iPhone、Applewatch、AppleTVなど、ここ最近Apple製品が人気です。
この中にもうひとつ別の種類のカテゴリが増えそうです。
iPhone出おなじみの「Apple」が、正式に電気自動車(EV)の本格開発に乗り出しています。
Appleは、MacやiTuneなどインターネット分野で人気ですが、この機会にIT自動車にも乗り出すことで業務拡大を考えているようです。
コードネームは「タイタン」といい、関連の特許も取得済みのようです。
現在の車は、IT技術も多く使われていますし、様々なIT関連会社も参入しています。
ここが勝負どころと踏んだのかもしれません。
アップルの電気自動車参入、きっかけは「CarPlay」の評判
アップル社がEV(Electric Vehicle)の開発に乗り出したのは、Appleが販売している「CarPlay」の評判が良かったからともいえます。
CarPlayとは、車載ディスプレイにiPhoneを接続(セット)する事で、カーナビ、音楽、電話、メッセージが簡単操作できるというものです。
CarPlayは、様々な車で使う事ができます。
[ad#co-2]アップルが電気自動車開発に乗り出した背景にあるGoogleカー
そしてもうひとつ、Apple社がEV産業を目指したのが、Googleの自動運転車です。
ドライバーレスカーとも言われ、全自動運転(つまり運転不要)で注目を集めています。
といってもGoogle社の本業は、車産業ではありません。
ご存知かもしれませんが、インターネットの検索エンジンやGmail、Gドライブなどクラウドサービスが主な会社です。
もしあなたが、Andorid(アンドロイド)スマートフォンをお使いなら、Googleアカウント(Gmail)設定をした事があるかもしれません。
Andoridは、Google社が開発したプログラムです。
Googleカーは、現時点でテスト段階ですが、すでに世界中の公道で走っています。
(運転席には人が座っていますが、ほぼノンタッチだそうです)
近い将来(2020年頃には?)、自動運転技術は実現すると言われています。
Googleカー事故の加害率「0%」
余談ですが、Google社の自動運転車は事故を起こした事はないようです。
(事故に会った事はあり、すべて他の人からの追突が原因といわれています。)
その理由は、IT技術(厳密に言うと、ブレーキシステム、車間距離、速度制限、カメラによる障害物感知など)で多角的に状況判断を車に搭載したコンピューターが行っています。
このような処理をコンピューターが常に行いますので、無事故が実現するようです。
人間であれば、眠気、集中力の低下などで、「一瞬の隙」が起こる可能性もありますが、コンピューターなら疲れを知らず適切な対処が出来る事が利点です。
アップルの電気自動車『タイタン』も、ゆくゆくは「自動運転車」に
Appleカーが開発されている現場では、すでに自動運転についても開発を進めているようです。
自動運転プログラムは、Googleや各国の政府が研究成果を公開しています。
実は自動車開発、生産が出来る技術と施設があれば、どのような会社でも開発する事はできるような仕組みが世界中で作られています。
その為、今の自動車業界は「自動運転車」を中心に動いているような物です。
このようなプログラム開発はIT分野です。
Apple社にとっては得意分野であり、自分の土俵でもあります。
MacやiPhoneで開発するOSは、Apple社が独自で開発していますので、自動運転プログラムを作ろうと思えば出来るです。
今後は、自動車会社以外のIT会社が車を開発する時代に?
今後ある可能性としては、IT会社の自動車参入です。
パソコンを作っている会社が突然車市場に出ても珍しくはないのです。
むしろ、競争時代を生き残るにはこのような「開拓」は必要なのかもしれません。
すでに冷蔵庫やテレビなどの家電業界には、IT会社製の製品も数多く出回っています。
もはや多目的な戦略が必要な時代なのは言うまでもない。のかもしれません。