好適環境水をご存知でしょうか?
主に魚の養殖に使われる水ですが、
淡水魚と海水魚を一度に飼育可能にする画期的な魔法水なんです。
好適環境水は、農業にも使われ始め今注目のお水なんです。
好適環境水の養殖事例は少数だが見込みはある
岡山理科大学が先駆けて、
好適環境水の養殖魚を出荷しています
出荷事例
- おかやま理大フグ
- 理科大青ウナギ
- 森のマグロ
参照:アクアリウム事業
http://www.sid-soken.jp/aquarium/
まだ実用化されている事例は多くありませんが、
市場にも出回ってきています。
今回福島に導入されれば、本格実用となります。
そうなれば、陸地での魚の養殖が実証されることにより、
世界的な食料不足にも対抗できるようになります。
マグロの漁獲規制やうなぎの養殖規制でも安定供給が可能に
昨今では、日本の高級食材として知られている
マグロやうなぎの国際的な漁獲制限が多くなっています。
今後はマグロの幼魚やウナギの稚魚を獲ってきて
養殖する事も制限されます。
(現在主流の養殖方法)
これに対抗するためには、完全養殖しかありません。
完全養殖には、病原菌を抑えることが出来る
好適環境水がもっとも適しているといわれています。
日本人の食生活に凄くかかわっていますね。
でも日本の食料問題は、年間1800万トンもの廃棄量にも問題があると思います。
日本のゴミ問題詳細→【環境省】年間ごみ総排出量は東京ドーム約122杯分・処理費用2兆円と発表
魔法の水「好適環境水」の水槽が広まっています。
公共機関(主にJRの駅)に、淡水魚と海水魚を混入した水槽を置いてある施設が増えています。
見たことがある方も多いかもしれません。
(JR岡山駅1階が有名、北海道にもあるらしい)
コストさえ惜しまなければ、
自宅の水槽でも好適環境水は使えるということですね。
好適環境水のコストは高い?安い?
好適環境水の作り方自体は簡単に出来るそうです。
水分中のカリウムと、ナトリウムの比率調整をすれば良いとか。
ですが、一度調整するだけではいけません。
水槽の中に生物がいれば、水分中の成分比率は著しく変化します。
放っておくといけませんので、好適環境水を作り出す装置が欠かせません。
電解質調整装置を設置しないといけませんので、
場所と電気代というコストはある程度覚悟しなくてはいけないようです。
といっても、一般家庭に広まれば価格も安くなるはずなので、
誰でも簡単に好適環境水が使えるようになりそうですね。
ちなみに好適環境水が魔法の水といっても、
海水に近いので飲むことは出来ないそうです。
飲料水はろ過装置が一番ですね。
食中毒は、梅雨の時期まで要注意です。
特に細菌性の食中毒が多くなるとのことです。
細菌性?
細菌性の食中毒には、「サルモネラ菌」や「O157などの大腸菌」が原因になることが多いわ。
食べ物の保存方法や場所は、しっかり考えなきゃね。
それと、「調理道具の洗浄」や「手洗い」もしっかりね。