冬寒くなると、体が冷えてしまいます。
お風呂に入って温まろうと、熱めのお湯に入る人も多いかもしれません。
ですが、お年を召した方は、
あまりにも温度差があるお湯はヒートショックに注意が必要です。
特に冬場、高齢者に多いといわれている。
入浴する時は、なるべく温度差を縮める必要があります。
今回は、そんな入浴と心肺停止の関係・対策をご紹介します。
年間約14,000人が入浴が原因で心肺停止に?
全国の高齢者が交通事故で死亡した人数は、
2014年は4000人ほどです。
それに比べると入浴時の心肺停止が14000人ですから、
3倍以上も膨れ上がっています。
参照:高齢者の入浴事故はどうして起こるのか?―特徴と対策―東京都健康長寿医療センター研究所
http://www.tmghig.jp/J_TMIG/topics/topics_184.html
特に西日本に集中している
日本全国の入浴心肺停止は西日本がワースト10を独占しています。
- 香川県
- 兵庫県
- 滋賀県
- 和歌山県
- 島根県
- 愛媛県
- 京都府
- 奈良県
- 佐賀県
その理由には、いくつか原因があります。
西日本と東日本は暖房設備が大きく異なるのが原因
ヒートショックになる理由は、3つあります。
- 普段の室温
- 脱衣所の室温
- お湯の温度
これらが東日本の家よりも、差が激しいということです。
1月のヒートショックは8月の10倍に?
1月は、最も冷えてくる時期です。
その分、多くなりがちです。
入浴する時は、脱衣所とお風呂場の室温を高める必要があります。
東日本の家は、家全体が暖かい
雪国の家では、家全体が暖かくなるような設備が整っています。
長い間氷点下を下回ることもあり、
暖房設備が充実するだけでなく、熱を逃がさない構造になっています。
もちろん脱衣所や風呂場、トイレも極端な温度差になりにくいのです。
それに比べると、西日本の家は冬の寒さを軽視していると推測されています。
西日本の冬は短いからといって、油断するのは禁物です。
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え?そんなに続くの
春になっても油断できませんので、
風邪などの病気にならないように気を付けなくてはいけませんね。
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