月が赤く染まる皆既月食【月食のしくみとは？】

2015年4月4日は皆既月食の日です。

そもそも皆既月食とは、
太陽と地球、月が一直線に並ぶ現象です。

地球の影に、月がスッポリ隠れるので暗く見えます。

すべて隠れる時間は、およそ15分間。
貴重な時間といえます。

皆既月食は、太陽の光が反射して赤っぽく見える

赤くなるのは、光の反射が関係します。

基本的には、太陽の光が中心ですが、
他の星・惑星に当たっては反射されます。

太陽は地球の109倍も大きいので、完全に隠れることはありません。

そのため、月の光が弱まるので黒っぽくなり、
宇宙のチリや地球からの反射により、赤く見えるともいわれています。

参照：国立天文台(NAOJ)
http://www.nao.ac.jp/

2014年4月4日の皆既月食は、
残念ながら西日本は雨でした。

見れない人も多かったのではないでしょうか？

次回の月食は、2016年3月23日の「半影月食」です。
今回の皆既月食とは違い、部分的に書ける月食です。

ちょっと物足りないかもしれません。

ちなみに2016年の月食は、3回あります。
楽しみにしましょう。

2016年 3/23半影月食

2016年 8/18半影月食

2016年 9/17半影月食

2017年 8/8 部分月食

関連記事→2014年～2025年までの日食・月食カレンダー｜得する情報.com

ここで皆既月食にまつわるエピソードをご紹介します。

月が赤くなる皆既月食は、昔から恐れられていました。

ほとんどの宗教で恐れられている現象です。

ちなみに、ドラキュラや狼男（werewolf）も
赤い満月を象徴に使われています。

縁起がよくないということで良いようです。
詳しくは、占い師さんに聞いてください。
→占い師おすすめの皆既月食！ブラッドムーンにはどんなご利益があるの？