寒くなると心配されるのが、インフルエンザです。
インフルエンザは、12月~3月の約4ヶ月と長い間流行します。
一度感染すると、高熱が出てしまい、時には肺炎なども併発し重症化してしまいます。
そもそもインフルエンザとは、どういった病気なのでしょう?
2015年流行すると予想されるインフルエンザの種類
現時点2014年10月25日では、
約30名ほどのインフルエンザ感染者が報告されています。
国立感染症研究所の予測では、
2014年11月~2015年2月の冬シーズンはこのようなインフルエンザが流行ると予想されています。
- A/California(カリフォルニア)/7/2009(X-179A)(H1N1)pdm09
- A/New York(ニューヨーク)/39/2012(X-233A)(H3N2)
- B/Massachusetts(マサチュセッツ)/2/2012(BX-51B)
引用:国立感染症研究所http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-m/2066-idsc/related/584-atpcs002.html
最新情報:2015年秋冬(11月~2016年2月)インフルエンザの種類
インフルエンザは成人よりも子供や高齢者が危険な病気
インフルエンザは、高熱が出るのが特徴ですが、
実はしっかりと体力のある成人(20歳以上の大人)なら、
そこまで危険な病気ではないのです。
多くの人が、免疫を持つので、
必ず感染するというわけではなく、自然治癒も可能な病気です。
体力のない子供や高齢者が感染すると、
肺炎などの合併症になりやすいのです。
だからこそ子供や高齢者の予防接種が、必要だといわれています。
(高齢者施設で感染者が多くなるのは、免疫力が低下している人が多いというのが理由です)
※ここでいうインフルエンザとは、
日本で言うA型やB型と呼ばれる「季節性インフルエンザ」のことです。
新型インフルエンザは、”体力のある成人”でも非常に危険な場合があります。
新型インフルエンザはなぜ危険なの?
新型インフルエンザが発生すると、
今までとは違った種類のウイルスになっています。
すべての人に免疫が全くない状態なので、
通常よりも多くの人が感染・発症してしまうことになります。
その為、新型インフルエンザに感染すると、隔離される事もしばしばあります。
今のエボラと同じように、世界中の空港で入国審査で検査する事態になるのです。
新型インフルエンザが繰り返し流行ると季節性になる
現在新型インフルエンザと呼ばれていても、
毎年感染するようになれば、
通常の季節性インフルエンザとして扱われることになります。
つまり、普通のインフルエンザと同じになります。
新型かどうかの判断は、世界保健機関WHOがおこないます。
毎年鳥インフルエンザで騒がれますが、
通常の季節性インフルエンザになる可能性も低くはないということですね。
現時点では、鳥インフルエンザの感染者は減少傾向ということです。
今後は新たに違った新型インフルエンザはいつ起きてもおかしくないのです。
- スペインインフルエンザ→1918年認定
- アジアインフルエンザ→1957年認定
- 香港インフルエンザ→1968年認定
- H1N1型インフルエンザ→2009年認定
引用:インフルエンザQ&A|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html
このように季節性インフルエンザといっても、さまざまな種類があるのがわかります。
もちろんここに書いたことがすべてではありません。
しっかりと情報を確認しましょう。