2015年5月から
携帯・スマートフォン端末の「SIMロック解除」が義務化されます。
法案なので、強制的に施行されます。
これを受けて多くの人が、
現在持っているスマートフォンを使って、
“格安SIM(通称:格安スマートフォン)に乗り換え”を検討しているようです。
ですが、月額980円などの格安スマホは、
使用目的によっては、乗り換えない方がいい可能性もあります。
- 「格安スマホにしたら得をする」
- 「損をする」
それぞれどのように判断したらいいのでしょう?
比べて考えてみましょう。
【得をする人】ネット・メール・SNS使用がメイン
格安スマホのメリットは、
”データ通信(パケット通信)が安い”という点です。
「とにかく、パケット料金を安くしたい人」には、格安スマホがお得です。
格安SIM・スマートフォンの魅力は、
データ通信が安く済むというシステムです。
ドコモ・ソフトバンク・auのパケット定額の1/3以下?
スマートフォンを契約しているは、
大多数の人がパケット定額に入っているかもしれません。
- 安い定額プランでも、3,000円~
- 無制限なると高く、8,000円を超えるケースもあります。
本当にそのパケット定額は必要なのでしょうか?
もし、毎月のデータ使用量が7Gバイト以下の人であれば、
格安SIMの980円程度のデータ通信定額に入った方がお得です。
※SIM会社によってデータ通信量の上限は異なります。
例)b-mobileのイオンSIM
月間データ通信量上限なし980円
※ただし回線速度が遅いプランです。
7Gバイトで不安な人であれば、
もう一つ上の大容量プランが、3,000円以下であります。
【損をする人】通話がメイン
格安スマホは、格安スマホの通話料金は、
大抵がオプションでつける形です。
その為、通話を中心に使う人にはおすすめできません。
通話オプションは、
通話専用番号を取得・維持する為、月々の料金が高額になります。
通話料が通常の大手スマホ会社などよりも、少し高い傾向にあります。
(※大手スマホ会社=ドコモ・ソフトバンク・au)
例)イオンsim
月額2,000円+通話料20円/30秒
無料通話・家族割・翌月持ち越しなどのお得プランも、ほぼありません。
※持ち越しや無料通話は、会社によって「プランがある」会社があります。
通話アプリは品質が悪い
格安スマホ推奨の「無料通話アプリ」を使う事もできます。
ですが、通信環境によっては、アプリの通話品質が悪くなります。
特にビジネスなど、通話が重要な方には不向きです。
この点に注意をして購入を検討しましょう。