふるさと納税はワンストップ特例で控除上限が二倍・確定申告不要に

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確定申告書の作成に必要な物を準備

ふるさと納税の確定申告事前に準備するもの_002

まずは下記の4点を準備しましょう。
事前に準備するだけで、かかる時間は少なくなります。

  • ふるさと納税の受領証(領収書)
  • 勤め先からの源泉徴収票
  • 医療控除などを行う場合は関係書類
  • ネットに接続可能なパソコン
  • プリンタ

すべての控除(医療・住宅関係など)を一括で入力しますので、
控除関連の書類は一ヶ所にまとめるようにしましょう。

ここで紹介している作成方法は、ふるさと納税以外でも、
認定NPO法人、政治活動、公益社団法人などへの寄附金(特定寄付金)も控除の申告方法は同じです。

ふるさと納税の受領証や控除関係の書類・源泉徴収票は税務署に提出

ふるさと納税を利用すると、
後日寄付をした自治体から受領証が郵送されます。

この受領証(もしくは領収書)が証明になり、提出する際に添付する必要があります。
大切に保管をしておきましょう。

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国税庁ホームページで確定申告書の作成をする手順

申告書作成開始

まずは、国税庁の確定申告書等作成コーナーに行きます。
→https://www.keisan.nta.go.jp/h26/ta_top.htm
※ここにある「ご利用案内」と「ご利用になれない方」は必ず後確認ください。

「作成開始」を押した後「書面提出」を選ぶ

書面提出

右側の「書面提出」を選ぶと、数字などの必要事項を入力するだけで、
税務署で作成する書面が簡単に作成できます。

※e-Taxを利用するには、事前にカードリーダーの購入や電子証明書が必要です。

パソコンとソフトウエアの確認

パソコンとソフトウエア
確認したら、必ず左上の四角にチェックを入れてください。

パソコンが古いと、セキュリティーや作成ページの表示が出来ない場合があります。

対応しているパソコンなのかを確認するには、
「→パソコン環境の確認を行う方はこちら」を押すと自動で診断してくれます。
パソコンの診断結果

プリンタの接続と利用規約の確認

パソコンと利用規約

チェックを入れたら、右下の「事前準備終了」を押します。

ふるさと納税は申告書・決算書・収支内訳書等作成で作成

所得税および復興特別所得税確定申告書作成
※内訳書の読み方は、「うちわけしょ」です。

ふるさと納税は、「所得税及び復興特別所得税」に当たります。

その他にも、下記の控除もここで作成できます。

  • 住宅借入金等特別控除
  • 医療費控除
  • 公的年金等の収入
  • 株式の譲渡・配当

年末調整の有無で入力方法選択を選ぶ

入力方法作成

ここでは収入が給与1か所のみを選択して、作成してみました。
2か所以上の場所から収入を得ている方は、「左記に該当しない」を選んでください。

※わからない方は「質問に答えて作成」です。

生年月日を入力します

生年月日の入力

ここでは、「確定申告書等を印刷して税務署に提出する」を選択し、
生年月日を入力します。

源泉徴収票を入力

源泉徴収票の入力

「源泉徴収票の見本を表示する」に、該当する場所の色が表示されますので参考にしましょう。
源泉徴収票の見本
※基本的には、赤・青・黄色・グレーの場所を入力します。

計算結果確認の寄附金控除を選択

控除等の入力及び計算結果確認
ふるさと納税は、寄附金ですのでこの項目に該当します。
※医療費控除は、上の項目にあります。

寄附金の種類等の入力
入力と選択をするだけで、自動的に控除額が計算され集計されます。
※複数のふるさと納税を利用しても、控除申請が出来ます。

入力すると自動で控除額が表示されます

寄附金の種類等の入力例

ここでは例として、適当な数字を入力しています。

  • 支払金額7,140,000円
  • 所得金額5,226,000円
  • 所得控除の額の合計額2556160円
  • 源泉徴収税額172,900円
  • ふるさと納税20,000円

※管理人はこんなに高給ではありません。
控除額(返ってくる金額)が1,781円って少ないですね(汗)

最後に住所氏名と還付金の振込先を入力します

住所氏名還付金先の入力-vert

正確な住所氏名等を入力しましょう。

特に「提出先税務署の名称」は間違いが多く、ここで再提出になる人が多いらしいです。

還付金の受け取りは、ゆうちょ銀行がおすすめ

還付金振込先q&a

還付金の受け取りは、ゆうちょ以外の銀行でも可能ですが、
対応できない銀行もあるようです。

※各自であらかじめ、確認して置かなくてはいけません。

地元の地方銀行なら大抵可能なようです。
いつも会社の年末調整で、受け取っている口座なら安心です。

ネット専業銀行は、還付金に対応出来ない場合も

ネット銀行に対応していない事もあるようです。
同じように年金の受け取りが可能な銀行・出来ない銀行もあります。

ゆうちょ銀行の口座がなくても、
店頭受け取りもありますので必要であれば選択しましょう。

作成した書面はpdfファイルに出力される

作成が終わると、pdfという形式のファイルが作成されますので必ず保存しておきましょう。
※pdfをUSBメモリに入れると、コンビニのコピー機で印刷も可能です。

プリントアウト(印刷)後やるべき事

  • 印鑑の押印
  • 源泉徴収証の貼り付け
  • ふるさと納税の受領書(領収書)の貼り付け
  • チェックシートの確認

提出用の「確定申告書A第一表」の右上に、押印する場所があります。
※印刷後すぐに押印すると、にじむ場合があるので注意してください。

添付書類台紙には、控除関係の証明書をのり付けします。
※医療控除関係は、封筒に入れて持参。

以上で作成が終わります。

もし、白色申告書をまとめきれない方、わからない方は、無料で出来るオンライン会計が便利です。
やよいの青色申告オンラインがおすすめです。
※青色申告書は有料です。

青色申請は節税できる金額の上限が増えますが、前年度までに税務署に申請する必要があります。
一般の人は利用できません。

先生笑

そんなことはないですよ。
会社が年末調整をした人なら、確定申告が不要なんです。
(サラリーマンやパート、アルバイト)

※購入した時に申請するだけで、その市区町村が代行して税務署に届け出てくれるからです。
先生手

チェックしておきたいのは下記の2点です。
「控除できる金額の上限」
「ワンストップ特例の適用条件」

chekp

これらは下にあります。
必ず確認してくださいね。

まだある個人でも出来る「節税」対策

女性社員

ふるさと納税って、
結局「物を買う」必要があるのよね?

女性社員疑問

お金がかからない節税ってないの?

先生「実は」

ありますよ。