最近は、格安SIMによるスマートフォン利用が多く、
1台あたり月額900円から利用できるようになりました。
性能は若干劣りますが、
それでもお小遣い程度で持つ事ができます。
となれば、
「子供にスマートフォンを持たせたい。」
と思う親御さんも多いです。
インターネット経由の事件やいじめが相次いでいます。
子供にスマートフォンを持たせるのは、ちょっと不安ですよね。
そのようなお母さん、お父さんに知っていただく情報があります。
警視庁が毎年行っている「安全安心モニター」で、
子供のスマートフォンに関するアンケートが行われました。
「安全安心モニター」の対象者は、
東京都内に在住の子持ちのお父さんお母さんです。
その結果の一部を、ここでご紹介いたします。
警視庁が独自に行った調査「安全安心モニター」からみる6つのスマホルール
子供にスマートフォンを持たせる場合、
約9割が家庭内ルールを徹底している事が分かりました。
その中で多いルールを6つご紹介します。
- 利用できるアプリを制限する:78.2%
- フィルタリングを外さない:60.7%
- 利用できる時間を決める:54.8%
- ルール違反をした場合の約束事を決める:38.6%
- 学校には持っていかない:34.0%
- 利用できる場所を決める:27.5%
引用:平成26年度 けいしちょう安全安心モニター制度 第3回アンケート調査結果 :警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/index.html
スマホ使用時の家庭内ルールから考えられること
特に「フィルタリングの徹底」、「使用アプリの制限」の2つが目立ちます。
大手スマートフォンでは、
フィルタリング設定は、難しい事はありません。
→購入時に手続きさえ行えばしっかりとやってくれます。
ですが、格安スマートフォンの場合、
親御さんが設定する必要がありますのでご注意ください。
→フィルタリング設定ができる「セキュリティーソフト」で設定が簡単です。
ただ現在、政府が、MVNO会社(格安スマホやSIMの提供業者)に、
フィルタリング設定をするよう働きかけています。
今後は、購入時にフィルタリングの設定をやってくれる可能性もあります。
※現在はまだ未定
家庭内ルールをしっかりと徹底させる理由
さらに、警視庁のアンケート結果には、
子供にスマホ使用ルールを徹底させる理由も書かれています。
- 子供が犯罪の被害等に遭うのを防ぐ58.1%
- 違法・有害な情報(サイト)の閲覧をさせない46.5%
- スマートフォン(ゲームやメール等の利用)に依存させない36.6%
- 現実社会と同様にルールやマナーは必要27.5%
- 友人間のトラブルが心配17.6%
- いじめが心配7.2%
- なんとなく不安2.6%
引用:平成26年度 けいしちょう安全安心モニター制度 第3回アンケート調査結果 :警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/index.html
ルールを徹底させる理由から考えられること
現代社会において、犯罪の被害が多いのは、
やはりインターネット経由である事が多いです。
警察によるサイバーパトロールやホワイトハッカーの育成はあるものの、
何十億もあるインターネット上のサイトを監視できるわけではありません。
お子さんが被害に遭わないようにするには、
ご家庭内で、ルールの徹底が必要になります。
インターネットによるいじめ、社会適応能力の低下も
さらに、インターネットは気軽に連絡を取り合える反面、
親密な関係になりやすく、心の奥深くまで迷い込むこともあります。
インターネットが原因で人間関係が崩れることもありえますので、
子供のネット依存は避けたいところです。
子供の頃の使用ルールが、
人生にも大きく左右することにもなります。
もう一度お子さんと話し合い、徹底の確認をおすすめします。
その他のモバイル情報も随時追加しています。
現在利用しているサービスだけでなく、新サービスや法改正などの情報も集めています。
これらはほんの一例です。
その他の記事はこちらからご覧いただけます。