クロネコヤマトの宅急便でおなじみ、
ヤマト運輸がメール便の廃止を決定しました。
その背景は、信書問題です。
信書とは、
郵便法第四条(事業の独占)で定められている定義であり、特定の受取人に対して、意思表示をする通知書を意味します。
引用:総務省|信書便事業|信書のガイドライン
http://www.soumu.go.jp/yusei/shinsho_guide.html
簡単にいうと、お互いに取引を終えた(同意した)ものは、
信書ではないということです。
信書として、受け止められれば、違法行為として罰せられてしまいます。
※逮捕者は8人に上るようです(案外少ないですね)
個人向け新サービスは2種類の小さな荷物宅急便
ネットでのオークションやフリーマーケットが多くなり、
個人でも安く遅れるメール便は好評でした。
※メール便の売上高は1200億らしいです。
実際私も、オークションでメール便を利用した経験があります。
その時も、信書ではないというところにチェックをいれ、サインもしました。
ネットオークションを頻繁にする人は、必ずチェックをしましょう。
今後は、新サービスである「小さな荷物宅急便」を開始するそうです。
※正式名称未定
薄くて小さな荷物ポスト便
従来のメール便に近い方法です。
ですが、送り主が限定されています。
個人では、
ヤマト運輸と契約しているフリマサービスの利用者限定
(yahooオークション等も含む)
企業は、
事前の申し込みと発送内容物の確認が必要です。
※信書と判断すれば、送ることが出来ません。
メール便と同様、ポスト投函型
厚さ2.5cm以内のトレカやCDなどが対象です。
(ピンポンおして、いなければポストに入れる)
※料金は現時点未発表
リーズナブル!小さな荷物専用BOX
一つ目は、小さな荷物を専用BOXと銘打たれたサービスです。
送り主(依頼主)は、
すべてのお客様とありますので、個人でも企業でも利用できます。
従来の宅急便サービスに近い
60サイズ以下の荷物が対象です。
箱の大きさが二種類あり、
「小さめの専用BOX」「専用薄型BOX」から選ぶようになっています。
特徴は、
対面配達なので、従来の荷物と同様、時間指定や店頭受け取りが可能です。
料金は
専用BOX代込み400円~ということです。
詳細は今後、随時発表するということですので、
それまでしっかりと確認しましょう。
参照:クロネコメール便の廃止について|ヤマト運輸
http://www.kuronekoyamato.co.jp/mail-haishi/index.html