寒くなってくると、嫌になるのが静電気です。
放電すると痛いだけでなく、体のビタミンやミネラルも失われるとか・・・。
肉体的にも精神的にも、静電気は良くありません。
- 冷え性などで低体温
- 水分やミネラル不足
- 乾燥肌や枝毛体質
このような不健康な人が多いようです。
女性が特に多いといわれていますが、あなたはどうでしょうか?
その他にも衣類に使われている繊維も関係します。
静電気の放電を減らす衣類の選び方をご紹介します。
静電気の発生量は繊維の組み合わせに法則がある
- ポリエステル
- ナイロン
- ウール
冬の定番編み物やニットのウール(毛糸)は静電気の原因になるのは有名ですね。
セーターを暗い部屋で脱いだらバチバチ音を立てて光るほど、静電気をまとってしまいます。
ポリエステルやナイロンも同じで、目には見えない細かな毛が立っているので、すれて電気が発生します。
もし静電気体質であれば、この三種類の繊維(ポリエステル・ナイロン・ウール)は着ない方がいいでしょう。
静電気対策には水分を吸収しやすい繊維
静電気が起こりにくい衣類というのは、
天然の植物から作られた繊維で作られている事が多いです。
主に、シルクや木綿など
理由は二つあります。
1.天然繊維は水分を吸収しやすく静電気が帯電しにくい
天然の絹や木綿には、空気中の水分を吸収する力が化学繊維よりも多くなっています。
電気は乾燥している部分に多く残る性質があるので、天然素材では静電気が残りにくいというわけです。
その他にも、水分蒸発と同時に電気も蒸発してなくなる事も要因としてあげられます。
2.天然繊維は毛羽立ちが少なく静電気が発生しにくい
水分を吸収しやすいということも関係しますが、
天然由来の繊維は、水気が多く毛が立つ事が少ないのが特徴です。
その分電気が発生しにくいにくいという性質があります。
静電気対策には柔軟剤とリンスがポイント
柔軟剤は、繊維を滑らかにする成分が入っています。
このため、すれても電気が起こりにくくなっています。
同じ要領でリンスも静電気対策に使えます。
(シャンプーの後に使うやつ)
髪の毛の枝毛を防止したりケアをするだけでなく、静電気も防止する事が出来るのは嬉しいですね。
髪の毛以外に、衣類などに使っても静電気が起こりにくくなっています。
もし柔軟剤がない時は試してみてはいかがでしょうか?
静電気防止にはスチームアイロンが便利
スチームアイロンはご存知かもしれませんが、高圧の水蒸気でアイロンがけを行います。
衣類の繊維を傷つけることなく一瞬にして蒸発するので、最近流行っていますね。
スチームアイロンは静電気対策にも効果があるのはご存知ですか?
水蒸気が蒸発すると同時に、静電気も一緒に空気中へ拡散します。
これにより、静電気が大幅に減少します。
静電気防止スプレーの原理とは?
世の中には、静電気防止スプレーが出回っています。
これは、静電気防止スプレーの成分は主にアルコールなどの揮発性の高い液体が使われています。
衣類に吹き付けることで、静電気と一緒に蒸発させることで静電気を除去するという方法です。
一番効果的な防止スプレーの使い方は、ドアノブを触る前に一吹きして除去すること防止できます。
携帯用を買って、静電気が貯まった頃に使うと効率よく対策することができます。
もちろん霧吹きやスチームアイロンなどでも代用が出来ます。
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