個人番号カードを作りたい場合、3つの方法があります。
- 郵便申請(個人番号カード交付申請書)
- web申請(スマートフォンやパソコン)
- 写真機申請(一部自動写真機のみ可能)
ここでは利用する人が多い、2つの方法「郵便申請とweb申請」をご紹介します。
交付申請書で申請する方法
マイナンバーの通知カードには、個人番号カードの申請書類(個人番号カード交付申請書)がついています。(下の部分)
この用紙のおもて面は、お名前や住所が印刷されています。
電話番号はご自身で記入しましょう。
※もし印刷に間違いがあっても自筆による修正ではカードが作成できません。
自治体に電話で問い合わせて修正してもらう必要があります。
うら面には、あなたの顔写真を貼り、申請日とサインを入力します。
後は、返信用封筒に入れ、郵便ポストに投函するだけです。
市販の封筒でも申請できる
- 家族分まとめて申請できない。個別に申請したい
- 返信用封筒を失くした
- うっかり一人分入れ忘れた
このような時は、市販の封筒で申請してもかまいません。
送るときは、切手が必要ですのでご注意ください。(返信用封筒で送る場合は無料です)
スマートフォンやパソコンでも個人番号カードの申請ができる
個人番号カードの申請も、オンライン手続きが可能になりました。
スマートフォンやデジカメで、顔写真を撮り、個人番号カードの申請サイトで手続きをすることができます。
日本政府が最近力を入れている、手続きのデジタル化
一番早く導入されたのが、確定申告の「e-Tax」です。
パソコンで、インターネットを通じて手続きを行います。
先日行われた国勢調査でも、スマートフォンやパソコンで行うオンライン窓口がありました。
将来的には、選挙投票もインターネットを使う可能性があると発表しています。
その際には、本人確認方法として個人番号カード(マイナンバーカード)を利用する可能性があります。
顔写真のサイズには注意ください。
番号カードを申請する際に、顔写真を1枚貼りますが、サイズや表情に注意する必要があります。
写真のサイズは決まっています。
- 縦:45mm(4.5cm)
- 横:35mm(3.5cm)
パスポートの顔写真と同じサイズです。
さらに注意する点
- 撮影後6か月以内の写真
- 正面から顔がわかるように撮影すること(帽子やマスク、サングラスは禁止)
- 後ろは無背景
- 裏面に氏名、生年月日を記入する必要があります
貼り間違え防止の為、写真の裏に「氏名」「生年月日」を記入しておきましょう。
個人番号カードの受け取り方
個人番号カードの受け取りまでの流れは下記のとおりです。
- 申請書を提出
- 発行通知書が届く
- 指定の市町村役場に来庁
- 本人確認の上、手渡し
個人番号カードは、特殊な作成方法が必要です。
即日発行はできません。
市区町村に直接行ってもその日にもらえるわけではありません。
定められた手続きで行いましょう。
個人番号カード交付・電子証明書発行通知書(ハガキ)が自宅に届く
個人番号カードの受け取りは、まず個人番号カード交付申請書に書かれている住所に通知ハガキが届きます。
「個人番号カードができたよ!」というお知らせです。
そのハガキをもって、お住いの市町村役場に行く必要があります。
基本的に、手続きで来庁するのは一度だけです。
ただし、必要な書類がそろっていないと受け取ることができません。
必要書類をもって、指定された役場に期日以内に取りに行く
個人番号カードを受け取るときは、送付された「通知カード」と「公的身分証明書」、「ハガキ(発行通知書)」の3点が必要です。
身分証明書:運転免許証・住基ネットカード・障碍者手帳など。
身分証明書は、忘れずに持っていきましょう。
個人番号カードの「認証パスワード」の設定を行う
個人番号カードには、ICが組み込まれ、様々な機能がついています。
そのため、セキュリティー対策としてパスワードを設けています。
パスワードを入力することで、本人確認を行います。
このパスワードが知られない限り、カードが盗難にあっても不正使用されるリスクが大幅に減ります。
※パスワードを複数回間違うと、エラーになり手続きができなくなります。
個人番号カードに設定した暗証番号は、忘れないでください。
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