ZenFone2(64bit版メインメモリ4GB)を、楽天モバイルで購入しました。
現在メインとしてDesire626を使っていますが、サブ機としてZenFone2を購入。
楽天モバイルのベーシックプランのSIMを差して、アプリ専用として使っています。
買った理由は、メインで使うスマホとは別に、高性能なアプリ専用機が欲しかったからです。
- Desire626:インターネット&電話
- ZenFone2:大容量・高負荷のゲームアプリ
実際に使ってみた感想、そして買った直後に設定した方がいいこと、やるべきことをお届けします。
ZenFone2の特徴とDesire626の比較
比較の前にご確認ください。
まずは筆者が使っているDesire626とZenFone2の比較が主になっている点にご注意ください。
またZenFone2は、メインメモリが2GBと4GBの2種類ありますが「メイン4GB/ストレージ32GB」を選びました。
動作周波数の仕様が「1.83GHz(2GB)」「2.33GHz(4GB)」と違いますので、同じZenFone2でもスペックが変わってきます。
ZenFone2(SIMフリー) | Desire626(SIMフリー) | |
サブ | メイン | |
SIMサイズ | micro SIM | nano SIM |
毎月のコスト | ベーシックプランSMSなし (月額525円) |
3.1GBプラン通話SIM (月額1,600円) |
CPU プロセッサ (頭脳) |
Intel Atom Quad Core Z3580 (2.3GHz) PowerVR G6430 |
MSM8916 1.2GHz クアッドコア |
メインメモリ (机の広さ) |
4GB | 2GB |
ストレージ (記憶容量) |
32GB | 16GB |
ディスプレイ | 5.5インチ 1920×1080ドット |
5.0インチ 1280×720ドット |
バッテリー容量 | 3,000mAh | 2,000mAh |
重量 | 170g | 140g |
おサイフケータイ | なし | なし |
ZenFone2は、SIMカードなしでも動きますが、
一応楽天モバイル最安のベーシックプランで運用しています。
2台でも月額2100円程度です。
通信するときは、基本的に自宅のwifiか、
メインのモバイルデータをbluetoothで共有しています。
補足:「動作周波数」と「メインメモリ」でスマホの動作が違う?
「快適な動きをするスマートフォンを使いたい」
このような方であれば、ハイスペックスマートフォンを選ぶことをおすすめします。
ハイスペックスマートフォンとロースペックって何が違うの?
- ハイスペックスマートフォンの定義は、人それぞれ違いますが・・・
私(筆者)自身は「頭の良さ」と「処理スピードの速さ」と考えています。
アプリが快適に動く環境は重要?
カメラをよく使う人は、高画質をハイスペックと呼ぶこともありますねが、
スマホを実際に使ってみて感じる部分は、「アプリの動き」と「処理するスピード」です。
「アプリの動き」と「処理速度」?
「このアプリ遅いな~」とか、「途中で画面が固まる」みたいなこと?
このような「予期せぬ動作」が一番不平不満を感じるのではないのでしょうか。
たしかに、「アプリがフリーズ」は嫌だな・・・。
アプリの処理はCPUも関係?メインメモリとの違いは?
CPUとメモリの違いは、一般的な例え話でこのように書かれることが多いですね。
CPUとメインメモリの違いは?
- CPUは、人に例えると「頭脳」と呼ばれる考える場所。
- メインメモリは、作業をする机の広さ。
これは、パソコンでの例えですが、スマートフォンも同じと考えていいかと思います。
メモリといっても、「メインメモリ」と「eMMC(ストレージ)」ありますが、
両者は全く別物で「メインメモリの方が頭の良さ」、「eMMCは画像などデータの記憶媒体」になります。
ZenFone2実際に使ってみて感じた良かった性能
まずは「買ってよかったな~」と感じたメリットについてご紹介します。
メリット1:ゲームアプリの起動と処理が早く、動きがなめらか
やはり感じるのは「アプリの起動が早い」のと「動きがなめらか動きをする」という部分です。
ZenFone2とDesire626を比較すると・・・、
- Desire626では、たまに1~3秒ほどアプリが固まることがある。
- ZenFone2では、全体的な動きがスムーズになった。
これは、CPUとメインメモリの両方の性能が、約2倍もアップしているからといえます。
「星のドラゴンクエスト」では、「マルチでぼうけん」と呼ばれる最大4人で一緒に冒険する機能がありますが、表示や動作が良くなっています。
最近のゲームアプリ(RPGやアクションゲーム)は、ゲームデータが大容量で大きな処理を必要とすることが多からといえます。
ロースペック、ミドルスペック、ハイスペックで比べると
ちなみに、ロースペック、ミドルスペック、ハイスペックで比べるとこんな感じです。
スマートフォンの性能(ロースペック、ミドルスペック、ハイスペック)比較
- Nexus7(動作周波数1.3GHz、メインメモリ1GB)では、フリーズして多々落ちる。
- Desire626(動作周波数1.2GHz、メインメモリ2GB)でも、やや読み込みが遅いのと時どき起きるアプリのフリーズが気になっていました。(長時間使っていると、たまに音が出なくなる現象もあります)
- ZenFone2(動作周波数2.3GHz、メインメモリ4GB)は、動作が軽く起動にかかる時間も半分以下。
結論:ゲームアプリには
ZenFone2などのハイスペックスマートフォンがおすすめ
メリット2:バッテリー容量が大きい 電池切れが少なくなる
以前から携帯と比べるとスマートフォンは、電池持ちがとても悪い(短い)という声をよく聞きますね。
画面のサイズが大きいのもありますが、アプリを使う頻度(回数や時間)が長いとやはり消費電力は大きくなってしまいます。
そのため、モバイルバッテリーを持つ人も増えています。(販売するお店も増えましたね)
しかし、最近のスマートフォンは、バッテリーの容量が大きい機種が増えてきています。
電池持ちが長くなれば、モバイルバッテリーを持つ必要もありませんね。
スマホ2台持ちのメリットも「電池持ちの長さ」にある
私(筆者)が、サブ機としてZenFone2を購入したのもバッテリーの持ちにあります。
1台で複数のアプリを使ったり、インターネットを見たり、電話を使っていると、半日で電池切れになっていました。
電池が切れそうになったらモバイルバッテリーで充電していました。
でも、スマホの2台持ちの方が「便利なのかな?」と考えていた事もあります。
一週間使用したところ、モバイルバッテリーで充電することはありません。
(新しいからというのもありますが・・・)
メリット3:画面が大きい(見やすい・押しやすい))
ZenFone2の画面は、5.5インチと若干大きくなっています。
画面が大きい分、見やすさはよくなりました。
小さな画面でインターネットやゲーム画面を見続けると、姿勢が悪くなったり、目が悪くなってしまう可能性が高くなりますので、健康的にもよくありません。
大画面ならある程度目とスマホの距離が離せますので、猫背対策にもいいかもしれません。
ただし、消費電力も高くなりますし、人によっては「持運びが不便」というデメリットを感じるかもしれません。
ZenFone2は、小さなポケットには入りません。
ただし、私のようにモバイルバッテリーを常時持っていた人には、別に気にならないかもしれません。
(どちらも同じような大きさと重さ)
関連記事:モバイルバッテリー(10400mAh)を買ってみた 選んだ理由と使ってみた筆者の感想
ZenFon2の便利機能
スマートフォンには、メーカーや端末独自の機能がついているものが多くなりました。
「これいいな~」と思った機能をピックアップしてみました。
ブルーライト軽減フィルタ:「目の疲れ」や「夜目がさえる」に効果?
スマートフォンやパソコンなどは、「ブルーライト」と呼ばれる液晶画面の青い光が問題視されています。
青い光は、本来の光(可視光線)よりも網膜を傷つけやすいということで、ブルーライトカットを目的としたPCメガネが流行っています。
そういえば、スマホの液晶保護フィルムにもブルーライトカットがあったよ。
普通のと比べると値段が500円くらい高かったな~
ブルーライトは、目へのダメージだけでなく、夜眠れなくなる効果もあるそうなので注意をしたいですね。
ZenFone2には、ブルーライト軽減フィルタが搭載されています。
目の保護のためにも使ってみてはいかがでしょうか。
ブルーライトカット仕様の液晶保護フィルムを買う必要はない?
ブルーライトカット仕様の液晶保護フィルムは、お値段も高いうえに画面が暗く見えることもあるようです。
実際にブルーライト軽減フィルタをオンにすると、画面が黄色がかって見えるね。
「ブルーライトカット」は、文字通り「画面の青い光を少なく」します。
そのため、画面の色が変わったり、暗く見えてしまいます。
軽減フィルタがあるなら、ブルーライトカットが付いたフィルムは必要ないかもね
保護フィルムは張り替える必要が出てきますが、軽減フィルタならオンオフが切り替えられます。
まずは、試してみてはいかがでしょうか。
スクリーンショットを「マルチタスクボタン長押し」に設定できる(追記)
アンドロイドスマートフォンやタブレットのスクリーンショットを撮るには、
「音量ボタン(下)+電源ボタン」の同時長押しをする必要があります。
ボタンの「同時長押し」って結構難しいんだよね。
ボリューム調整の画面がでたり、画面が真っ黒になったり・・・
Zenfon2は、スクリーンショットのシャッターを
「マルチタスクボタンの長押し」に設定することもできます。
「マルチタスクボタン」って何?
スマホの画面下にある「右側の四角いボタン」よ。
「複数のアプリを起動させている時に、切り替えで押すボタン」のことね。
スゴイ!簡単に撮れた・・・
ポケットに入れる時は、「画面をロック」しないと勝手にスクショ
でも、ちょっとしたデメリットがあって・・・
画面をロックしないままポケットに入れていると、ボタンが長押しされてしまうことがあるのよ。
(スクリーンショットを勝手に撮っている)
ポケモンGOアプリのように、常に画面を表示させる必要がある時は注意が必要だね。
ZenFone2でありがちな疑問と解決策
スマートフォンを買う前に一番大切なのは、使い勝手の把握ですね。
自分で使ってみないとわからないからね・・・。
私自身、使っているなかでいろいろ疑問点が出てきました。
困ったことと解決した方法をまとめていきます。
疑問点1:裏ぶたのカバーがなかなか開かない・開けにくい
ZenFon2は、裏面のカバーを外さないとSIMカードが挿入できません。
カバーを外すには、右側面にある「凹部分に爪を入れて開ける」必要があります。
このカバー外しが一番初めに苦労します。
解決方法:カバー開け方・外し方のコツ
それぞれ違うかもしれませんが、
私の場合、スマホ本体の一番端(曲がっている部分)に爪が入りやすかったです。
金属製のドライバーを使うと、傷がつきますのでご注意ください。
疑問2:「SIMカードが挿入されていません」と表示される
調べてみるとZenFoneシリーズは、「3」を除き全体的にSIMカードの認識が悪いようです。
ZenFone3は、カードスロットが引き出しになったようです。
写真のように「SIMカードが挿入されていません」という表示がたびたび出るのです。
SIM落ちといっても、SIMカードが抜け落ちるわけではありません。
その原因としては、カードスロットの形状にあるようです。
SIMスロットの「バネ」が押し返す?
この「SIM落ち」はZenFone2に限らず、ZenFoneGO、2laser、5などでも同じ症状が起こっているようです。
つまり、メーカーの仕様(不具合?)といえます。
インターネットで調べた限りでは、セロハンテープで固定する方や接着剤を使用するという方もいらっしゃるようです。
しかし、これではテープの跡が残ったり、接着剤は最悪SIMが抜けなくなる恐れもあります。
体感では、電源オンをすると「SIMカードが挿入されていません」という表示がでますが、ある程度時間が経つと表示されにくくなります。
慌てて固定する必要はないのかもしれません。
解決策:何もしなくても「2週間ほど放置」で表示が出なくなった(追記)
正確な日数は覚えていませんが、2週間を過ぎたあたりから(?)「SIMカードが挿入されていません」という表示が出てこなくなりました。
「もういいや」と思って、そのままにしていたんですけど・・・
おそらく初めてSIMカードをさしたときに起きる一時的な現象かもしれません。
(不具合ではない可能性があるということです。)
セロハンテープはもちろん、接着剤などは使わないようにしましょう。
※SIMカードは綺麗に返却しないと、手数料を取られる会社もありますのでご注意ください。
しかも、そんな機種を中古で売ろうとすると、買い取り額が安くなる原因にもなります。
SIMが反応しない=通信できない?
もし、SIMカード認識されていない場合、WiFiなどの他回線につながないとインターネット通信ができません。
(インターネットを見ていると接続できないメッセージが出ます)
通信が必要なアプリを使っている状態で
SIMが認識されていないと、回線落ち(ログアウト)する可能性が高いです。
このような場合は、wifiなどで通信回線を確保しておく必要があります。
(自動で切り替えるように設定)
くれぐれもご注意ください。
疑問点3;電源スイッチと音量ボタンはどこにある?(追記)
ZenFon2の電源ボタンは、端末の上部についています。
そして音量ボタンは、背面カメラのレンズ下についています。(裏ぶたの部分)
今まで筆者が使っていったスマートフォンやタブレットは、
「電源スイッチと音量ボタンは側面に付いていた」ため、
初めて触った時は探しました。
でも、慣れれば問題ありません。
電源ボタンの反応がちょっと弱い?
しかし、ZenFon2は電源ボタンの反応がちょっとだけ弱い印象があります。
スイッチを強く押さないと、電源が入らないことがあるんです。
原因:スイッチの突起が「裏ぶた」に付いているから
その原因は、裏ぶたを開けたときに判明しました。
電源ボタンを押す場所が「裏ぶた側」についており、間接的に押す構造になっているため、やや反応が弱い時があるようです。
何度も押すところですので、やや強めに押すと消耗しそうな部分ですね。
ちなみに、音量ボタンは大きく押しやすいため、使い心地は結構いいです。
ZenFon2を購入するときに注意したい事
ここからは、「ZenFon2を購入しようかな?」と迷っている方が、
注意した方がいいことをまとめてみます。
私自身も知らずに驚いたことなどもあります。
注意点1:対応SIMカードのサイズが「microSIM」
ZenFone2で使えるSIMのサイズは、2番目に小さいmicroサイズのSIMカードです。
これは私自身がびっくりしたことです。
購入画面では見過ごしていましたが、SIMを差そうとした瞬間。
(大きいな・・・と)違和感がありました。
近頃のスマートフォンはさらに小さいサイズ「nanoSIM」が多いため、買い足し・機種変更の目的で購入する方は注意が必要です。
nanoSIMは使えない?
ちなみに「Desire626」はnanoSIM(より小さいサイズ)です。
本当はZenFone2で通話SIMを使うつもりでしたが、サイズが違う為できませんでした。
端末とSIMを同時購入しない時は、うっかり違うサイズで契約しないようにしましょう。
アダプターを使うという手もあるようですが、
買う必要がありますし、動作は保障できません。
SIMの交換には手数料が徴収される
SIMフリー版スマートフォンは周波数さえ合っていれば、会社に縛られません。
なのでドコモやソフトバンクのSIM(UMI)カードも使えます。
しかし、SIMの交換には、基本的に手数料が必要です。
格安SIM業者では交換手数料が「2000~3000円」かかります。
ドコモなどの大手でも、同じように交換手数料がかかりますのでご注意ください。
ドコモのSIM(UIM)を使う場合
- ドコモの回線契約がないお客様:新規契約事務手数料3,000円(UIM発行手数料も含む)
- ドコモの回線契約があるお客様:UIMカード発行手数料2,000円
※ドコモではSIMカードをUIMといい、microSIMと同じサイズはminiUIMです。
(nanoUIMもあります。)
詳細:他社製品の携帯電話機などをドコモのSIMカードでご利用する際の手続き | お客様サポート | NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/support/procedure/simcard/other/index.html
ソフトバンクのSIM(UIM)を使う場合の条件
- SoftBank 4GのUSIMカードをご利用の場合
スマ放題のご加入が必要です。 - SoftBank 3G、3G スマートフォンのUSIMカードをご利用の場合
パケット定額サービスの種類に関係なく、定額料の上限が6,156円[5,700円]となります。 - ソフトバンクの回線契約がないお客さま
新規加入事務手数料:3,000円
詳細:他社が販売する携帯電話をソフトバンクで利用する | SIMロック解除、他社製品でのソフトバンクのご利用について確認する | ソフトバンク
http://www.softbank.jp/mobile/support/usim/portout_procedure/
注意点2:おサイフ・ワンセグ機能などがない
ZenFon2はハイスペックとは言いつつも、おサイフケータイやワンセグ(テレビ)などの付加機能はありません。
このような機能が欲しい方は、他のスマートフォンを選びましょう。
SIMフリースマホであれば、これらの機種についています。
おサイフケータイ・ワンセグが付いているSIMフリースマホ
- おサイフケータイ:富士通のarrowsシリーズ、シャープのAQUOSシリーズ、ソニーモバイルのXperia J1 Compact
- ワンセグ:arrows M03、AQUOS mini SH-M03
最後に:スマホを購入するなら、長く使える機種を選ぼう
2017年以降、スマートフォン業界は新機種が出るスピードが遅くなっていく可能性があります。
スマホ業界全体に、国側からの強い規制が始まるからです。
※キャッシュバック禁止や割引規制など、数多く始まり高価なスマートフォンを安価で提供できなくなるため新機種の開発ペースを遅くするメーカーもあるようです。
関連記事:2016年以降「スマホが安く買えない」噂は本当なの?
また、技術的にも「飛躍的に進歩したスマートフォン」というのは出てこなくなっています。
末永く使える機種を買うことで、購入費用を節約する効果もありますので、
長く使える機種を選ぶことが大切かもしれませんね。
管理人レビュー記事一覧
得する情報.comでは、スマートフォンやモバイルWi-Fiのお得な情報も取り揃えています。
管理人自身WEBでこのような情報配信をしていますし、仕事上でも使う為です。
私(管理人)自身が選んで使っている為、
ユーザー目線で感じたことを、ありのまま書いています。
参考にしていただけましたら幸いです。
今使っているのは、Yahoo!Wi-Fiと楽天モバイル、そしてモバイルバッテリーなどです。
スマートフォンやモバイル関係は、ビジネスマンには欠かせないツールですよね。
今検討しているけれど、実際使っている人はどう感じているんだろう?
このような疑問がある方はチェックしてみてくださいね。
※今後もいろんなサービスを利用したら追加していきます。