夏暑い昼間に外に出ると、汗が引かなくなってしまう事がありませんか?
そんな時には、おしぼりやぬらしたタオルで腕や首筋を拭くと汗が引いていきます。
熱中症対策として、体全体を冷やす効果があります。
でも、バッグに入れておくと、「おしぼりの匂いが臭くて使えない」事もしばしばです。
幼稚園の子供におしぼりを持たせたら、毎日臭くて困ってしまうという事はありませんか?
臭い匂いの原因は、雑菌です。
感染症の原因になるウイルスや大腸菌が繁殖する場合もあります。
どうせなら、綺麗で衛生的なおしぼりを使いたいですよね。
そこで今回は「熱中症対策や感染症予防につかえる衛生的なおしぼりの作り方」について考えましょう。
臭くならないおしぼりの作り方
一番簡単で安上がりな方法は、煮沸消毒による滅菌や殺菌です。
鍋と水、それとガス代(電気代)だけなので、煮沸消毒が一番簡単で効果的でお得です。
雑菌は80℃以上の熱湯に10分間入れておくと、死滅します。
これは雑菌に関わらず、ウイルスや病原菌、大腸菌にも効果があります。
病院でも使われている方法なので、インフルエンザなどの集団感染予防にも効果があります。
時間がない時は、レンジでタオルを過熱することで殺菌する事も出来ます。
このときレンジ内に雑菌があると、逆効果なのでしっかりと洗浄を行いましょう。
おしぼりを薬品で滅菌殺菌した場合の注意点
その他にも、キッチンハイターなどの滅菌作用のある洗剤を使う方法もあります。
ですが、十分にすすぎをしないと、薬品の匂いが残ってしまうので注意をしましょう。
薬品のきつい匂いで気分がすぐれなくなったり、肌に影響がある場合があります。
使い捨ての紙おしぼりもありますが
紙おしぼりはご存知ですか?
コンビニエンスストアやファーストフード店で食べ物を買うと、ビニールに入った厚手のウエットペーパーをもらう事があります。
あれが、紙おしぼりです。
使い捨てタイプなので、衛生的で臭いも気になりません。
それに軽いので、バッグに何袋でも入れておく事が出来ます。
値段も安く、100個入り500円~700円程度なので経済的です。
紙おしぼりが肌が弱い人におすすめできない理由
ただ、紙おしぼりには防腐剤が使われているので注意をしましょう。
肌に合わない方もいらっしゃいます。
肌が弱いお子さんには、濡れタオルで作ったおしぼりの方がいいようです。