2015年は、ITサービスが変化する年です。
まだ1月にもかかわらず、大きな変化が起きています。
- スマートフォンのSIMフリー化(ロック解除)の義務付け
- MVNO通信事業者への参入会社増加
- windows10の無償アップデート発表
- 自画撮りデジカメの普及
SIMフリー対応のMVNOには、さまざまな会社が多く入っています。
今後も増えるに違いありません。
その中には、日本郵便株式会社やVAIOの名前もあるほどです。
※噂でしかないそうですが、参入の可能性は否定できないそうです。
SIMロック解除手数料が無料になる!?
現時点ではSIMロック解除費用が3000円必要なのはご存知でしょうか?
(ドコモ)
「SIMフリー化はいつなの?」と聞かれますが、
2015年の5月以降の販売機種から義務化という情報が有力のようです。
ロック解除の義務付け法案が正式に導入されれば、無料(すなわちゼロ円)になります。
ただし、動作は保証されないので注意はしましょう。
ロック解除よりも、もともとフリーSIMとして販売されている機種のほうが安全かもしれません。
※サポートが受けられなくなる危険性があるからです。
MVNOの低価格化でどうなる?スマートフォン市場
総務省によると、スマートフォンの端末の保有率は、
携帯端末を持っている人の49.5%です。前年度より20%多くなっています。
引用:総務省|平成25年版 情報通信白書|主な情報通信機器の普及状況(世帯)
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h25/html/nc243110.html
タブレットを入れると、相当な数になります。
今後は、SIMフリー化に伴いますます増えていく気がしますね。
ですが、意外と問題点が多いようです。
格安SIMの普及率はいまだ全体の1%?広がらない理由とは?
2014年の中旬には、格安SIMの普及率が1.1%でした。
中旬といえば、この記事を書いた頃です
→iPhone6の買い替えは待つべき?2015年以降二年縛り・simロックに規制と発表
- 容量に制限がある
- 契約にはクレジットカードが必要な会社がほとんど
- 契約しても郵送になりすぐに使えないことが多い
- 通話をつけると高くなる事もある
- サポートが充実していない
現時点では、もう少し利用者数は多くなっていると思われます。
メインとして持つことでもなく、サブとして持つ人が多いようです。
月額980円のMVNOフリーSIM一見よさそうですが、
落とし穴がたくさんあるのも増えない要因の一つです。
「安いのには理由がある」ではありませんが、格安SIMにはデメリットが多いです。
その理由は、コストを押さえ込んでいるからです。
MVNOは人件費・固定費・設備費用を大幅削減で格安を実現
MVNO(つまり仮想移動体通信事業者)は、回線が間借りです。
ドコモまたは、ソフトバンク(ほぼドコモ)の回線です。
それゆえに、どんな会社でも参入は可能です。
必要なのは、販売店(営業所)だけという仕組みです。
その為、契約してもSIMは郵送だったり、
毎月の支払いはとりはぐれがないクレジット払いのみの対応がほとんどです。
(クレジット会社が請求してくれるので安心)
サポートが少ないのが問題に?
格安SIMの大きな欠点は、サポート面です。
回線が自社管理ではない、機種製造も他社の管轄です。
それゆえにサポートは期待できません。
最近では、サポート料を毎月取る会社もあるくらいです。
その点、三大キャリア(ドコモ・ソフトバンク・au)はサポートが万全です。
サポートの必要性に重点を置くなら、大手3社がいいのかもしれませんね。