世界中で猛威を振るっているエボラ出血熱が、
ようやく終息の可能性がでてきたようです。
新規感染者数が100人を下回ったとの報告がありました。
WHOによるとエボラ対策の資金は、
2月中旬ごろに底を尽きると宣言しましたが、何とか収まるかもしれません。
日本にも度々エボラ上陸の可能性がありましたが、
水際作戦が功を奏したようです。
日本政府のエボラ出血熱の感染対策はこちら
→エボラ出血熱が日本上陸したらどうなる?日本のエボラ感染対策まとめ
エボラ出血熱のウイルス進化が今後の課題
2015年1月30日に、
「エボラウイルスの遺伝子が変化している」とフランスの研究所が発表しました。
どのような進化を遂げたのかは、発表されていません。
ウイルスの異変は感染ごとに繰り返す
ウイルスは流行するたびに、変異の可能性があります。
毎年流行るインフルエンザでも、同じです。
- 季節性(毎年流行する人感染型ウイルス)
- 進化系(鳥インフルエンザや豚インフルエンザ)
などのウイルスがありますね。
鳥インフルエンザは、鳥同士だけでしたが、
突然変異で人にも感染するようになりました。
エボラウイルスも何らかの変化があるはずです。
ウイルスは変化すると、「感染力」と「毒性」が変わる
鳥インフルエンザは、
強い毒性を持ったウイルスであり、鳥同士の感染力も非常に高いです。
鳥から人への感染は弱い?(感染例が非常に少ない)ので、大規模な流行はしませんでした。
エボラウイルスは弱くなった?
ここ最近、エボラウイルスの被害拡大は少なくなっています。
その背景は、医療スタッフと衛生管理の徹底だけではないようです。
それにプラスして、突然変異によるエボラウイルスの「感染力の低下」と「毒性の低下」の可能性もあります。
そうでなければ、2ヶ月で感染者7000人超えしていた時期に比べて、感染力が激減している説明がつかないとも。
参照:たった2ヶ月で感染者7000人超え!国境なき医師団が語るエボラの現状とは
今後はエボラ対策の資金不足が問題に
エボラは終息に向かっていますが、
それは、WHOの資金が足りている現時点だけかもしれません。
2月中旬頃には、資金が尽きると発表しました。
その為、世界中で募金活動が始まっています。
日本でも、バレンタインに合わせて、
募金付き支援チョコがNPO法人が主催しています。
募金額にはチョコレート代金と募金が含まれています。、
残念ながら今見たら終了していました。
少数しか用意されていなかったため、
現在は支援チョコが品切れ状態だということです。
今後はもしかすると、クラウドファンディングで募金活動を行うかもしれませんね。