全壊公表したアンケート「女性50名に聞いてみた 体臭のニオイ対策は当たり前?」では、50名中48名が体臭対策をマナー・エチケットだと思っていると答えていると発表しました。
では、どのような体臭対策(ニオイ対策)を行えばいいのでしょうか?
答えていただいた女性たちに聞いてみた結果をまとめるとこのような答えが多く寄せられました。
- 汗をかいたらすぐに拭きとる
- 制汗剤(デオドラント)を使用する
- お風呂・シャワー
- 食事に気を配る
- 洗濯の仕方・干し方に気を付ける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
汗をかいたらすぐに拭きとる
これは当たり前のようでなかなかできないかもしれません。
特に男性は、清潔なタオルやハンカチを常に持つ習慣がある人が少ないからです。
しかし、汗を拭くことは体臭を抑える効果が抜群の方法です。
なぜなら、そもそも体臭というのは汗のニオイが大きく関係するからです。
汗には微生物の栄養になる成分が含まれており、その栄養をたべて排泄をする時に異臭を出しているのが原因だからです。
つまり、汗をかいた後は、ハンカチやタオルで拭くことが体臭予防につながるのです。
制汗剤・制汗スプレー(デオドラント)を使用する女性は多い
『ドラッグストアで制汗剤をよく買います。』
このような声が多く寄せられました。
これらデオドラント製品は、男性用の方が種類が多くなっていますので、男性でも買いやすいのではないでしょうか。
シートタイプやスプレータイプなどタイプに違いがありますが、『ロールタイプのものが使いやすい』という声もあります。
また、汗をかいてもお風呂に入れない状況でも、消臭効果が期待できるという点で便利さもあります。
お風呂に入ったら入念に洗う
次に多かったのが、「お風呂に入ったら入念に洗う」です。
特に足の指先や爪も入念に洗うことが大切との声もあります。
足の隅々まで洗うのは、水虫対策にも効果が期待できますので必要かもしれません。
また、「耳の裏などは加齢臭がひどい」という声も複数あげられました。
これは、テレビでやっていたということですので、信憑性はボチボチあるのかもしれません。
これらの場所を入念に洗うことが体臭対策の基本かもしれませんね。
「1日に何度もシャワー」は肌が荒れる?
『1日に何度もシャワーを浴びます』
このように答えている女性も複数いらっしゃいました。
そのような声がある一方、シャワーの浴びすぎにも注意が必要だという声もあります。
その理由としては、『何度もシャワーを浴びると体に必要な皮脂まで落としてしまい、肌に良くないから』とのことです。
人の肌は、自然の皮脂に覆われており、その皮脂が皮膚を外部の刺激から守ってくれています。
その皮脂がなくなれば、皮膚に直接ダメージを受けてしまうことになるからです。
また髪の毛も同様に、シャワーで洗いすぎると傷んでしまい、枝毛の原因になる可能性もあります。
頻繁にシャワーを浴びるよりも、朝晩の2回程度に抑えることが大切かもしれません。
食事:野菜中心にする 油を控える
”体臭(体のニオイ)の原因は、食事にある”と以前から言われています。
臭いの素になる食べ物の成分はタンパク質です。
タンパク質は、お肉に多く含まれています。
人の体を作るのに必要な栄養(三大栄養素のひとつ)ですが、食べすぎるのは体にとっても、体臭にとっても、あまりよくありません。
それに加えて、いわゆるニンニクやニラなどのニオイがきつい食べ物も、体臭がひどくなる原因です。
特に焼肉や中華などは食べた翌日に口臭やオナラが臭くなる事がありますが、体全体の体臭にも影響します。
このようなニオイがキツイ料理を食べる時は、野菜も一緒に食べることで体臭を抑えることもできます。
野菜は「体臭」と「腸内環境」ダブルで改善
お肉を食べる時は、野菜を食べるといいという話を聞いたことはありませんか?
これは、野菜に含まれる”食物繊維”を食べることが、腸内の掃除につながるからです。
食物繊維は、腸内に漂う食べ物のカス(排泄物)をからめとり、外に排出する効果があります。
特に、お肉のような脂分が多い食べ物は、腸内に溜まりやすく、腸壁にこびり付きやすい(くっつく)ため、便秘の原因にもなりやすい物質です。
野菜を同時に食べることで、外に排出しやすくなるのです。
また、腸内がきれいになると、ガスがたまりにくいため結果的に体臭も抑えられるのです。
また、ミントやハーブを育て、毎日の食事にひとつ添えるという方法もあります。
比較的簡単に育てられますので、手間や家計に負担がかかりません。
関連記事:ミントを育てて消臭・殺菌・防虫効果を利用しよう
洗濯の仕方で体臭が臭くなる?
「洗濯の仕方といっても、洗濯機に入れるだけでしょ?」と思っていませんか?
確かに、洗濯そのものはメーカーが設定した通りに自動でやってくれますので、方法も何もありません。
しかし、洗剤選びや洗濯物の干し方は、人それぞれ違うのではないでしょうか?
体臭を気にするなら、「消臭や抗菌効果のある洗剤」や「芳香剤が入った柔軟剤」を選ぶことができます。
また、洗濯物の干し方は、「風通しのいい場所」が基本です。
いつも、部屋干しが多い人は自分ではわからない臭いが付いているかもしれません。
部屋干しする時は、除湿をすることが大切です。
関連記事:部屋干しのコツ:同時に除湿で「カビ」と「部屋干し臭」をWで防止