お正月の飾りといえばこれらが有名です。
地方によっては、他にも様々ありますが、
なぜ飾るのか意味をきちんと理解しながら飾る事で、
よりいっそうお正月を楽しむことが肝心です。
それぞれの意味を見てみましょう。
正月飾りは12月28日までに飾るべき理由
29日に飾ると「翌年も二重に苦しむ」
大晦日に飾ると「一夜飾り」といわれています。
どれも簡単に飾る事が出来ますので、
早めに準備を行いましょう。
鏡餅は年神様へのお供え物
お供えする物でもあり、
鏡開きに神様のご利益が付いたお餅を食べる物でもあります。
- 橙(みかん)→家が子宝に恵まれ繁盛し、代々続くようにという願いを込めるもの
- 昆布→子供がすくすく成長し、家族がよろこぶ事が多いように願うもの
- 裏白→表が緑で裏が白い植物を使い、裏表がない事(潔白)をあらわす
- 譲葉→親子草を使い、子孫繁栄の意味
- 伊勢海老→腰が曲がるほど長生きをする願い
- 末広→子々孫々への繁栄
- 干し柿→家族の結束
近頃は、鏡餅の形の一式揃ったプラスチックの鏡餅が多くなり、
自宅でわざわざお餅を作ったり、飾りを集める必要がなくなりました。
個装された袋が入ったり、真空パックに包まれた鏡餅商品も多いですね。
しめ飾りはお正月中に不浄の邪気を入れないための物
お正月は、家に神様が入ってきます。
しめ飾りを玄関に飾る事で、その他の邪気が入らないようにする効果があります。
旧年の秋に収穫した稲の茎で作るのが、古来の作り方ですが、
現在ではスーパーで買うのがほとんどです。
車用のしめ飾りも売られています。
無事故を祈るためにも、いいかもしれません。
台所や水道の蛇口には輪飾り
- 台所には、火の神様
- 水道には、水の神様
が、お正月にはいらっしゃいます。
輪飾りを行うことで、清められた水(若水)を汲むといいといわれています。
門松は、神様を呼び込むための目印
三大縁起物の一つである門松を、
飾らなくなったご家庭が多くなりました。
その原因の一つは、アパートやマンションなどの
集合住宅に住んでいる方が多くなり、場所がなくなったからです。
門松の絵を紙に書いて、
家の門にはる事でも効果があります。
この機会に始めてはいかがでしょうか?
お正月の雑学
何でお正月って、みんなでお祝いするんだろ?
1年の始まりを盛大に、祝福しているのよ 景気づけという意味合いもあるの
それって本当?