熱中症対策ガイドライン

夏になると、熱中症対策が必要です。

環境省の「熱中予防情報サイト」の発表によると
毎年5万人規模の救急搬送があるとの事です。

環境省発行熱中症による緊急搬送統計数
画像引用:環境省熱中予防情報サイト内資料より
http://www.wbgt.env.go.jp/

毎年最高気温は更新されて続けています。
今年もおそらく、高温になる事が予想されます。

夏は、水分補給を忘れてはいけません。

私もそうですが、
多くの人が市販されているペットボトルの飲み物で、
水分補給をすることでしょう。

icon-q1-b
ペットボトルを購入する際に、
あなたは何を指標に選んでいますか?

  • 汗といえば、「スポーツドリンク」だから
  • 利尿作用が少ない「ミネラルウオーター」だから

このように、なんとなく『よさそうだから』と選んでいませんか?

実は、厚生労働省と全国清涼飲料工業会が、
「熱中症対策にふさわしい飲料について」ガイドラインを設けているのはご存知でしょうか?

参照:熱中症対策表示ガイドライン|全国清涼飲料工業会 – のみもの情報館
http://www.j-sda.or.jp/technology_and_regulations/regulations_and_guidelines05.php

スポンサーリンク

水分補給だけでなく、塩分量も考えた厚生省ガイドライン

ナトリウム濃度として、
少なくとも、飲料100mlあたり40~80mg含有する清涼飲料水。

※ナトリウムは、塩分の元素記号Naの事です。

このような飲み物の場合、
【熱中症対策】という表示が出来る仕組みです。

あなたがもし、飲み物を購入する際に迷ったら探してみてください。
適当に選ぶよりも、いいかもしれません。

スポンサーリンク

ミネラルウォーターを選ぶなら、塩分補給も忘れずに

ミネラルウォーターにも、ナトリウムが含まれています。

ですが、成分表示をご覧頂くと分かりますが、
非常に微量しか含まれていません。

500mlあたり0.7mg~1.4mgほどです。

厚生労働省が推奨する値は、

飲料100mlあたり40~80mg含有する清涼飲料水。

このような数字ですので、1/40~1/80程度しかありません。

その為、どこかで補う必要があることを覚えておいてください。

熱中症関連記事