消費者庁と総務省がポケモンGOに対して「異例の発言」を行っています。

具体的には下記の4点に対して発言を行っています。

  1. ながらスマホは危険
  2. 危険な場所に立ち入らない
  3. 急に立ち止まらない
  4. ポケストップやジムの削除リクエストが相次ぐ

日本国内でも毎日のように、事故や事件が多発しています。

ポケモンGOでどのような行為をやってしまいがちなのか実際にやってみました

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「歩きスマホ」が前提のゲーム性

画像:ポケモンgoのゲーム画面
画像:ポケモンgoのゲーム画面

ポケモンGOは、GPS(衛星追跡システム)を使ったゲームです。
スマートフォンに表示された地図上(カーナビのような画面)に、さまざまイベントが発生します。

アプリを起動したまま歩いて移動すると、ポケモンが出たり、ジムやアイテムがもらえるポケストップが出現します。

GPSゲームは「プレイヤーが移動すること」を前提としていますので、「歩きスマホ」を推奨している感じもします。

 

ポケモンが近くに現れるとバイブレーション「急に立ち止まる」

ポケモンgoの捕獲画面
画像:ポケモンgoの捕獲画面

ポケモンGOは常に画面を見る必要はありません。

しかし、ポケストップ(主に公園や観光案内の標識など)でアイテムをゲットしたり、ポケモンを捕獲するときに画面を見る必要があります。

この時に”ついうっかりやってしまう”のが、やはり「ながらスマホ」と「急に立ち止まらない」でしょう。

ポケモンは急に出るため、スマートフォンのバイブレーション(ブルブルッと震える)設定にする人が多いようです。
普通に歩いている子供が急に立ち止まるのはこのためです。

「ポケモン出現→バイブ発動→急に立ち止まり→スマホ画面を見る」

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「危険な場所に立ち入る」はSNSが原因?

危険な場所に立ち入る行為は、大人でもやってしまう行為のようです。
海外では原発に入り込んだり、日本国内でも一般の私有地(家屋侵入)などの事件も実際にあります。

ポケモンGOには、ARと呼ばれる「拡張現実」技術が使われています。
この技術が、このような行為に走らせるようです。

 

ARはスマートフォンのカメラ機能を使った最新技術

実際の風景写真に、ポケモンが映し出されるため「現実にイメージ(画像)を拡張」する技術です。
※合成写真のような感じで、今後はゲーム機などにも搭載されるようです。

このAR画像ではインパクトがある写真を作ることができます。

 

SNSで拡散され続ける衝撃的ポケモン画像

衝撃的なポケモン画像とは、例えばこのような写真です。

  • 「お皿に乗った魚系ポケモン(ピチピチ跳ねている)」
  • 「トイレの便器から出てくるポケモン」
  • 「自動車が走る道路の真ん中で歩くポケモン」

特に3番目は、危険な行為を伴っている気がします。

最近ではこれ以上に衝撃的な画像が、TwitterやFacebookなどのSNSで拡散され話題を呼んでいます。

いい意味でも悪い意味でも拡散されてしまう為、今後はどんどんエスカレートしていくのではないでしょうか?

拡散されるために、危険な行為をする人が増えてしまう前に何らかの対策をしてもらいたいところです。

 

イベントスポットの削除リクエストが全国各地で相次ぐ理由

ポケモンGOでは、お店や公園から観光名所に至るまで、あらゆる場所にスポット(ポケストップやジム)があります。

ここでは敵ポケモンと対戦したり、無料でアイテムをもらえる為、
「立ち止まる人」「路肩駐車」をする人が相次いでいます。

立ち止まるのは、歩行者だけでなく車や自転車に乗っている人までいますが、
ここで大きな問題が起こっています。

 

夜間小さな公園や神社に不審な車やバイクが大量に集まる

ポケモンGOには、「特定の場所にポケモンをおびき寄せるアイテム」が存在します。

そのアイテムをプレイヤーの一人が使うと、周りの人にも30分間ポケモンが集まるという効果が発生するのです。

この30分の間にどんどん人が集まり「苦情が出ている」ことも報告されています。

 

ポケモンだけじゃない!悪い人間も集まる?

こういった「普段人がいない場所に、なぜか人が集まってくる現象」は都会だけではありません。
地方でも報告されています。

特に人気が極端に少ない場所には、よからぬことを考えている人がいるかもしれません。
お子さんなどには「夜間外出の禁止」や、「見知らぬ人に声をかけられたときの対応」を教えておく必要があります。

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