VRという言葉が流行っています。
VRとは、「バーチャルリアリティー(Virtual Reality)」の略称で、意味は「仮想現実」です。
最先端技術が使われており、まるで現実世界のような「立体空間」を楽しめます。
VRってこーんなゴーグルつけて見るやつでしょ?
恥ずかしいじゃん(*ノωノ)
何でこんな「変なメガネ」が必要なの?
画面に2つの画面(違う画像)を表示させているからです。
VRの原理は、目の錯覚を利用しています。
両眼で見ることで、仮想空間を「脳に錯覚」させているんです。
だから、両眼で見る専用ゴーグルが必要なんです。
※片目だけでみると、普通の画面にしか見えない(面白さが半減する)ようです。
VRでは、例えばこんな体験ができます。
- 部屋の中で「東京タワーのてっぺんに立つ」
- 安全な室内で「狭くて危険な足場で歩く」
- 室内で「パラグライダーの体験・訓練」をする
他にも様々な疑似体験ができるようです。
VR(バーチャルリアリティー)は、様々な企業が採用しています。
訓練や試験など、危険な現場に入る前段階で使う企業が多いようです。
最近では、VRを個人でも気軽に楽しめるようになっています。
ふーん。VRメガネって一体いくらで買えるの?
高いものだと3万円程するみたいね。
お小遣いで買えないし・・・
安いものだと500円~1000円で売ってるわよw
誰でも簡単に、バーチャルリアリティーが体験できる
2017年現在でも、VR(バーチャルリアリティー)はシミュレーターやゲーム、動画の分野で提供されています。
- YouTube:すべての動画(機能を生かすなら『360度で撮影した動画』)
- Googleストリートビュー:360度見まわすことに対応
- PlayStation VR:ゲーム(カイジVRなど99タイトル以上続々登場予定)
- VR対応アプリ:フジテレビなどの大手もある
個人で楽しむなら、映像やスマートフォンアプリが一般的といえます。
VRを自宅で楽しむには?
しかし、VRを体験するには、必要な道具(器具)をそろえる必要があります。
えーっ!?そうなの?
でも、あのメガネ・・・値段が高そうだよ?
いくらで売ってるの?
VR機器は、高いやつだと3万円以上するらしいわね。
そんなに高いの?(お小遣いで買えないじゃん)
お小遣いで買えるVRも登場(500円台~)
安いVRは、1000円以下でも買えるって・・・
偽物じゃないの?使えるの?
値段の違いは、素材と機能に関係するようね。
- 安いものは段ボールで作られていて、画面はスマートフォンを代用。
- 高いものは、頑丈な素材で作られていて、専用モニター(画面)が付いている
なるほど、安いVRとっていもも、見れない偽物ってわけじゃないんだね。
VRを手軽に(安く)体験するための道具
VRを体験するには専用機器が必要です。
専用機器って何?
ヘッドセットやPlayStation 4ね。
プレステ4は持ってません。
私もよ!普通にVRを楽しむだけならスマートフォンでいいんじゃない?
VRってスマホで見れるの?
もちろん。
最低でも「専用のヘッドセット」と、「スマートフォン」、「VR対応のアプリ」が必要です。
スマートフォンでVRを楽しむ場合
スマートフォンを使ってVRを体験するなら、下の機材が必要です。
- ヘッドセット
- 対応スマートフォン
- 対応アプリ
※ヘッドセットとは、メガネの部分です。これにスマートフォン本体を装着します。
対応アプリとは、VRが見れるアプリです。YouTubeなどがあります。
ん?USBみたいな「つなげる線」や「電池」はいらないの?
それは、VRの機種によります。
スマホ用のVRセットなら、付属のレンズで画面を見るだけなのでUSBなどはいりません。
ただし、PS VRのような画面が付いているタイプには、映像を取り込んだりコントローラをつなげる線が必要になることがあります。
PS VR以外にも、Galaxyの「Gear VR(11,474円)」でも必要になることがあります。
PlayStation VRの場合
※PlayStation VRの場合は、スマートフォンは必要ありません。
ただし、専用機器の購入が必要になります。
- PlayStation 4(ゲーム機本体):30,000円
- PS VR(ゴーグル):58,000円
- PlayStation Camera:5,000円
これからPlayStationを買うなら「メガネとカメラの同時購入セット(PlayStation VR PlayStation Camera同梱版67,800円)」がいいかもしれませんね。
※いずれも価格はAmazonを参照。(2017年8月現在)
プレステ4って・・・高いんだね(3万円って)
でも、YouTubeなどの他社VRも観れるみたいね。
ゲームしないし・・・いらないかな
スマホ専用ヘッドセットは最安500円から買える
VR専用ヘッドセット(ビューアー)の値段は、ピンからキリまであります。
性能や耐久性により上下します。
安く買うなら、Google Cardboard(Google VR)が人気のようです。
Cardboardとは
Google Cardboardは、Google社が作り方を公表している「段ボール製のVRビューア」です。
※値段が安い分、自分で組み立てる必要があるようです。
Cardboardは、Google社が製造・販売しているわけではない
Cardboardは、Google社が製造・販売しているわけではありません。
どんな会社でも作れるように、仕様書が無料で配られているため、さまざまな会社が製造・販売をしています。
そのため、品質は一定ではありません。
段ボール、レンズ、マグネット、着脱テープ、輪ゴムがあれば独自のビューアを作成できます。家にあるものや、オンライン ショップ、近所のホームセンターなどで簡単に手に入るものばかりです。
もちろん、個人で作ってもOK。材料は100円均一でそろうそうです。
VRに対応しているスマートフォンの機種は?
一般家庭でVRを体験する場合、一般的にはスマートフォンを利用します。
その際に確認したいのが、下の2点です。
VRが見れるスマートフォン 2つの条件
- OSがアプリに対応している(推奨はAndorid 4.4以上、iOS 8以上)
- スマートフォンの大きさが、ヘッドセットのサイズが合っている
※この要件を満たしていても、VR画面が見れない機種もあります。
あなたのスマートフォンがVRに対応しているかどうかは、専用アプリをダウンロード・アップデートできるかどうかにかかっています。
OSはAndorid 4.4以上、iOS 8以上が推奨
あまりにも古いスマートフォンをお持ちの方は、VR画見れない可能性があります。
メーカー側がOSのアップデートを終了しているからです。
スマホのアップデートを終了している場合、「VRアプリがダウンロードできない」可能性があります。
もし、古いスマートフォンしか持っていなければ、対応しているアプリを探すか、あきらめるしかありません。
スマートフォンのサイズも確認
スマートフォンでVRを見る場合、VRヘッドセット(ビューアー)にしっかりと固定できるサイズを選ぶ必要があります。
Google社の公式ページ「Google VR」では、サイズによって選ぶこともできます。(上画像)
また、他社の販売ページでは、対応しているスマートフォンの機種を表示していることもあります。(下の画像)
VR機器を買う前は、必ずこ対応機種を確認しましょう。
自宅にWiFiがないと、パケット量が心配
VRは、基本的に映像(動画)です。
「ホームページを見る」「アプリを使用する」よりも、はるかにパケット消費が激しくなります。
パケット定額にはいるか、自宅のWiFiに接続して見るようにしましょう。
3日間で規定以上の通信を行うと、通信速度が制限されることも
また、パケットの使用制限にはご注意ください。
※楽天モバイルなど、日間の通信制限を排除しているスマホ業者もあります。
関連記事:1日で使いすぎても3日間の通信制限がない「楽天モバイル」
まとめ:VRをスマホで体験する前に確認
これからスマートフォンでVRを始めたい方は、下の4つのことに注意しましょう。
- スマートフォンに「VRアプリ」をダウンロードできる?
- スマートフォンの「サイズにあったVRビューア」がある?
- 自宅に「WiFiなどの通信環境」が整っている?
- 外で使用する?
まずはスマートフォンが、VRに対応しているかをチェックしなきゃね。
VRビューア(ヘッドセット)を買う時も、サイズに注意しましょうね。
ちゃんと調べずに、かわいい柄を選んだら使えなかったかもね。
外で使用するなら「障害物やケガ」にも注意
ところで、外でVRを見るつもりじゃないわよね?
そんなことするわけないじゃん!恥ずかしいしw
それならいいけど、もし外で装着するつもりなら、「安全な場所」「見ている人がいる場所」で使いなさいよ!
なんで?
VRビューアーは、両眼を覆うからよ。
もし、周りが見えない状態で人にあたったり、道路に飛び出したら・・・
事故にあうね
※VRアプリにもよりますが、カメラを使った現実世界を映し出すものは比較的安全かと思われます。しかし、安全面の配慮からも使用しない方がよさそうです。
まだVRの普及は少ないですが、これから使う人は増えていきます。
もし、周りの人が使い始めたら、事故やケガにも注意しましょう。
特に小さなお子さんが使用する時は、歩き回らないように注意が必要です。
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