冷たい雨の中、小さく震える子猫を見つけたらどうしますか?
こんな震える子猫を見ると、
ついつい持ち帰ってしまう人は多いようです。
「拾った猫が、実は迷子の猫だった!」
捨て猫・飼い猫を巡るトラブルが急増しています。
例え飼い主に返しても、飼い主からは、誘拐犯だと訴えられるかもしれません。
こうなってしまうと、お互い嫌になりますね。
では迷い猫なのか、捨て猫なのか、
どのように判断すればいいのでしょう?
それには、しっかりとしたルールを確認する事で解決できます。
捨て猫を拾った時の手順まとめ
- まずは外見で捨て猫かを判断
- 警察に遺失物届けを出す
- 3ヶ月間飼い主が現れなければ正式な飼い主になる
それぞれ詳しく見てみましょう。
外見から飼い猫か捨て猫かを判断
- 毛並みの良さ
- 首輪
- 身元が分かるもの
これらで迷い猫なのか、捨て猫なのかを判断する必要があるとあります。
ですが、性格には判断できません。
猫は犬と違って、
首輪をつける法律がありませんので注意をしたいところです。
捨て猫は警察に落し物届け(遺失物届け)を出す
落し物として、3ヶ月間は警察が情報を発信してくれます。
3ヶ月までは、仮の飼い主として飼う事もできます。
もちろん自分で飼い主を探す事も大切です。
都道府県などの自治体か、動物愛護相談センターが預かる事になります。
3ヶ月で飼い主が見つからなければ、
正式な飼い主になる事ができます。
(自治体・動物愛護相談センター保管の場合は、処分orボランティアが飼い主を探します。)
猫を飼うときは手続きは不要
猫は犬と違って自治体への登録がありません。
※犬は狂犬病があるので、登録料が3千円程(自治体による)が必要です。
予防注射は年1回
ただ、野良の捨て猫の場合、健康状態を確認するためにも、
一度動物病院での診察をおすすめします。
検査内容によりますが、5000円~1万円は必要です。
猫1匹の費用は月5000円以下で飼えます
5000円あればリッチな猫缶とトイレの砂が買えます。
トイレの砂は月1回~2回定期的に変える方法もありますが、
汚い部分だけ取り除いて補充する方法もあります。
ウンチはトイレに流す方針でいくと、生ゴミが臭くならないのでおすすめです。
年を取ると、病院に行く回数を増やす必要もあります。
定期的な検診を受けさせてあげると、長生きしてくれます。