2017年に見ることができる流星群をまとめました。
流星群って・・・なんだかロマンチック
流星群は、一年を通すと結構あるらしいです。
※国立天文台(NAOJ)のホームページによると、1年間で112種類の流星群があると表記されています。
えっ!そうなの?
でも、満月の光などで
「肉眼で見れる流星群は、限られている」そうです。
な~んだ
じゃあ1月はどんな流星群があるの?
1月の流星群と極大日
- 1月 3日 1月しし座流星群
- 1月 4日 しぶんぎ座流星群
- 1月 6日 うみへび座α流星群
- 1月15日 かんむり座ξ流星群
- 1月16日 うしかい座λ流星群
- 1月16日 かに座δ北流星群
- 1月16日 かに座δ南流星群
- 1月17日 かんむり座θ流星群
- 1月19日 こぐま座γ流星群
- 1月21日 1月おおぐま座ξ流星群
- 1月23日 からす座η流星群
- 1月25日 いて座ξ昼間流星群
- 1月29日 うみへび座ο流星群
極大日とは、流星群が一番明るく見える日です。(年によって前後します)
しかしこの中で日本で実際に見れる流星群は、1月4日の「しぶんぎ座流星群」だけです。
な~んだ。
じぶんぎ座流星群だけか・・
他の月も同様に流星群はたくさんありますが、2017年に肉眼で見れるのは14個だけです。
2017年に見れる流星群一覧
- 1月3日 じぶんぎ流星群
- 4月22日 こと座流星群
- 5月6日 みずがめ座η流星群
- 7月30日 みずがめ座南流星群
- 8月13日 ペルセウス座流星群
- 10月8日 10月りゅう座流星群
- 10月10日 おうし座南流星群
- 10月21日 オリオン座流星群
- 12日 おうし座北流星群
- 18日 しし座流星群
- 12月14日 ふたご座流星群
毎年必ず見れる?「三大流星群」とは
さきほどの流星群一覧のうち、毎年見れるのは次の3つです。(先ほどの赤文字)
- しぶんぎ座流星群
- ペルセウス座流星群
- ふたご座流星群
これを「三大流星群」と呼ぶそうです。
2017年1月3日の「じぶんぎ流星群」見ごろは23時ごろ
国立天文台ホームページにこのように書かれています。
- しぶんぎ座流星群の極大は、1月3日23時頃
- 4日未明(午前2時~4時頃)の2〜3時間が観察に適した時間帯
つまり、観察するなら夜中から明るくなる前ということだね。
ははは・・起きてないよ(ガッカリ)
じぶんぎ流星群は、「北斗七星」から見つけよう
じぶんぎ座流星群の放射点は、
りゅう座の恒星である「イオタ星」に近い場所にあるとのことです。
※放射点とは、流星群の中心部分のことです。ここから流れ星が複数見える形です。
りゅう座って言われても、わかりにくいな~
また、上には「北斗七星」(おおぐま座のしっぽ)があります。
なので、ここを目印にするといいようです。
4月22日「こと座流星群」
こと座流星群の見ごろは、4月23日未明(夜が明ける前)
もう少し詳しい情報が入り次第、追記していきます。
こと座の探し方
こと座には、「ベガ」と呼ばれる明るい星があります。(図の右上の星)
ベガは夏の大三角形であり、
天の川の「織星(女のコ)」なので見つけやすいかもしれません。
夏の大三角形とは、ベガ(こと座)・アルタイル(わし座)・デネブ(白鳥座)のこと
5月6日「みずがめ座η流星群」
みずがめ座「η(エータ)」流星群の見ごろは「前後2~3日間の未明」とあります。
※η(エータ)はラテン語
みずがめ座の流星群はもう一つあって、7月にδ(デルタ)南流星群があります。
6月末「うしかい座流星群」(見えない?)
7月30日「みずがめ座南流星群」
みずがめ座δ(デルタ)南流星群の見頃は、前後6~7日間の夜半過ぎ(0時~2時)
8月13日「ペルセウス座流星群」
ペルセウス座流星群の見ごろは、午前4時頃です。
しかし、月の光で見えにくい可能性があるとのことです。
10月8日「10月りゅう座流星群」
別名:ジャコビニ流星群
見ごろは日の入り直後(夕方、月が出るまで)
10月10日「おうし座南流星群」
10月中旬から下旬の夜半頃(0時の前後1時間=23時~翌1時)
10月21日「オリオン座流星群」
前後4~5日間の未明(午前2時~4時頃)
11月12日「おうし座北流星群」
11月中旬から下旬の夜半頃
11月18日「しし座流星群」
見頃は18日の未明(午前2時~4時頃)
12月14日「ふたご座流星群」
見頃は14日の0時過ぎ
最後に:2017年の天体イベントは8月8日の部分月食しかない
2017年の天体イベントは、このページにまとめている流星群の他には、8月8日の部分月食しかないようです。
関連:2014年~2025年までの日食・月食予定カレンダーまとめ
えーっ!あまりないんだね
2016年は結構あったんですけどね・・
関連2016年の部分日食は3月9日 逃すと2019年まで日本で見られない
ということで、2017年の流星群はとりあえずでも見ておきたいですね。