「スマートフォンは高い」「定価で購入する」という時代は、終わりました。
今や新品のスマートフォンでも購入価格が1万円を切るのも珍しくありません。
でもそれって、「低スペックのスマホ」なんでしょ?
ここでも取り上げてたし。→docomoの最新機種「mono(MO-01J)」一括648円はポケモンGOが遊べるのか?
よくある話じゃん。
そんなことはありませんよ。
ハイスペックスマートフォンでも、1万4000円で新品を購入できましたから。
今回購入したzenfon2のスペック
- intel Atom(64-bit)
- メモリ4GB
- ストレージ32GB
「ZenFone 2」か…結構古めの機種だね
確かにね
でも、スペック的にはお得でしょ?
SIMフリー端末はどこで買うと安い?(2016年11月23日現在の端末価格)
で?どこで買ったの?
楽天モバイル。
ああ、楽天モバイルって、いつも(?)セールでSIMフリー端末を安売りしてるよね
他社格安スマホより、安く買えるからついつい買っちゃったのよ
でも、買う前にちゃんとリサーチしたんでしょ?
あ、あたりまえじゃない。(汗)
購入金額と事務手数料、そして月々の基本料を他社と比べないと「お得な買い物」にならないじゃない
ということで、私がチェックした格安スマホ業者をご紹介します。
楽天モバイル
- 分割払いの条件:楽天カード、VISAカード、MASTERカードのクレジットカード分割のみ対応
- 解約時の分割払いへの影響:なし(クレジットカード会社の分割のため)
- 事務手数料:3,394円
- 解約手数料:通話SIMのみ9800円(13か月目以降は0円)
機種(キャンペーン特価) | 一括 | 分割(24回払い) |
ZenFone2 Laser | 7600円 | 342円×24 |
データSIMの場合 | 12600 | 567円 |
ZenFone GO | 7600円 | 342円 |
データSIMの場合 | 12600 | 567円 |
XperiaJ1Compact (おサイフケータイ) |
27400円 | 1233円 |
データSIMの場合 | 39800円 | 1791円 |
AQUOS SH-RM02 | 19500円 | 877円 |
honor6 Plus | 9600円 | 432円 |
データSIMの場合 | 14600円 | 657円 |
ZenFone2(ZE551ML) 32GBモデル/メインメモリ4GB |
9600円 | 432円 |
データSIMの場合 | 14600円 | 657円 |
64GBモデル/メインメモリ4GB | 12600円 | 567円 |
データSIMの場合 | 17600円 | 792円 |
ZenFone3 | 32800円 | 1476円 |
arrows M03 (おサイフケータイ) |
25,800円 | 1,161円 |
データSIMの場合 | 29,500円 | 1,327円 |
AQUOS mini SH-M03 (おサイフケータイ) |
39,800円 | 1,791円 |
データSIMの場合 | 44,800円 | 2,016円 |
HUAWEI P9lite | 19,980円 | 899円 |
ZTE BLADE E01 | 9,500円 | 427円 |
DMM mobile
- 分割払いの条件:対応
- 解約時の分割払いへの影響あり:解約翌月に一括請求
- 事務手数料:3,000円
- 解約手数料:通話SIMのみ9000円(12か月以降は0円)
機種 | 一括払い | 分割払い(24回払い) |
ASUS ZenFone3 (ZE520KL) |
39,800円 | 2,115円×24 |
arrows M03 (おサイフ) |
33,800円 | 1,797円 |
Moto G4 Plus | 35,800円 | 1,903円 |
HUAWEI P | 50,800円 | |
HUAWEI P9 lite | 19,800円 | |
HUAWEI Y6 | 9,800円 | 521円 |
ZenFone Go | 19,800円 | 1,053円 |
HUAWEI GR5 | 34,800円 | 1,850円 |
arrows M02 | 29,800円 | 1,584円 |
AQUOS SH-M02 | 29,800円 | 1,584円 |
ZenFone 2 Laser | 22,800円 | 1,212円 |
DMMはデビットカードで分割払いができる?
DMM mobileは、DMMアカウントと紐づけられます。
DMMの月額サービスは、デビットカードでも支払いにも対応している為、スマートフォン本体も分割払いに対応しているかもしれません。(要検証)
詳細:DMMモバイルBIGLOBE SIM
数少ないiPhone6(SIMフリー)を購入できる格安スマホ業者です。
歴代iPhoneスペック比較 選び方のまとめ
しかし、メーカー整備品(初期不良の部品を交換したなど)ですので、新品ではなく新古機です。
- 分割払い:対応
- 解約時の分割払いへの影響あり:解約翌月に一括請求
- 事務手数料:3,000円
- 解約手数料:通話SIMのみ8000円(12か月以降は0円)
機種 | 分割払い(24回払い) |
ZenFone3 (ZE520KL) |
1,650円×24回 |
LG G2 mini for BIGLOBE |
530円 |
arrows M03 | 1,490円 |
AQUOS mini SH-M03 | 2,080円 |
Moto G4 Plus | 1,490円 |
HUAWEI P9 lite | 1,240円 |
Moto X Play | 1,840円 |
ZenFone Max | 1,150円 |
iPhone 6 16GB メーカー整備品 |
2,280円 |
iPhone 6 Plus 16GB メーカー整備品 |
1,040円 |
BIGLOBEは一括払いで購入できない?
BIGLOBEのホームページでは、一括払いの金額がわかりませんでした。
分割払いにすると、アシストパックに強制加入です。
24カ月間使えば問題ありませんが、途中で解約すると加算分契約解除料が発生します。
アシストパックPの場合(ZenFone3)
1か月目37,950円~23カ月目1,650円ですので、2年間は解約すると損をする恐れがあります。
U-mobile
U-mobileでは、比較的高スペックのスマートフォンを取り扱っています。
しかし、ほとんどの機種が一括払いにしか対応していないことと、安売りが実施されていないため購入費用が高くなる印象があります。
※2016年6月1日以降、一部の端末の分割販売を一時見合わせております。
端末割賦販売手数料を取られます。
- 分割払い:一部端末のみ分割に対応
- 解約時の分割払いへの影響あり:解約翌月に一括請求
- 事務手数料:3,000円
- 解約手数料:通話SIMのみ6000円(7か月目以降は0円)
機種 | 一括払い | 分割24回払い |
HUAWEI Y6 | 15,980円 | – |
ZenFone Go | 19,800円 | – |
BlackBerry PRIV | 99,800円 | – |
NuAns NEO | 39,800円 | 1,659円(初月のみ7,629円) |
Blade V6 | 26,800円 | – |
arrows M02 | 29,800円 | 1,242円(初月のみ4,470円) |
Desire 626 | 22,800円 | – |
Desire EYE | 52,800円 | – |
Mate S | 79,800円 | – |
ZenFone2 laser | 19,800円 | – |
Ascend G6 | 29,800円 | – |
SIM単体であれば、2ヶ月以内の無料解約ができるトライアルキャンペーンを利用しましょう。
気に入らなければ、2か月以内の解約ができます。
(タダで試せます。)
しかし、SIMだけの提供の為スマートフォンを別に用意する必要があります。
詳細:U-mobileNifMo
- 分割払い:NifMoとは別にジャックスとの契約が必要(電話でのクレジット審査あり)
- 解約時の分割払いへの影響なし:ジャックスから請求の為
- 事務手数料:3,000円
- 解約手数料:通話SIMのみ8000円(7か月目以降は0円)
機種 | 一括 | 分割(24回払い) |
ZenFone3 | 37,778円 | 1,575円 |
HUAWEI P9 lite | 26,667円 | 1,112円 |
ZenFone 3 Laser | 26,667円 | 1,112円 |
arrows M03 | 35,556円 | 1,482円 |
ZenFone Go | 18,889円 | 1,575円 |
SAMURAI KIWAMI | 42,223円 | 1,760円 |
ZenFone 2 Laser | 9,800円のみ | |
arrows M02 | 33,334円 | 1,389円 |
Y!mobile
Y!mobileは、ソフトバンクと同系列ですが、ソフトバクスマートフォンをそのまま使うことができないと表示されています。
ソフトバンクで購入したスマートフォンであっても、SIMロックを解除する必要があります。
ただし、SIMフリー端末であれば他社で買っても、周波数に対応していればそのまま使えます。
- 分割払い:クレジットカード
- 解約時の分割払いへの影響:なし
- 事務手数料:3,000円
- 解約手数料:契約更新月(25か月目のみ)以外の解約で9,500円
※Y!mobileは、他の格安スマホと違い解約期間が1か月間と短いです。
解約しないと自動更新になりますのでご注意ください。
一括 | 分割 | |
Android One(507SH) | 51,840円 | 実質負担金1,620円×24回 |
DIGNO E | 32,400円 | 2,138円×12回 |
Nexus 5X | 38,988円 | 1,620円×24回 |
LUMIERE | 38,988円 | 1,620円×24回 |
DIGNO C | 31,212円 | 1,296円×24回 |
※実質負担金1は、月額割引を使用したスマホプランSの場合です。
UQ mobile
UQ mobileは、数少ないau回線が使える格安スマホ業者です。
ですので、契約する際にはau回線対応(CDMA2000)のスマートフォンを持っていなければいけません。
もし、持っていなくても、UQ mobileの「公式ページで販売されている機種(下のSIMフリー端末)」「動作を確認している機種」を他で購入しても使えます。
※ただし、ご自身でAPN番号を設定(ネットワーク設定)する必要があります。
(このような設定が不安な方は、UQ mobileで買うと設定が済んでいますので安心です。)
- 分割払い:クレジットカード
- 解約時の分割払いへの影響あり:アシスト解除料が発生(最大50,400円)
- 事務手数料:3,000円
- 解約手数料:通話SIMのみ9500円(13か月目以降は0円)
一括 | 分割 | |
ZenFone 3 Laser | 19,800円 | 7,800円+500×24回 |
P9 lite PREMIUM | 28,900円 | 100円+1200×24回 |
Alcatel IDOL | 426,800円 | 7,600円+800×24回 |
ZenFone 3 Deluxe | 50,800円 | 5,200円+1980×24回 |
ZenFone 3 | 34,800円 | 1,200円+1400×24回 |
LG X screen | 34,900円 | 100円+1450×24回 |
ZenFone 2Laser | 18,100円 | 100円+750×24回 |
ZenFone Go | 16,900円 | 100円+700円 |
DIGNO L | 43,300円 | 100円+1800円 |
arrows M03 | 33,800円 | 5,000円+1200 |
arrows M02 | 34,800円 | 0円+1450 |
端末購入アシスト利用時は月々の分割料金で割引がある端末もあります。
※しかし、24か月以内の解約は、アシスト解除料(最大50,400円)が発生します。
短期間の使用を考えている方は、その点にご注意ください。
詳細:UQ mobile
TONE
- 分割払い:クレジット会社の分割払い
- 解約時の分割払いへの影なしり:クレジットカードでの支払いのため
- 事務手数料:3,000円、090音声オプションは別途「契約事務手数料1,500円」が必要(合計4500円)
- 解約手数料: 9,800円(24か月)
TONEは、TUTAYA(ツタヤ)が運営するの中古スマートフォンチェーン店です。
利用額によって「Tポイント」がもらえる(200円につき1ポイント)ため、節約したい人にはいいかもしれません。
TUTAYAならではの特徴的なキャンペーン(旧作DVDが毎月1枚無料でレンタルできるクーポンがもらえる)もあったりします。
しかし、ほとんどの端末は「店舗で買取した中古スマートフォン」か「TONEオリジナルスマートフォン」です。
※中古スマートフォンは、SIM取り扱い店舗のみで購入できます。
幅広い機種から選べますので、新品にこだわらない方は店舗で購入してもいいかもしれません。
- TONEm15 29,800円
- TONEm14 19,800円
SIMフリースマホを購入する前に「ここだけは要チェック」
ところでさ、SIMフリーの端末なら
1台でドコモやソフトバンクと契約できるってこと?
基本的には、その考えであってます。
ただし、例外があって「au(KDDI)の回線」は使えない端末が多いです。
紛らわしいですね
auだけが違うのは
電話回線の通信方式が全く違うからです。
ドコモ・ソフトバンク回線は「W-CDMA」、au回線は「CDMA2000」
SIMフリースマートフォンが、
全ての会社(docomo,au,softbank)の回線で使えるというわけではありません。
日本ではauだけが「CDMA2000」という通話方式をとっています。
「実質的に2種類に分けられる」と覚えておくといいかもしれません。/p>
- 「docomoとソフトバク回線で使えるSIMフリー端末」
- 「au回線だけで使えるSIMフリー端末」
通話方式ということは、インターネットはできるの?
インターネット上の情報を見ていると、「出来ないことはない」ようです。
ですが、電波法違反にもなりかねないという情報がありました。
そういう使い方は、おすすめできません
au回線を使うなら、「CDMA2000」に対応しているスマートフォンを選ぶようにしましょう。
mineoとUQmobileがau回線に対応しています。
スマホ端末の価格は総額
「端末代金+事務手数料+月額料金(+解約金)」で考る
ほとんどの場合、スマートフォン単体で買うわけではありません。
なので、端末の価格にプラスして「事務手数料や月額料金」、解約手数料で考えるべきです。
解約手数料・最低利用期間は必ずチェック
スマートフォン本体だけが欲しいんだけど・・・すぐに解約してもいいの?
すぐ解約することもできますが、解約手数料が発生するプランがあります。
解約手数料?
大抵は、音声通話SIMに最低試用期間が設定されています。
契約すると6か月~12か月の間は解約手数料が取られます。
12か月=1年か・・・
すぐに解約する予定があるなら、データ専用SIMで契約しましょう
例えば、楽天モバイルならベーシックプラン月額525円がいいかもしれませんね。
「データ専用SIM」と「音声通話付きSIM」は規格が違う
ただし、「データ専用SIMから通話SIMに変更したい」
「通話SIMをデータ専用に変更したい」というよな「データ・音声」のプラン変更はできません。
SIMそのものを交換する必要があります。
「SIM交換手数料3000円」が取られますので慎重に選びましょう。
スマートフォンのセット割には高額な違約金も追加で発生
また、一部の業者では、2年以内に解約すると音声通話プランの解約金以外にも違約金が取られます。
2年間って長いすぎる。
それはどの会社なの?
BIGLOBEのアシストパックです。
1か月目37,950円~23カ月目1,650円の解約違約金が発生します。
そしてY!mobileも・・・
解約金の他に、分割払いが「強制的に一括請求」される会社もある
スマートフォンを分割で購入にすると、基本的に12~24回払いになりますが、
解約すると一括払いになってしまう会社がほとんどです。
(楽天モバイルやTONEなど、クレジットカード会社からの分割払いは除きます)
ということは、
解約手数料+分割の残債がいっぺんに請求されてしまうんだね。
まとめ:やっぱり安いのは「楽天モバイル」のキャンペーン割引
楽天モバイルであれば、SIMフリースマートフォンがキャンペーン特価で購入できます。
私自身も、「Desire626」「Zenfon2」の2台ともキャンペーンで1万5千円程度で購入しています。
さらに今回(Zenfon2)は基本料500円のベーシックプランで契約していました。
なぜか最安プランなのか(500kbpsでいいのか)といいますと、
「一カ月間の使用パケット量が1GB未満だったから」です。
楽天モバイルでは、データ通信量が残ったら翌月に繰り越しがありますが、
先週チェックをしたら、6GBも残っていたんです。
(楽天モバイルの繰り越し上限は「契約プランの1カ月分の容量まで」なので、繰り越されているパケット量は3.1GB)
これはもう、「テザリングすればいいかな」と思ったわけです
楽天モバイル唯一のデメリットは、「シェアできない」
他社であれば、同一名義のSIM同士でパケットがシェアできる会社もあります。
楽天モバイルには、このようなシェアしたり、ファミリープランなどもありません。
もしあれば、テザリングする必要もありませんし、別々の場所で使うこともできます。
そういうこと(パケットシェア)ができないので、テザリングするか、自宅のWiFiで通信するかを想定しています。