パソコンに写真や動画のデータが一杯入っている。
このままパソコンに保存し続けたら、容量がなくなってきっと動作が重くなるだろう。
「どこか別の場所に保存できないのだろうか?」と思っていませんか?
筆者自身も、漫画で説明したり、動画を作っていますのでかなりの量の画像データが入っています。
パソコン内のデータが増えすぎると動作が遅くなる?
パソコンの動作が遅くなる(重くなる)理由の一つとして挙げられるのは、
「本体に保存しているファイル」の多さにあります。
買った当時は、ファイルやプログラムがほとんど入っていませんので動作は快適かもしれません。
しかし、徐々に更新プログラムや保存したデータやファイルが増えていくと、様々なことにメモリを使うため動作が遅くなるのです。
もしあなたが写真や文章のデータを保存するなら、他の記憶媒体に保存することをおすすめします。
また、パソコンが故障した時のバックアップにもなりますので、安全面でもメリットがあります。
そんな時に便利なのが、外付けHDD(ハードディスク)です。
外付けHDDの使い方は簡単?USBケーブルでつなぐだけ
データをやり取りするには、パソコンにつなげる必要があります。
持運びがやや不便なこと以外は、ほぼUSBメモリと同じ使い方です。
はじめはフォーマット(初期化)をする必要がありますが、一度だけで済みます。
※フォーマットの関係上1台の外付けHDDでテレビとパソコンで使えない機種があります。
しかし、パソコン同士なら1台で共有可能です。
USBでつなぐタイプは一度に複数のパソコンで共有することはできませんが、他のパソコンにつなぎなおすと共有することができます。
LANタイプなら家庭内ネットワーク経由で共有することができます。(スマートフォン対応のHDDメモリもあります。)
外付けHDDのメリットは何がある?
保存する方法は他にもあります。
- USBメモリを買っていれる
- CDやDVDに焼く
- インターネット上のオンラインストレージを使う(Googleドライブやドロップボックス)
※オンラインストレージの詳細は、関連記事の「無料オンラインストレージ比較!コスパ・最安・特典で考える」をご覧ください
特に、オンラインストレージは無料なサービスが多く、サブアカウントも取り放題のため「実質無制限に保存」することができます。
しかし、外付けHDDには他にはないメリットがあるのです。
わざわざ外付けハードディスクを買って、使う必要性はどこにあるのでしょうか?
メリット1:データの出し入れにネット通信が不要
5GB~10GB程度であれば無料のオンラインストレージで足りるかもしれません。
しかし、データを保存したり、取り出すにはインターネットに接続する必要があります。
光通信などの通信量無制限・固定料金の契約であれば問題はないでしょう。。
ですが、筆者のようにモバイルwifiなど、月の通信量が決まっているプランで契約している人にとってはあまりよくありません。
パソコンを起動するたびにデータ通信(インターネット接続)を行っていますので、通信量が大幅に減ってしまいます。
これでは、7GB程度の通信契約では、月半ばには通信上限に達してしまい使うことができなくなってしまいます。
オンラインストレージのアプリを使うとパソコン内のデータが増えてしまう?
また、オンラインストレージのアプリでファイル共有をすると、パソコン本体の容量とストレージ内(インターネット上の保存場所)の2か所にデータファイルが作られます。
この場合、単なるバックアップにしかなっておらず、パソコンの容量を減らしていることになりません。
逆に増えていることがありますので注意をしたいところです。
メリット2:大容量でも安い(1GB当たり10円)
外付けHDDはUSBメモリを買うよりも、コスパ(コストパフォーマンス:安さ)に優れています。
USBの場合、価格.comで調べたところUSBメモリの最安値は128GBで2,698円です。(2017年7月10日時点)
一方外付けHDDは、500GBで5000円が最安値の相場です。(2017年7月10日時点)
ちなみに筆者が買った外付けHDDポータブル(TS1TSJ25M3)1TB(Yahoo!ショッピング)は、1TGBで6980円でした。
もちろん時期やセール(チラシの特売など)によって上下しますが、おおむね外付けハードディスクの方が容量と費用の関係が安くなっています。
- USBメモリ:1GB当たり20円
- 外付けHDD:1GB当たり10円
メリット3:何度でも書き換え可能
CDやDVDで焼くと書き換えができないタイプがあります。(CD-R、DVD-R)
書き換えができるタイプ(CD-RW、DVD-RW)もありますが、容量自体は少なく5GB程度が一般的です。
永久保存版としてCDを量産するならいいのですが、自由に出し入れするための保存には不向きです。
一方HDDであれば何度でも書き換えは自由です。
(これはUSBメモリも同じですね。)
また、机の上にCDが散らばるデメリットもいただけません。
メリット4:比較的大きいので紛失しにくい
USBメモリは小さいため、ポケットに入れて持ち歩くこともできます。
しかし、持ち運びがいいとどこにでも持って行ってしまいます。
どこに置いたのか忘れると、探しにくいというデメリットの方が際立つことがあります。
また、「ポケットに入れたまま、うっかり洗濯する」
ということはありませんでしたが、USBの行方が分からなくなったことが何度もあります。
中には大切なファイルもある場合、バックアップを取ることが必要なこともあるでしょう。
失くしやすい人にはやや大きめの外付けHDDがいいかもしれない
忘れやすい人や紛失しやすい人であれば、持ち運びにやや不便でも大きめの外付けHDDの方がいいのではないでしょうか?
もちろんポータブルHDDといって、持ち運びができるタイプもありますので外出先にデータを持っていくことができないというわけではありません。
最近では、落としても壊れにくい「頑丈なタイプ」や「防水タイプ」もありますので様々なタイプから選ぶことも可能です。
メリット5:大容量なのでパソコンの丸々バックアップにも使える
ちなみに1TBのような大容量タイプの外付けハードディスクであれば、900GBほど入りますので100GB程度のパソコンなら丸々バックアップができます。
※HDDの容量が1TBの場合、フォーマットをするとやや減ります。
購入する際にはギリギリの容量を選ばないようにしましょう。
大事なファイルだけでなく、パソコン環境も保存できるのは外付けハードディスクだけです。
(CDRの容量)
最後に:とりあえず作品(画像と動画)を入れてみた感想
今回購入した外付けHDDに、過去に作成した漫画と動画の一部を入れてみました。
それでも10GBしか使っていませんので、まだまだ容量はたくさんあります。(残容量921GB)
今後もどんどん入れていくつもりです。
とりあえず現状では、パソコンの容量不足が解決したのでいい買い物だったのかもしれません。
もし何か気が付いたらまた追記していくつもりです。