一世を風靡した「ガラパゴス携帯」
しかしガラケーは、部品が手に入らないことから、生産ラインはストップ。
今後は、発売されないといわれていました。
その対策として2015年から、
次世代携帯として、ガラパゴススマホ「ガラホ」が発売されました。
スマートフォンと同じ部品を使うことで、
今後はガラホの安定生産・供給が見込めるようになったのです。
そもそもガラパゴス携帯は、
日本独自のモバイル機器だというのはご存知でしょうか?
もともと「ガラパゴス」の意味は、
ガラパゴス諸島状態(他の文化に依存しない独自のルーツ)
という意味です。
これから流行ると予想されるガラホ(ガラパゴススマホ)も、
日本にしかない独特のスマートフォンです。
ガラホの機能は、ドコモ・au・ソフトバンク各社で違う
2015年5月時点で高性能なガラホは、
auの「AQUOS K SHF31」です。
ですが、ドコモの2015年夏モデル「AQUOS ケータイ SH-06G」「ARROWS ケータイ F-05G」は、
最低限の機能しかありません。
全社共通のガラホ機能から確認して見ましょう。
ドコモのガラホ機能
- OS:Android
- 3G(FOMA通信)のみ
- カメラ付き
- ワンセグ
- テンキー搭載
- メール
- インターネット接続
これらは共通です。
ドコモのガラホは2種類ありますが、あまりいい機能が付いていません。
いわゆる、らくらくホンのように、簡素化された機能しかありません。
らくらくホンが、アンドロイドになっただけという形です。
機能・スペックがやや低いので、改めて買う必要はないでしょう。
どうしても、ドコモのガラホが欲しい方は、
今買うのでなく、秋モデル以降を検討してはいかがでしょうか?
それか、auのガラホがおすすめです。
auの高性能ガラホ「AQUOS K SHF31」の独自機能
- 高速通信4G LTE対応
- VoLTE対応
- LINEアプリが使える
- テザリング・wifi対応
- おサイフ携帯対応
一方auのガラホは、スマートフォン並みの機能が付いています。
スマートフォンに、「携帯のテンキーを付けた」といってもいいかもしれません。
高速通信4Gを使うことが大前提ですし、
これから必須のVoLTEやテザリング、WiFiにしっかりと対応しています。
使い勝手は、今までのフィーチャーフォンと変わらないに、
中身は、今最高クラスのハイスペックスマホと同等クラスといえます。
しかも、多くのガラケーユーザーが使っている「おサイフ携帯」にも対応。
必要な機能がしっかりと付いているので、将来を見据えた長い期間使えるガラホといえます。
ソフトバンクのガラホは5月19日発表か?
2015年5月16日現在。
ソフトバンクのガラホは、発売されていません。
※5月19日にも発表はありませんでした。
モバイル通信会社は、すべてにおいて右へ習え状態ですので、
ガラホの発表はほぼ確実にあると思われます。
ソフトバンクのガラホは、auよりも高機能なのか。
それとも、ドコモ並みのシンプル機能なのか。
これから注目される話題といえます。
2015年秋シーズン発売されるガラホ競争は高機能勝負に
夏モデルが出揃うと、今後は秋モデルに焦点が移ります。
秋になる頃には、windows10も出ています。
詳細:
windows10は、パソコンだけではありません。
スマートフォンとしても使えますので、アンドロイドとの競争も始まります。
それゆえに、高性能ガラホが次々に出てくると予想されます。
ガラホは、まだ出たばかりです。
これから発展する分野なので、もう少し検討してから購入をおすすめします。
2017年にはガラケー生産終了?
今から2年後(現時点2015年の記事)には、
フィーチャーフォンの製造が終了する可能性があります。
携帯大手三社は、それまでに、現在のガラケーユーザを
「ガラホ」もしくは「スマートフォン」に移動させたいと考えています。
今現在、各社が提供するプリペイド携帯も、
同じくガラケーを製造中止にし、スマートフォン化させています。
今後もガラケーの発売はするが、今後は表に出さないように宣伝しない
このような発言もありましたので、
今現在ガラケー(フィーチャーフォン)を中心に使っている方は今後の機種変は注意が必要です。
こちらもあわせてご覧ください。
2020年携帯は停波に?大手三社ガラホ推進の理由とは