梅雨の時期の熱中症を漫画で紹介_001

6月梅雨の時期になると、
湿度と気温が高くなり、ジワジワと蒸し暑くなってきました。

肌がジットリしています。

あなたはこんな風に、思っていませんか?

『少し暑いけど、冷房を入れる程ではない。
のども渇かないので問題はないよね。』

だけど、『暑いからか体がダルい』

もしかすると、あなたは熱中症になる寸前かもしれません。

「ちょっと熱いかな?」と感じたら、
しっかりと水分補給をして汗をかいた方がいいのがご存知でしょうか?

なぜなら、6月は湿度が高く、
肌表面に水分が覆うので、汗をかきにくいからです。

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汗をかけない状態では、体温が上昇傾向に

湿度が高いと汗をかかない?_002

体は一定時間熱を持ち続けると、オーバーヒートしてしまいます。
これがいわゆる『熱中症』と呼ばれる症状です。

汗をかきにくい高齢の方が、夏に熱中症が多いのは、
“水分補給を怠り、体温が上がるから”といわれています。

汗をかく機能だけでなく、排尿なども少なくなるので、
のどが乾かない状態が長くなります。

水分補給をすると、体内の水分を押し出すことで”汗をかく”

梅雨の時期は、「本当は汗を出したい。」だけど、
体の中と外気(空気)の湿度の割合が一定に保たれて出しにくい。
このような現象が、体の中で起こっています。

湿度が高いと、毛穴から汗が出にくい状態ですので、
のどは乾きにくい状態です。

つまり、汗を意図的に出すには、
排出するために”余分な水分”を補給しなくてはいけません。

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熱中症対策は「ミネラルウオーターだけ」では足りない

ミネラルを補給する方法を漫画で説明

熱中症対策は、
「ただ水分を取ればいい」という問題ではありません。

確かに体内の水分を補う必要がありますが、
それだけでは足りません。

汗をかくと同時に、ミネラルを消費するからです。

ミネラルウォーターに含まれる成分だけではたりない理由

ミネラルウォーターには、その名の通り成分(電解物質)が多少入っています。

某大手の天然水500mlの成分表にも、このように書かれています。

  • ナトリウム0.7~1.4mg
  • カルシウム1.2~2.4mg
  • マグネシウム0.6~1.1mg
  • カリウム0.3~0.7mg

ですが、これだけでは足りませんし、
すべてを吸収することは出来ません。

ただ、ポカリスエットのような清涼飲料水では、
電解物質だけでなく、糖分なども多く、体にはよくありません。

汗で消耗されるミネラルを補給するなら、麦茶・塩・梅

ミネラル補給は梅干が一番

汗で失われたミネラルを補給するためには、
ミネラル分が多い麦茶がおすすめです。

岩塩や梅干も効果的に、必要な成分を取ることが出来ます。

特に岩塩や梅干には、
「ミネラルウォーターには含まれていない成分」も、豊富にそろっています。

鉄分、ナトリウム、カルシウムなど必要不可欠なものが多いのです。

塩飴や通常の食塩、カリカリ梅でも大丈夫?

岩塩や梅干となると、外では簡単に手に入りません。

個別に袋詰めされている訳でもありませんし、
梅干や岩塩は、おもむろにポケットから取り出して食べるようなものでもありません。

やはり、麦茶が効果的です。

しかし、安易に手に入りやすい飴やカリカリ梅で済ませる人も多いようです。
最近では、コンビニでカリカリ梅が売られていますね。

ですが、カリカリ梅や飴には、必要ではない成分(薬品)も入っています。
食べすぎには注意をしたいところです。

熱中症に関する得する情報