文部科学省は、全国の公立小中学校のエアコン設置状況結果を報告しました。
それによると、公立学校では、全体の30%ほどしかエアコンの設置が進んでいない事が分かりました。
それに対して、私立の設置件数は7割強という結果になりました。
夏暑くて勉強にならない子供達もいるという事で、文部科学省は補助金を出す事になっています。
今後はエアコン設置をする小学校、中学校も増えていくようです。
画像・参照:公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況調査の結果について:文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/05/1348060.htm
「暑い地域ほどエアコン設置が多い」わけではないないようです。
2015年度各都道府県別、公立小中学校のエアコン(冷房)設置件数まとめ
調査結果を見ると、各都道府県でエアコンの設置件数がバラバラです。
エアコン設置が一桁の地域
- 北海道1.7%
- 青森3.6%
- 岩手5.1%
- 宮城9.9%
- 秋田5.2%
- 長野県7.5%
- 愛媛9.5%
北海道や東北は涼しいのかもしれません。
長野県も同じくらい涼しいのでしょうか?
四国の愛媛が、1桁にランクインされているのは意外です。
小中学校のエアコン設置件数日本一は、東京都81.3%
東京都の小中学校には、エアコン普及率が80%以上と、
快適な学習環境が準備されているのが分かります。
都会だからといって、設置数が多いわけではない
ここで改めてお伝えしたいのが、
都会だけが優遇されているわけではありません。
愛知16.4%、大阪41.3%、福岡22.6%と、副都心は多くありません。
東京以外にエアコンが多い地域
- 香川県69.2%(全国2位)
- 沖縄県65.0%(全国3位)
- 京都府57.0%(全国4位)
- 神奈川県55.4(全国5位)
- 滋賀県50.5%(全国6位)
香川県が沖縄よりも多いという事で、学習環境が充実しているといってもいいかもしれません。
九州地方は沖縄以外20%代
- 福岡22.6%
- 佐賀22.5%
- 長崎15.2
- 熊本23.0
- 大分17.2
- 宮崎23.5
- 鹿児島28.3
九州も暑いと思いますが、エアコンは少ないですね。
汗を流して勉強する子供達は大変かもしれません。
(他の地域もですが・・・)
今後は最大2億円の補助金が、国から支給
文部科学省が、今後は冷暖房が出来るエアコンを設置することを推進しています。
公立学校はもちろんですが、私立も充実するのではないでしょうか?
こういった学習環境から、教育格差が起こらないようにしたいですね。
もう夏なんだね
また、暑い時期が来るわね。
冷房を付ければへっちゃらだよ。
冷房の付けすぎもよくないわよ!
電気代もかかるし、健康にも良くないわよ!?
わかったよ。
冬の節電 おすすめ記事
冬は「エアコン」を使う季節です。
「節電」の話もあわせてご覧ください。
節約しなきゃ~
節約するのは、なにも電力だけではありませんよね。