2016年5月から、スマートフォンやモバイルwifiの移動端末機をキャンセルする事が出来るように法改正されます。(8日以内の解約:クーリングオフ義務化)
関連記事:通信契約が「法改正で」お得になる?2016年4月まで待つべき理由
これを受けて、通信業者が全社動き出しています。
(ドコモ、ソフトバンク、auに限らず、格安スマートフォン(MVNO)業者も)
それに先がけて、ソフトバンク系列である「Y!モバイル」2015年12月4日からお試しプログラムを開始しています。
Y!モバイルのお試しプログラムとは?
契約から8日以内なら解約できるシステムです。
もちろん、スマートフォン端末の支払いも必要ありません。(返却する形)
端末料金は発生しませんが、利用料金が一部請求されるとの事です。
※実質0円で試せるわけではありません。
最大14日までお試しできる
さらに、8日以内を過ぎても、14日以内(キャンセル可能期間から6日以内)であれば、ワイモバイルのガラケー(従来型携帯電話)に変えることもできます。(解約はできない)
※変更先機種は、AQUOSケータイ(3G)のみ
これなら、「契約したのに使えなかったら・・・」、「ガラケーから乗り換えたけれど不安。」こんなスマホ契約が不安な方も、リスクが最小限に抑えられそうですね。
「スマホお試しプログラム」で注意したい6つの条件
まだ完全にクーリングオフが義務化したわけではありませんので、多少異なる点があります。
お試しする前に確認しましょう。
「スマホお試しプログラム」に必要な7つの条件とは
- キャンセルの理由について、ご回答いただくこと
- 個人の契約(法人は対象外)
- 1名義につき1回に限定(お試しできるのは1回線のみ)
- ワイモバイルとの新規契約(MNPも可)の人
※ソフトバンクのディズニー・モバイルからのMNPは対象外- スマホプラン(タイプ1/2)で契約すること(Nexus6などのタブレットは対象外)
- 当社指定のクレジットカード払いでお申込みいただくこと
- ソフトバンクからのMNPは対象外
- 14日以内の機種変は店舗契約のみ対象(オンライン不可)※重要※
引用:「スマホお試しプログラム(新規)」提供条件書 Yモバイル
http://cdn.ymobile.jp/corporate/open/agreement/pdf/smartphone_otameshi_new.pdf
個人の契約であるのはもちろんですが、同一人物がお試しできるのは1回のみです。
さらに、何度もやったり、理由もなくキャンセルすると、不正とみなしされて違約金を求められます。
またYモバイルは、ソフトバンク系列ですので、MNPをすると対象外です。
この点は注意をしたいですね。
対象機種は5機種
また、対象の機種が5機種に限定されています(2015年12月14日現在)
- LUMIERE 503HW
- Nexus 5X(32GBモデル)
- Nexus 5X(16GBモデル)
- DIGNO C 404KC
- DIGNO T 302KC
ワイモバイル自体、良い機種がありませんのでご注意ください。
今後増える「お試しスマホ」
2016年5月からは、スマートフォンに限らず、wifiや携帯電話の移動型通信の契約に8日以内の解約(クーリングオフ)が義務化になろうとしています。
今後対応する会社は多くなります。
いますぐ契約ではなく、こういった制度を利用することも大切です。
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