2014年12月から、インフルエンザ患者数が急増中です。
各都道府県でも、
警報レベルの地域は、173ヶ所(1道1都2府29県)
注意報レベルの地域は、268ヶ所(1道1都2府41県)となっています。
参照:平成26年度 今冬のインフルエンザ総合対策について|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/
2015年1月9日現在、多く流行しているのは、香港A型と呼ばれるウイルスです。
香港A型インフルエンザは流行が予想されるウイルスです
香港A型は、A(H3N2)亜型とも呼ばれています。
過去の事例を見ると、A型ウイルスはもともと流行りやすい傾向があります。
過去香港では50万人
アメリカでは500万人の感染が確認されています。
ただこれは流行りだした頃、過去のデータです。
そこまで気にすることはありませんが、
家族が感染すれば、慎重に看護しなくてはいけません。
インフルエンザ予防対策の5カ条
インフルエンザの予防に効果的な対策は、この5つです。
- 予防接種
- 手洗い
- マスク
- 室温の調整
- 湿度の管理
予防接種は受ける
予防接種は、お子さんや高齢者が、早めに受けると効果があります。
(感染しても、ワクチン免疫があれば軽症で済む場合があります)
ある程度免疫力のある大人でも、効果はあります。
インフルエンザの本格的なピーク時は2月~3月です。
それまでに、受けておくと効果的です。
※一番いいのは、流行るウイルスが判明する11月~12月初旬頃。
手洗いとマスクでウイルスの進入はほとんど防げる
風邪ウイルスの主な感染経路は、2パターンです。
- くしゃみによる飛まつ感染
- 手に付いたウイルスからの感染
くしゃみによる感染は、マスクで防げますし、
手に付いたウイルスは、手洗いで防ぐことができます。
寒いからといって、手洗いをしていないと感染する可能性もあります。
室内を暖めて防止
一定の室温で部屋を暖めるのは、
体の冷えから来る免疫力の低下を防止します。
そもそも風邪というのは、寒さから来ます。
万病の元と呼ばれるのは、
風邪にかかると、免疫力が低下し、他の病気を併発するからです。
「体の冷えによるインフルエンザ感染も見過ごせない」ということです。
湿度の調整で防止
インフルエンザウイルスは、乾燥に強く、湿度に弱い性質があります。
冬は暖房器具を使うことによる乾燥が激しい時期です。
一定の湿度(50%~60%)を保つと、
室内のウイルスも半減するといわれています。
家庭でも設置するだけでなく、
健康意識の強い企業も、加湿器を利用する傾向にあり注目されています。