2015年7月29日windows10が無償リリースされましたが、
開発に関係する人→一般ユーザーという順番で配信されます。
今回無償アップグレードという形ですので、
多くの人がwin10に移行を考えていらっしゃるかもしれません。
ですが、本当にwindows10にしても大丈夫でしょうか?
セキュリティーや互換性の問題で各社対応が分かれています。
特に注目すべきは、
ウイルスソフトとインターネットバンキング(ネット銀行)です。
- ウイルスソフトは、各社8月~10月に順次アップグレードで対応予定
- ネット銀行は、ログインできない可能性がある
と発表しています。
ウイルスソフト会社は、正式リリース直後は十分に対応できないと発表
画像:OS対応について(Windows10) | トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/jp/business/products/ossupport-windows10/
windows10に移行するにあたり、
注意しなくてはいけない事がたくさんあります。
そのひとつが、脆弱性やウイルス対策の問題です。
ウイルスソフト大手トレンドマイクロでは、
win10への対応(バージョンアップ)は9月~10月と発表しています。
どうしても、アップグレードする場合は、
ウイルスバスターのバージョンを最新版の「ver 10.0以上」にするよう注意を促しています。
ネット銀行では、windows10ではログインできない可能性があると発表
win10では、標準装備のインターネットブラウザが新しくなります。
この新ブラウザでは、プログラム自体が新しいため、
現在のセキュリティー(sslなど)を使った画面に対応できていない(安全にログインできない)可能性があると発表しています。
新ネットブラウザ「Microsoft Edge(エッジ)」とは?
画像:Microsoft Edge の概要 – Windows ヘルプ
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-10/getstarted-get-to-know-microsoft-edge
windows10にも、
インターネットエクスプローラをインストールすると利用する事はできます。
ですが、ウイルス問題もありますので、
すぐアップグレードするのは、控えた方がいいかもしれません。
インターネットバンキングが推奨しているRapport(ラポート)も、
windows10には対応できていませんので、まだ安心して使う事はできませんね。
国内ネット銀行の多くが、使用を推奨している。
急ぐ必要はなし!無償アップグレードの期間は1年間
どうしても、最新のosを使いたい人、情報を発信したい人(私?)以外は、
そこまで急ぐ必要もありません。
なぜなら、windows10のアップグレード期間は1年間もあります。
1ヶ月ほど待つと、各社も新バージョンで対応可能
まだ出たばかりのウインドウズですが、
1ヶ月ほどあれば(9月には)、動作検証→修正は各社で対応ができると発表しています。
Rapport(ラポート)も、このように発表しています。
動作確認が完了し、推奨環境に追加されるまでお待ちいただきますようお願いします。
安易なアップグレード、ダウンの繰り返しはパソコンへの負担も
windows10にアップグレードしたり、元のwindowsに戻す(ダウングレード)こともで来ます。
じゃあ、試しにアップグレードして、
使えなかったらダウングレードすればいいよね。
ですが、繰り返すのはパソコンに負担がかかります。
出来る限り、サポートが対応してから導入することをおすすめします。
将来は、Windows 7のxpモードのように「win7モード」「8モード」が出来るパソコンも発売されるのかもしれませんので、今しばらくは様子見で対応した方がベストといえます。