スマートフォンといえば、おサイフケータイがあると便利ですね。
SuicaやEdy、nanacoにWAONなど、スマホをかざすだけでお支払いが出来るアプリです。
あなたも実際に使った事があるのではないでしょうか?
使った事がなくても、支払いを見たことはありますよね。
残高や入金もスマートフォンの操作で簡単に出来るので、利用者・利用店舗共に多いのが特徴です。
FeliCa Networksの発表によると、
おサイフケータイ対応端末を使っている人は、日本だけで4669万人にも上るとのことです。
(FeliCa Networks:おサイフケータイの技術”FeliCa”を提供している会社)
スマートフォン利用者の96%、フィーチャーフォン(ガラパゴス携帯)利用者の43%というデータがあります。
そのうちの約30%が、実際におサイフケータイを使っています。
年齢と性別に見ると、20~60代の男性は30%以上と多くの人が利用しているのがわかります。
このようなデータを見ると、おさいふケータイに対応していない機種は、なんだか乗り遅れた感じをしてしまいますね。
しかし、最近のスマートフォンには、おサイフケータイが付いていない機種もたくさんあります。iPhoneは、ほとんどの機種が全滅です。
特に格安スマートフォンと呼ばれている「安いプランを提供する会社(MVNO)」で買うと、ほとんどの機種がお財布ケータイに対応していません。
おサイフケータイが使えないスマホ端末(FeliCa非対応)でも、まるでおサイフ感覚で使う方法をご紹介します。
手順その1:カードが入るスマホカバーを使う
スマートフォンの機種にもよりますが、カードフォルダーが付いているカバーが販売されています。
カードが入るポケットが付いているものも用意されていますので、Edyカードやnanacoカードを入れておくとレジにかざせます。(シャリーン)
Edyカードは、楽天オフィシャルショップで100円で購入できます(送料無料)し、他のカードも300円程度で購入できますし、その他のカードも安く手に入ります。
発行手数料一覧 | 購入先 | |
Edy | 100円 | オフィシャルショップ |
WAON | 300円 | 店頭販売 |
おさいふPonta(JCB) | 0円 | 店頭配布 |
nanaco | 300円 | 店頭販売 |
Suica | 500円 (デポジット※カード返却で返金される) |
JR窓口 |
カバー自体は1000円~2000円程度で売られています(価格調査:ドンキホーテ店舗)ので、探してみてはいかがでしょうか?
準備その2:残高照会アプリを使う(NFC対応)
おサイフケータイ払いを使うには、FeliCa対応機種でなければいけません。
ですが、Felica(フェリカ)がスマホについていなくても、NFC対応のアプリを使うと残高照会は出来るアプリがあります。
※NFC非対応の場合、使えませんのでご注意ください。
NFCの読み取り機能が付いているスマートフォンは”意外と多い”のでチェックしてみてください。
Felicaと同じ非接触タイプで、近くにある機器と通信ができます。
※Felicaは日本独自の技術のため、海外ではおサイフ機能は使えません。
あなたのスマホはNFC対応?チェックする方法
NFCは日本独自のフェリカと違って、安価に提供されている技術です。
スマートフォンの機種による事が多いですが、『2020年の東京オリンピックまでにNFC決済を普及させる』という政府の方針があるため、2015年以降に発売された機種には付いている事が多いです。
あなたのスマートフォンが、NFC対応なのかをチェックしてみましょう。
以下は私が持っているスマートフォンDesire626(楽天モバイル)でNFCが使えるかどうかをチェックする方法ですが、参考にいただけましたら幸いです。
- 設定画面を開く
- ワイヤレスとネットワークの詳細を開く
- NFCと表示されると使える端末です。(ONにすると読み取りが可能です)
※Wi-FiやBluetoothが表示されている画面に「NFCがなければ」搭載されていないスマートフォン端末です。
アプリをダウンロードしても残高読み取りは出来ません。
長財布にスマホを長期間入れるのは禁物?
スマートフォンは電波を飛ばしていますので、クレジットカードやキャッシュカードの磁気がなくなる恐れもあります。
私は財布とスマートフォンを同じバックに入れていることもあるため、何度かカードの磁気が、無効になっている体験をしています。
ネット銀行のキャッシュカードが読み込めないと不便ですので、注意をしたいですね。(ICチップ対応でも)
そういうデメリットもありますので、磁気カードとスマホはあまりくっつけてしまうとダメみたいです。くれぐれもご注意ください。(フェリカやバーコードタイプは問題ないと思われます。)
将来は、世界標準のNFC決済がメインに
今おサイフケータイを持っていなくても、将来的にはレジ決済に使える可能性はあります。
今は2016年ですから、あと4年後の2020年にはNFC払いが使えると予想されます。
そうなると、今おサイフケータイが使えないスマートフォンを買っても将来は使える可能性が高いのです。(確実ではありませんが・・・)
先ほど書いたとおり、政府がNFC導入を進めているからです。
東京オリンピックで世界から人が集まる前に、あらゆる面で国際基準にする事が課題になっています。
そういった点で、今使えないスマートフォンしか持っていなくても、将来は期待できそうですね。
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