2016年から2017年新卒者対象で、
就職活動の期間が制限されています。
ですが、この制限を守るのは大抵大企業であり、
中小企業は守らない会社が圧倒的に多いようです。
期間を制限した目的は、以下のとおりです。
就職活動の期間制限の目的
学生の本分である勉学に集中する期間を増やすのが目的。
今までは、就職活動が長引く学生や、
海外留学している学生が不利になっており問題になっていました。
それを解消するために、政府が経済界に申し入れをして制限が始まりました。
2016年からの採用活動が可能な期間
- 会社説明会の期間
従来12月→3月に変更 - 選考期間(試験や面接など)
従来4月→8月に変更 - 正式内定
従来4月以降→10月
2017年新卒者向けの各社ホームページによる会社説明や募集要項の公開が、
3月1日0時から一斉スタートとなりました。
しかし、内定や採用通知は、外からは分からないため
期間を守らない会社が出てくる可能性も高いようです。
中小企業は早めに内定を出す可能性
中小企業は、大企業よりも就職希望者が少ない事が多く、
いい人材には、早めに内定を通知する傾向にあります。
大企業よりも早く人材を確保するためにも、
そう決断せざるを得ません。
学生にとっては、折角採用された会社に不利にならないように
もらす可能性も低いので明るみに出ない可能性が高いです。
よって、就職競争の波は、従来とは違う法則になるようです。
2016年就職活動は大きな波が3つある
よって、まずは中小企業が採用を早め、
大企業が始まるという形になります。
まずは、中小企業の内定を受け取り、
その次に大企業を受けてみるという学生も多くなります。
もし、大企業にも中小企業にも採用されなかった場合は、
秋頃の再採用という形で採用を再開する可能性もあります。
よって、就職採用ピークは8月頃、
秋頃から冬の始まりまでには、ほぼ決まっているという状況になります。
今までと違った就職活動なので戸惑う学生も多いようですが、
しっかりと把握して就職競争を勝ち取りましょう。
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