iphonese比較

2016年3月24日16時、ついにiPhoneSEの予約が開始されます。
※販売開始は、3月31日です。(受け渡し開始)

iPhoneSEは、iPhone6(s)よりも小さめですが、スペックはほぼ同等です。
チップは最新のA9を使っていますので頭の良さは6Sシリーズとほぼ変わりません。

それでも、価格は5Sより6,000円も安くなっています。(16GBのみ)

  • 16GB:52,800円(5Sの価格は58,800円)
  • 64GB:64,800円
iPhoneSEの購入画面
※AppleCare+(サポート延長)12,800円 (税別)を付けたり、消費税を入れると実際の価格は高くなります。

若干機能が異なりますので、迷う方もいらっしゃるかもしれません。
iPhone6SPlus~5sまでスペックと何が違うのかを比較してみました。

当ページで取り扱っているシリーズ

  • iPhone SE
  • iPhone 5s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone 6s
  • iPhone 6 Plus
  • iPhone 6
注意事項
このページのスペックはApple公式サイトの数値を参照しています。

価格やスペックは、SIMフリー端末の数値を記載しています。

キャリア版(ドコモ、ソフトバンク、au)の端末とは異なる場合がございます。
あらかじめご了承ください。

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SEの価格は2種類 ストレージ(容量)で選ぶ

iPhoneSEの購入価格は、ストレージ(保存できるスペース)で異なります。

64GBは12,000円高くなりますが、保存量が4倍です。
(アプリのダウンロード量・画像・写真・動画など)

アプリを結構使う予定のある方、写真や動画を撮影することが多い方は64GBを選ぶことをおすすめします。
※外部メモリを使うと保存できる量は増やせます。

 

歴代iPhone価格比較表

16GB 64GB 128GB
iPhone SE 52,800円 64,800円 なし
iPhone 5s(販売終了) 58,800円 64,800円 なし
iPhone 6s Plus 98800円 110800円 122800円
iPhone 6s 86800円 98800円 110800円
iPhone 6 Plus 86800円 98800円 なし
iPhone 6 74800円 86800円 なし

iPhone SEは5sよりも6000円も安くなっています。
Apple公式ショップのiPhone5s販売停止は、これを受けてのことだと思われます。

今後セール品としてiPhone5sの在庫処分を行うかもしれません。

※安いiPhoneをお望みであれば、待つのもいいでしょう。
(ただし、スペックは低いです)

BIGLOBEでiPhone6+SIMのセットで販売開始

格安スマホとして、iPhone6の整備品を安く買うことができる業者が出てきました。
2016年12月現在は、BIGLOBEだけのようです。
詳細:BIGLOBE SIM ※整備品(初期不良の端末をAppleが部品交換した端末)は数が少なく、数量限定です。
手に入れたい方は、早めの申し込みがいいかもしれません。

chekp

メーカー保証もありますので、安心して購入できるのもいいですね。

 

カラーは4種類

iPhone5sは2種類でしたが、SEは4種類から選べます。

  • シルバー
  • ゴールド
  • スペースグレイ
  • ローズゴールド

ここ最近iPhoneのカラーは、iPhone 6sから4種類になっています。
この流れを見ると、今後Appleが新しく発売する機種もこの4種類と想定できます。

歴代iPhoneカラー比較表

シルバー ゴールド スペースグレイ ローズゴールド
iPhone SE
iPhone 5s(販売終了)
iPhone 6splus
iPhone 6s
iPhone 6plus
iPhone 6

チップはPhone6Sシリーズと同じ「A9」

iPhoneのチップとは、いわゆる頭脳のことです。

最新のiPhoneチップを使っています(2016年3月時点)ので、小さいながらもいい仕事をしてくれます。

ちなみにiPhone5sはA7チップですので、2世代も前のスペックです。
5S所有者がSEに変えると、その速度に驚くことでしょう。

 

歴代iPhoneチップ(頭脳)比較表

チップ
iPhone SE A9
iPhone 5s(販売終了) A7
iPhone 6s Plus A9
iPhone 6s A9
iPhone 6 Plus A8
iPhone 6 A8

iPhone SEは5sよりも低価格なのにスペックが高くなっています。

 

大きさは5Sと同じ、重さは1g軽い

iPhoneSEと5Sの本体サイズは同じです。
小さいiPhoneといっても、使い心地を考えるとこのサイズがいいのでしょう。

今のスマートフォンは、大きいタイプが主流です。
小さすぎると使いにくく感じてしまう可能性もあるため、大きさは変えなかったようです。

とはいえ、厚さをもう少し減らしてほしいというのが本音かもしれません。
iPhone 6シリーズの7.1mmより薄くなるという噂もありましたが、5Sと同等という結果のようです。

 

歴代iPhone本体サイズ比較表

高さ 厚さ 重量
iPhone SE 123.8mm 58.6mm 7.6mm 113g
iPhone 5s(販売終了) 123.8mm 58.6mm 7.6mm 112g
iPhone 6s Plus 158.2mm 77.9mm 7.3mm 192g
iPhone 6s 138.3mm 67.1mm 7.1mm 143g
iPhone 6 Plus 158.1mm 77.8mm 7.1mm 172g
iPhone 6 138.1mm 67.0mm 6.9mm 129g

iPhone SEの重さは、片手で持って操作することを想定しているようです。

 

画面(ディスプレイ)はiPhone5S相当

画面はRetina HDディスプレイですが、iPhone 6シリーズよりも劣ります。
iPhone 5S相当とお考えください。(Retinaディスプレイ)

また、6Sに登場した「3D Touch(感圧タッチパネル)」は搭載されていません。

画面の解像度(画質)はよくない?

SEの画面には、デュアルドメインピクセルが付いていません。
※広視野角ディスプレイと呼ばれ、どの角度から見ても色や画質が綺麗になる技術。

iPhone6シリーズ以上をお持ちの方には、画面の綺麗さは低く感じるかもしれません。

歴代iPhoneディスプレイ比較表

ディスプレイの種類 3D Touch搭載 解像度
(単位:ピクセル)
デュアルドメインピクセル
(広視野角対応)
iPhone SE Retinaディスプレイ 1,136×640
(326ppi)
iPhone 5s(販売終了) Retinaディスプレイ 1,136×640
(326ppi)
iPhone 6s Plus Retina HDディスプレイ 1,920×1,080
(401ppi)
iPhone 6s Retina HDディスプレイ 1,334×750
(326ppi)
iPhone 6 Plus Retina HDディスプレイ 1,920×1,080
(401ppi)
iPhone 6 Retina HDディスプレイ 1,334×750
(326ppi)

バッテリー(電池容量)は6Sと同等クラス

電池持ちがiPhone 6sよりも長くなっています。(動画連続再生:SE13時間、6S11時間)
これは、画面が小さくなったメリットといえるでしょう。(バッテリーそのものは変わりません。)

チップは同じですが画面が小さい分、消費電力が小さくなっていることがわかります。
長持ちするのは、うれしい利点といえます。

5Sよりも大容量、なのに重さは軽い

5Sとの違いは歴然です。
まず、連続通話が+4時間になり、オーディオの連続再生は10時間も延長しています。

主に通話を使う方は、電池持ちに驚くことでしょう。
チップだけでなく、電池性能も向上していますので買い替える理由になると思われます。

 

歴代iPhoneバッテリー比較表

連続通話時間
(3G使用時)
連続待受時間 インターネット連続利用 動画再生 オーディオ再生
iPhone SE 14時間 10日間
  • 3G:12時間
  • 4G LTE:13時間
  • Wi-Fi:13時間
13時間 50時間
iPhone 5s(販売終了) 10時間 10日間
  • 3G:8時間
  • 4G LTE:10時間
  • Wi-Fi:10時間
10時間 40時間
iPhone 6s Plus 24時間 16日間
  • 3G:12時間
  • 4G LTE:12時間
  • Wi-Fi:12時間
14時間 80時間
iPhone 6s 14時間 10日間
  • 3G:最大10時間
  • 4G LTE:最大10時間
  • Wi-Fi:最大11時間
11時間 50時間
iPhone 6 Plus 24時間 16日間
  • 3G:最大12時間
  • 4G LTE:最大12時間
  • Wi-Fi:最大12時間
14時間 80時間
iPhone 6 14時間 10日間
  • 3G:最大10時間
  • 4G LTE:最大10時間
  • Wi-Fi:最大11時間
11時間 50時間

※いずれも、Apple発表の最大時間です。

バッテリーは消耗品です。
使用していると劣化するため、使用できる時間は徐々に少なくなります。
(特に中古品をご購入の方は、この点にご注意ください。)

買い替えず長期間使う予定の方は交換も視野に入れましょう。

関連カテゴリ:モバイルバッテリーの選び方

 

背面カメラ(iSightカメラ)はiPhone6と同等

iSightカメラとは、iOS(Appleが作っているシステム)の端末にある端末のカバー部分についた背面カメラのことです。(一般的に写真・動画を再生するカメラ)

6Sよりも劣っていますが、6と同等程度といえます。
ただし、動画撮影機能は6Sシリーズと同等クラスといえます。(4K動画撮影、再生ズームが可能)

歴代iPhone 背面カメラ比較表

ピクセル 開口部
(絞り)
Retina Flash ビデオの自動HDR 4Kビデオ撮影 再生ズーム
iPhone SE 1.2メガ ƒ/2.4 なし
iPhone 5s(販売終了) 1.2メガ ƒ/2.4 なし なし なし なし
iPhone 6s Plus 5メガ ƒ/2.2
iPhone 6s 5メガ ƒ/2.2
iPhone 6 Plus 1.2メガ ƒ/2.2 なし なし
iPhone 6 1.2メガ ƒ/2.2 なし なし

前面カメラ(FaceTimeカメラ)も6Sと同等

FaceTimeカメラとは、液晶部分についているカメラのことです。
ビデオ通話やチャット、セルフショットで使うことが多いです。

こちらも、iPhone6sと同等クラスとお考えください。

 

歴代iPhone 前面カメラ比較表

ピクセル 開口部
(絞り)
Retina Flash
iPhone SE 1.2メガ ƒ/2.4
iPhone 5s(販売終了) 1.2メガ ƒ/2.4 なし
iPhone 6s Plus 5メガ ƒ/2.2
iPhone 6s 5メガ ƒ/2.2
iPhone 6 Plus 1.2メガ ƒ/2.2 なし
iPhone 6 1.2メガ ƒ/2.2 なし

 

その他のスペック

iPhoneSEは、VoLTE、NFCに対応しています。
※5sでは対応していませんでした。

NFCは、iPhone Pay(決済)で使う可能性が高まっています。

 

VoLTE(ボルテ)とは、通話をする時の機能

LTE回線(高速通信)を使うことで、インターネット画面を見ながら通話をしたり、音声品質を高めます。

※相手側の端末がVoLTEに対応している必要があります。

 

NFCとは、非接触型の通信のこと

おサイフケータイのフェリカに似た機能で、端末にかざすだけで通信を行う機能です。

日本ではあまり使われていませんが、2020年の東京オリンピックまでに対応させると発表しています。

関連記事:iPhone6のおサイフケータイが2020年オリンピックまでに対応

 

SEには気圧計が付いていない

気圧計を使う方は注意が必要です。
6以降標準装備でしたが、SEにはついていません。

気圧計の使い道は?

iPhone6以降についている気圧計は、現在いる地域(高度)の気圧を測定してくれます。
※天気予報と一緒に表示されるようです。

現在の地点が、低気圧なのか高気圧なのかがわかり、これから天気が悪くなるのかどうかがリアルタイムにわかります。

ただし、利用頻度は少なく使っている人は限られる機能といえます。

 

以上です。
歴代iPhoneとの大きな違いについてまとめました。

比較の参考にご利用ください。

 

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