生活保護を受けようと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
最近では不正受給も多いので、厳しいようです。

中でも厳しいのが、貯金が一万円でもあれば即停止だという事です
そこまで、きついんですね。

特例として、高校生のアルバイト貯金はある程度OKになったそうです。
将来大学に入ろうとコツコツ貯めるのは、何も悪いことではありませんよね。

こういったいい方向に行くのはとてもいい話です。

さて、生活保護とはどういったものかご存知でしょうか。

私はニュースで見聞きはしますが、実際に受給したことがないのであまり分かりませんでした。

厚生労働省の生活保護制度をちょっと読んできたので、さらりとまとめておきます。

生活保護とは

生活保護とは_001

「病気などの理由で離職し生活費に困っていれば、生活に必要な金額はサポートしますよ。」という制度です。
でも、自立をする事が前提な制度です。

ただ、生活保護を受けていると、自立をするのが困難になる場合もあるようです。
例えば、仕事に就いたけれど生活保護よりも少ないなど。

こういった副作用も考えて受ける必要があります。

生活保護を受ける条件

生活保護の条件_001

難しい言葉で書いてあったので、私なりに噛み砕いて書いてます。^^
一部変な解釈があるかもしれませんが、大目に見てください。

  • 貯金や資産がない人が対象です。^^
    車や自宅(資産)を持っている人は申請してもほぼ通りません。
    ※ただし、障害があるなど車が必要な人は含みません。
    「資産を持っている人は売却して生活してください。」と書いてあります。
    携帯は持っていても大丈夫です。
    今は必需品なので安心ですね。
  • 働く事が出来る人は、受け付けません。
    働いて生活してください。
    ただし、給料で生活できない場合には受け付けます。
  • その他の制度(年金や保険)が利用できる人は受け付けていません。
    利用できる支援制度もたくさんありますので、そちらをご利用しましょう。
  • 親や親戚など、身内が保護や支援をしてくれるなら、受け付けていません。
    世帯収入で見られます。

これらに該当しなければ、候補として申請できるようです。
とはいえ、必ず通るとは限りませんし、金額はバラバラのようです。
資産状況も申請から14日間審査がかかりますが、それまではつなぎ融資をしてくれるようです。

また、生活保護でもらうお金はすべて生活にかかる事柄にしか使えません。

生活保護に使える項目

生活保護の使い方_001

  • 家賃や電気代、水道代
  • 食料費
  • 医療費(介護や出産も含む)
  • 葬式費用
  • その他働くのに必要なお金

生活するのに必要な最低限の物にしか使えません。
また、貯金に回すのも違反になります。

使用用途が限られているので、しっかり把握する必要があります。
もし、申請をする場合は注意をしましょう。

生活保護の他に自治体の低金利の融資もある

自治体の融資制度_001

また、生活保護以外でも、自治体が低金利でお金を貸してくれる制度があります。
これらは自治体にもよりますが、働いている人やこれから働く意欲がある人に貸し出しているようです。
もちろん生活保護を受けている人も対象です。

低額なら、保証人も不要で即日貸してくれる自治体もあるようなので、聞いてみるといいかもしれません。
また、翌月から返済も発生します。

そのことを考える必要もあるので注意をしましょう。

まとめ

自治体の融資相談_001

ただ闇雲に金融機関や消費者金融に行くよりも、こういった制度を利用した方が利息は安くなり、将来の自立は楽になります。
お金が足りないからといって、安易に借金をしようとは思わずに各自治体に相談することをおすすめします。

かなりの人が知らないので、利用する人は少ないようです。
間違っても、生活に困ったからといっていきなり消費者金融に行くのは辞めましょう。