キャッシュバック規制で、大手スマホ三社のiPhone SEが安くない!
これなら、格安SIMで運用した方がいいのかもしれない。
そう思った方は多いのではないでしょうか?
- iPhone SEは『SIMフリー』がいいのだろうか?
- それとも、ドコモやソフトバンクなどの『キャリア』がいいのだろうか?
最近ではいわゆる「格安スマートフォン」と呼ばれる、月額料金が安いプランで運用することが可能です。
SIMフリー版を買うと、月額料金を抑えることができるメリットができます。
しかし、一括購入するには少し抵抗があるかもしれません。
キャリア版のような分割払いはなかなかで層にありません。
Apple社独自の分割ローンで24回払いも可能ですが、信販会社オリコの審査をパスする必要があります。
Appleストアで購入するべきか、それともドコモやau、ソフトバンクで2年契約をした方がいいのでしょうか?
今回は2年間で運用した時の価格差をシミュレーションしてみました。
iPhone SEを格安SIMで運用:2年間で約47,000円お得
例えば、私が契約している楽天モバイルではiPhoneにも対応しています。
関連記事:楽天モバイルで格安スマホDesire626を購入してみた
※ほとんどの格安SIMはiOS(iPhone)に対応していると思いますが、まずは調べてみた方がいいかもしれません。
こちらの価格表では、iPhone 6sで書かれていますので少々わかりにくいかもしれません。
そこでiPhone SEに置き換え手計算すると、次のようになります。
iPhone SE 16GBの楽天モバイルと大手三社の料金比較(2年間)
16GB | 楽天モバイル | ドコモ | au | ソフトバンク |
A:端末本体価格 (自己負担額) |
52,800円 | 10,368円 | 10,800円 | 10,800円 |
B:2年間の月額料金 | 58,800円 | 148,800円 | 148,800円 | 148,800円 |
月額の内訳 (1か月) |
3.2GB通話SIMプラン 1600円×24か月 |
データSパック(2GB) 3,500円×24か月 |
データ定額2(2GB) 3,500円×24か月 |
データ定額パック(2GB) 3,500円×24か月 |
5分かけ放題 850円×24か月 |
カケホーダイ 2,700円×24か月 |
電話カケ放題プラン 2,700円×24か月 |
通話し放題プラン 2,700円×24か月 |
|
端末本体と 24か月分利用料 A+B |
111,600円 | 159,168円 | 159,600円 | 159,600円 |
※上記価格は税別。オプション料金も含みません。
また、大手のかけ放題ライトはデータ小容量に対応していません。1000円増しのかけ放題で計算しています。
iPhone SEのSIMフリー版を一括購入の場合 年間の基本料金:29,400円
楽天モバイル(格安SIM)で2年間使う場合、2年間の月額料金は約58,800円です。(1年間:29,400円)
※契約期間が1年間を超えると解約違約金は不要です。(通話SIMの場合)
端末を一括(52,800円)で購入する必要がありますが、年間の基本料金は3万円台という結果になりました。
大手スマホ会社で分割した場合 年間の基本料金:74,400円
ドコモ・au・ソフトバンクの回線を2年間で契約すると、月額料金のトータル出費は148,800円です。(1年間:74,400円)
※解約期間2か月以内に解約しないと、契約が2年間延長されてしまいます。
端末を分割で購入できるメリットがありますが、基本料金が高くなる傾向があります。
iPhone SE 32GBの場合、2年間で41,400円安くなる
こちらは32GBの料金比較表です。
※プランの内容は16GBと同じため、内訳は省略。
iPhoneSEスペック比較 歴代iPhoneとの違いまとめ
安めのauとソフトバンクで比較しても、楽天モバイルでの使った方が41,400円安くなっているのがわかります。
32GB | 楽天モバイル | ドコモ | au | ソフトバンク |
A:端末本体価格 (自己負担額) |
64,800円 | 19,440円 | 16,200円 | 16,200円 |
B:2年間の月額料金 | 58,800円 | 148,800円 | 148,800円 | 148,800円 |
端末本体と 24か月分利用料 A+B |
123,600円 | 168,240円 | 165,000円 | 165,000円 |
※上記価格は税別。オプション料金も含みません。
結論:SIMフリー版+格安SIMの方が支払いは少なく済む
iPhone SEを購入するなら、SIMフリー版で購入し格安SIMで使った方が安く済むといえます。
ただし、いいことばかりではありません。
支払いが高くなるけれど、キャリアで購入した方がいい場合もあります。
たとえば、スマートフォンの扱いに慣れていない人が購入する場合です。
- 「スマートフォンの使い方がわからない。」
- 「サポートがないと心配」
- 「端末設定なんてどうやるの?」など
このような心配がある方には、格安SIMはおすすめしません。
なぜなら、格安スマートフォンは「サポートが薄い」「限定した地域にしかサポート店舗がない」など、通常のスマホ会社とは違うデメリットがあるからです。
何かわからないことがあれば、インターネットで自己解決することができないような方であれば、格安SIMで使うのはやめた方がいいです。
メリットデメリットを考えて契約しましょう。
iPhoneSEはまだ在庫あり、考える時間はありそう
事実、iPhone SEの予約開始から4日経ちましたが、iPhone SEの在庫はまだまだあるようです。
3月28日現時点で予約しても、発売日から約一週間以内に届くような状況です。
それほど予約している人が少ない状況のようです。
まだ悩んでいる方も、もう少し考えていてもまだまだ間に合うということでしょう。
まだ在庫的には余裕があり、今Appleストアで予約しても九州への配送でも4月9日には手元に届く状況です。
まだ考える時間はありそうです。