iPhone6sを日本で購入するには、下記4社から選ぶことになります。
- ドコモ(NTTdocomo)
- au(KDDI)
- ソフトバンク(softbank)
- Apple store(アップル公式ショップ)
Apple store以外は、分割払いにすると「2年間の回線契約(2年縛り)」が必要です。
アップルから直接iPhoneを買った場合、SIMロックフリー端末ですので、すべてのスマホ会社・格安SIMが使えます。
では、どの会社で買うのが一番最安値なのでしょうか?
分割した時の料金を比較してみました。
iPhone6s分割払いの実質負担と請求金額はまったく別物
ここでは、新規に購入した時の分割払いを比較しました。
- 実質負担とは、割引適用後の端末代金を分割した金額
- 請求金額とは、端末分割金+データ通信などを加算した実際に支払う金額
iPhone6sの価格といっても、端末代金だけでは実際の請求金額は分かりません。
たとえ分割払いにしても、基本料金やデータ通信(パケット)料金、オプション料金を入れると月々の支払いは大きく変わります。
結果的には、このような価格になることが分かりました。
実質負担金はソフトバンクが最安値ですが、トータルで見るとauの請求額が一番安くなります。
※アップルストアでの購入は対象外
実質負担額(端末代金のみ)2年間 | 本当の請求金額(基本料+データ通信) | |
docomo | 1,080円/月 | 9,080円 |
ソフトバンク | 648円/月 | 8,648円 |
au | 670円/月 | 8,230円 |
Apple store | 3,800円/月 | 3,800円+通信料(別途SIM契約が必要) |
※他社からの乗り換え(MNP)や機種変更の場合は、価格帯が異なりますのでご注意ください。
ドコモ16GBの機種代金:2年契約で月々3,888円(実質負担額1,080円/月)
ドコモのiPhone6s(16GB)は、基本的な端末価格が93,312円。
分割払い金額が24回払いで毎月3,888円です。(分割手数料0円、頭金0円)
ここから2年契約の割引が-2808円発生しますので、実質の端末料金は1080円の24回払いとなります。
64GBと128GBは、それぞれ540円ずつ値段が上がります。
安いように思えますが、ここから基本料金やデータ通信料金がかかります。
標準的な基本料金・パケット定額(5GB)込みの請求額:毎月9,080円
ドコモの基本料金は、標準5GBのデータ通信の契約で毎月8,000円の支払いが必要です。
これに機種代金である月額648円(iPhone6s 16GB端末の場合)を合計した金額9,080円が本当の請求金額です。
さらにオプション料金(故障補償や留守番電話サービスなど)が契約に応じて加算されますので、1万円を超えてしまうことがわかります。(24ヶ月で24万円以上に)
ソフトバンク16GBの機種代金:2年契約で月々3,900円(実質負担額648円/月)
ソフトバンクのiPhone6s(16GB)は、基本的な端末価格が93,600円。(NTTドコモより288円高い)
分割払い金額が24回払いで毎月3,900円です。(分割手数料0円、頭金0円)
ここから2年契約の割引が-2808円、iPhone 6s購入サポートの割引が-417円発生しますので、実質の端末料金は648円の24回払いとなります。
※iPhone 6s購入サポートとは、新規またはMNPで購入した方のみ対象の割引プランです。
64GBと128GBは、それぞれ540円ずつ値段が上がります。(docomoと同じ)
ここから基本料金やデータ通信料金を入れるとどうなるのでしょうか?
標準的な基本料金・パケット定額込み(5GB)の請求額:毎月8,648円
ソフトバンクの基本料金(データ定額の場合)は、標準5GBの契約で毎月8,000円の支払いが必要です。
これに機種代金である月額648円(iPhone6s 16GB端末の場合)を合計した金額8,648円が本当の請求金額です。
さらにオプション料金(通話し放題プラン2,376円など)もかかります。
auの機種代金(16GB):2年契約で月々3,510円(実質負担額670円/月)
auのシミュレーターによると、iPhone6sの端末を24ヶ月割(2年縛り契約)で購入した場合月々3,510円です。
ここから、24ヶ月間の毎月割引で-2840円となりますので、実質670円の自己負担額となります。
64GBの場合月々4,045円(+535円)、128GB端末は月々4,580円となります。
標準的な基本料金・パケット定額(5GB)込みの請求額:毎月8,230円
auの基本料金は、7,560円となっていました。
これにiPhone6sの自己負担額を入れると、8230円の請求だと分かります。
※スーパーカケホ(電話カケ放題プランS)込み
その他のオプションをつけるともう少し高くなりますのでご注意ください。
アップルストアでのiPhone6s購入は、別に回線契約が必要
iPhone6sを購入するには、第4の選択肢としてApple storeがあります。
アップル社から直接、SIMフリー版を購入する方法です。
ですが、使用するにはモバイル回線の契約が必要です。
ドコモ、ソフトバンク、auユーザーならそのまま使えますし、格安SIMを購入しても使えます。
こちらは、一括払いと分割が選択できますが、分割は信販会社の審査に通る必要があります。
審査は、どちらかというと「厳しめ」のようです。ご注意ください。
また、実際に通信するには、モバイル回線の契約をしたSIMが必要です。
モバイルwifiで使うのも手です。