『車を買いたいけれど、新車は高い!中古でいいよね。』
こんなあなたに朗報です。
経済産業省は、2016年中に自動車リサイクル法を改正し、
新車購入者を対象に割引制度を始めると発表しました。
現在、義務付けているリサイクル料金1万円~1万8千円を割引する。
割引率は、メーカーの車種ごとに変化し、
再生材を使用した車は全額免除する方針も打ち出しました。
2017年4月に実施される
「消費税増税前の駆け込み需要を増やす狙い」もあるようです。
【改正の理由】リサイクル法適用後、100億円の余業金が発生
なぜこのような割引制度が開始されるのでしょうか?
理由としてあげられたのが、
現在、車を購入する際に支払っているリサイクル料が、
100億円も宙に浮いている(余っている)ことにあります。
なぜ100億円も余るのでしょうか?
購入した車を解体する時に、かかる費用として、
リサイクル料金を収集していました。
車が解体されずに輸出されたり、技術向上により費用が安くなったことが要因です。
再生材を使用している車を購入すると全額免除も!
リサイクル料金の割引率は、主に再生材の割合で判断されます。
製造で使用しているプラスチック原料が、
リサイクル法に適用している割合であれば、割引が発生します。
ある一定の割合を超えた場合、全額免除(0円)になる可能性もあります。
※現段階ではまだ未定。
正式な改正は、2015年中には国会で審議予定
ですが、まだ詳細は煮詰まっていません。
現時点では、2016年中にリサイクル法を改正したいという意思表示だけで発表されています。
もしかすると、今後変わるかもしれません。
その時は、また別にお知らせいたします。
今年車を購入予定の方は、来年に待ってみてはいかがでしょうか?