蚊とデング熱の関係を漫画で説明

2014年9月、代々木公園でデング熱が発生。
日本で70年ぶりに確認され、ニュースでも度々取り上げられました。

2015年も日本でデング熱が流行るのでしょうか?

感染源であるヒトスジシマカが、
日本に上陸する可能性はあるのでしょうか?

世界的には、毎年東南アジアなどで広く感染

デング熱は、人から人への感染はありません。
蚊を媒介にして、蚊から人へ感染します。

日本人が感染する可能性は、2点あります。

  1. 海外からの旅客機(空・海)、貨物機による感染した蚊の移動
  2. 旅行先での感染

デング熱の感染源となるヒトスジシマカ(蚊)が日本に上陸する可能性は、
そこまで高くありません。

ですが、2014年発生したため、注意が必要です。


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世界的には、感染者が増加!温暖化がデング熱蔓延の原因に?

世界のデング熱発症者数を見ると、
年々増加している事がわかります。

今までアジアなど、限られた地域でしか見られませんでしたが、
ここ近年アメリカなど、広い地域で感染が広がっています。

その理由は、蚊の発生・生息期間が極めて長くなった事によります。

地球の気温が上昇するたびに、熱帯地方の生物が北上

日本の海や陸でも、熱帯地方の生物が度々目撃されています。

暖かい地方でしか見られなかったダニ、クモ、鮫など、
危険生物が北上しています。

もし、ヒトスジシマカの成虫が日本に卵を産み付け、繁殖し、
デングウイルスが入り込めば、毎年デング熱が流行る可能性も出てきます。

※2つの条件が重ならない限り、毎年流行る可能性は低いといえます。

デング熱の症状は?発熱と痛み(頭痛、腹痛、筋肉痛など)が同時に

夏風邪かと思って放置していたら、数日経っても熱と痛みが取れない。
病院にいったらデング熱だった。

※当時感染した患者さんの発言です。

デング熱3つの症状
  • 発熱38℃前後
  • 頭痛・筋肉痛
  • 発疹

これら3つの症状がでると、デング熱の可能性が高くなります。

夏の発熱は思い病気の可能性もすくなくありません。
出来る限り、病院で診察を受ける必要があります。

デング熱などの感染症と診断された場合、
保健所への通報・周辺調査などもありますので、発症前の行動・場所を聞かれることもあります。

詳細に覚えておくといいかもしれません。


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デング熱だけではない!温暖化で危険生物が次々に日本へ上陸

特に海水温度は、陸地よりも上昇スピードが速く、
海水浴シーズンのはずなのに、くらげなどの被害が報告されています。

その他にも、毒を持つ攻撃的な生物が増える事で、
夏休みシーズンの被害も急増しています。

これら危険生物は、気温の上昇と共に増加しています。
温暖化が、思わぬ危険なトリガーを引いているのかもしれません。

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