12月のボーナス前になり、各メーカーの4k対応テレビが家電量販店に勢ぞろいしています。
どれを買うべきなのか眺める人も多いです。
しかし、本当に「”4Kテレビ”でいい」のでしょうか?
8Kテレビも控えていますので、どちらがいいのか迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
もうすぐ8Kテレビが出るなら、4Kとは買わなくてもいいのかも?しれません。
それよりも、今凄いといわれているHDR対応テレビも候補に入れてはいかがでしょうか?ね。
4k・8kテレビは「高画質」、HDRは「高輝度(こうきど)」が特徴
「4Kテレビが次世代テレビ」といいつつも、8Kが出るとどれが次世代なのか分かりません。
8Kはどれ程凄いのでしょうか?
「8kテレビは、ほぼ自分の眼で見たままの状態で映し出されます」(某関係記者)
一方HDRは、「画面の明るさが自然に近い色合いが特徴」
とのことです。
- 4K・8Kテレビは、画素数が多いのが特徴。
カメラと同様、画素が多いほどキレイに映し出されます。 - HDRは、「画面の明るさ」で勝負。
4K8Kがいくら綺麗でも、暗く見えるとやっぱり「ただの映像?」ですが、
明るさが違えばよりリアルな映像になるという事です。
HDRって何?
HDR(ハイダイナミックレンジ)とは、
映像の明暗差を、従来のテレビよりも大きく表現できる技術です。
明暗差は、暗い色と明るい色の差(つまりコントラスト)です。
テレビで見る映像は、放送データとして送りますが、このときに明暗を圧縮して送り出します。
HDR技術を使うと、通常の方式よりも明暗差がおよそ100倍も違うという情報があります。
そもそも今のテレビ(1k~4kも)は、自然の色よりも暗い(黒く)映像しか表現できません。
昔お父さん方の間で流行ったホームビデオカメラで写したら、やや暗く感じていた事はありませんか?
これと同じように、今の映像技術も現実の色よりもやや暗く映し出されています。
すでに、プルーレイディスクはHDRに対応していますし、4Kテレビでも対応しているテレビはあります。
4K、8Kってどんな意味?
「4Kテレビ」「8Kテレビ」のKというのは、千(1000)という意味です。1kmは1000mと同じ単位です。
主に画素数(解像度)をあらわす数字で、4Kは横に約4000個の画素が並んでいるという意味です。
8Kは8000画素あります。
※画素とは、簡単に言うと”液晶の色を出す豆電球(LED端子)”の事です。
1画素に付き1個の電球があるとお考えください。
4Kテレビはフルハイビジョンの4倍キレイに、8Kは16倍に
あなたが今見ている地上波放送は、1kと呼ばれるハイビジョンです。
BSチャンネルでは、主にハイビジョン(2k)が楽しめます。
4k放送はまだテスト段階、8Kはまだ未定です。
名称 | 画素数(ヨコ×タテ) | 現在の放送 |
ハイビジョン(1k) | 1,440×1,080画素 | 地上デジタル放送(今のテレビ) |
フルハイビジョン(2k) | 1,920×1,080画素 | BS放送NHK、wowwowなど |
4k | 3,840×2,160画素 | テスト中、一部の映像配信サービス、YouTube |
8K | 7,680×4,320画素 | 未定 |
- 画素数が多いほど、見た感じがデコボコしない映像になります。
- 画素数が少ないと、映し出される画像の端が、角ばって見えます。
つまり、数が多い方が綺麗な映像が映し出せるという事です。
この原則(デコボコ)は、スマートフォンやデジタルカメラの画素数も同じです。
画素が大きいカメラの方が、キレイに写ると言うわけです。
ただし、映像になるとちょっと違います。
画素が多い画面が必ずしも「綺麗な映像」とは言い切れないからです。
これにHDR技術が備われば、さらにリアルな映像になります。
「画素が多い=綺麗な映像」ではない?
画素数が多い画面は、静止画像(動かない状態)としてみた場合に綺麗です。
ですが、映像(動く画像)になった時に、綺麗に動かない(見えない)こともあります。
なぜなら、テレビが動きに追いつかず、残像が見えたりするからです。
特に安物の液晶テレビは、データ処理が間に合わず「カクカク動いて見える」事があります。
サッカーなどの動きが激しい映像(臨場感溢れる映像)は、映像処理の性能差がモロに出てしまいます。
テレビ選びは、画素数だけでなく、画像の動きもチェックしましょう。
折角買ったのに、「家で見てたら動きに違和感があって、気になって仕方がない」という事になりかねませんのでご注意ください。
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