2016年は自動車を安く買える時期

2016年は「車の買い替え」がお得にできるチャンスの年になるかもしれません。

その理由は3つあります。

  • 1つ目は、消費税が10%に増税される直前の時期であること。
    自動車業界は駆け込み需要があるのはしていますので”売る努力”をします。多少の値引きには応じてくれるはずです。
  • 2つ目は、マイナス金利政策で自動車ローンの金利が安くなる見込みがあります。
    ローンが安くなるのは、住宅に限らず車のローンにも注目しましょう。
  • 3つ目は、自動車保険の保険料が今後高くなる可能性があるからです。
    しかし、保険料は安くする方法があります。ここでは保険料を節約するコツもご紹介しています。

こういった状況は珍しくよくよく考えると、2016年が車の買い時ではないのでしょうか?

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エコカーとASV車 2016年車を買うならどっち?

車の契約をする前に一呼吸

もしあなたが車を買うとすれば、低燃費のエコカーを思い浮かべるのではないでしょうか?

エコカーであれば、ガソリン代も少なく済みます。
そして何よりもエコカー減税があります。

2016年現在のエコカー減税 概要

  • 自動車取得税(取得税) : 平成27年4月1日~平成29年3月31日
  • 自動車重量税(重量税) : 平成27年5月1日~平成29年4月30日
乗用車の場合
  • 電気自動車
  • 燃料電池自動車
  • 天然ガス自動車
  • プラグインハイブリッド自動車
  • クリーンディーゼル乗用車
  • 自動車取得税:非課税
  • 重量税:免税
ハイブリッド車を含むガソリン車
  • 取得税:20~80%軽減
  • 重量税:本則税率~75%軽減

※度燃費基準に平成27年と32年がある

 

軽自動車の場合
  • 電気自動車
  • 燃料電池自動車
  • 天然ガス自動車
  • プラグインハイブリッド自動車
  • クリーンディーゼル乗用車
  • 自動車取得税:非課税
  • 重量税:免税
ハイブリッド車を含むガソリン車
  • 取得税:20~最大80%軽減
  • 重量税:本則税率~最大75%軽減

※燃費基準は平成27年度のみ

引用:エコカー減税 (自動車重量税・自動車取得税) の概要 国土交通省より
http://www.mlit.go.jp/common/001084656.pdf

今から自動車を買うとすれば、ガソリン車を買うよりも自動車取得税や年間のガソリン費用が安くなるエコカーがいいと言えるでしょう。

 

電気自動車(EV)はまだ早い?

電気自由化により電気自動車(EV)にも人気が集まりつつあります。
電気代金が安くなれば、電気自動車の充電も安くできるためです。

しかし現実を見るとそうでもありません。
EV対応のガソリンスタンドが、地方ではまだまだ普及しきれていない課題があります。

お住まいの地域で充電できる場所があるのかも関係しますので、慎重になる必要があります。

そして自動車をこれから購入する人が検討するべき車がもう一つあります。
それは、アシストブレーキなどの運転者支援装置が搭載されているかどうかです。

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ASV(先進安全自動車)で保険料が割引に?

asvと事故率の関係

先進安全自動車というIT技術を使ったアシスト機能を有した車のことです。
国土交通省によると、現在実現している安全技術は下記の6つがあります。

 

  1. 衝突被害軽減ブレーキ
    前方の障害物との衝突を予測して警報。
    衝突被害を軽減するために制動制御する装置
  2. レーンキープアシスト
    走行車線の中央付近を維持するように操作力を制限する装置
  3. ACC
    一定速度で走行する機能および、車間距離を正誤する機能を持つ装置
  4. ふらつき警報
    ドライバーの低覚せい状態を注意喚起する装置
  5. ESC
    車両の横滑りの状況に応じ、制御力や駆動力を制御する装置
  6. 駐車支援システム
    後退駐車時、ハンドルを自動制御して後退駐車を補助する装置

引用:車両・交通システムの安全テクノロジー:自動車総合安全情報 国土交通省より
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/01asv/japanese/practical.html

上記6つの技術のうち、いづれかが搭載されている車は保険料の割引を行う保険会社があるようです。

 

なぜASV車は保険料が割引になるのか?

車両の安全補助システムを導入すると、「事故率を低下させることができる」という見解にあるようです。

また、ASVシステムは国が補助金を出して開発に取り組んでいる政策でもあります。(国土交通省)
そういう点でも、ASV搭載車は今後さまざまな恩恵を受けることができるのではないでしょうか?

もしかすると今後、税金面でも安くなる可能性はありそうです。

 

車の保険料は維持費として考える

事故現場とお金

車の維持費といえば、ガソリン代と自動車税だけを考えがちです。
しかし、車の保険(自賠責保険にしろ任意にしても)も、一括年払い・月額払いに限らず維持費に相当します。

1年や2年の短い期間だけ見てもわかりませが、車を乗り続けるであろう20年30年の長い目で見ると大きな差額になります。
こういった小さな節約をすることが、これからお得に生活するために必要だといえます。

 

自動車保険の比較は一括見積もりでやってみるべき?とあるOLの体験談より

私は車に乗り始めてから約20年近くになります。
職場で車の保険を勧められて、よくわからずにおまかせする感じで保険に加入しました。

無事故、無違反であることもあり、保険料は年々少しずつ安くなっていましたが、
「車の保険はこんなものかな?」と疑いもせず、毎年更新をしてきました。

しかし、もしかしてもっと安い保険料があるのではないかと思い、
インターネットの保険料一括見積もりと言うものを試してみることにしました。

一括見積は難しいこともありません。

車の車種や保険の等級など、入力するだけの簡単なものでした。
保険に詳しくない私でも見積もりを取ることができましたので、どんな方でもやってみるべきだと思います。

一括見積り請求した後は、自分に見合った保険会社から何通か見積もりのメールがきました。

今までの保険料よりも1万円近く安くなるものもあれば、上がってしまうものもありました。

1万円も安くなるのであればと、これをきっかけに保険を見直すことにしました。
面倒臭がって今までほったらかしにしていた車の保険でしたがもっと早くに見直しておけばよかったとつくづく思いました。

 

自動車保険は”安い”だけではいけない!中身も大切

保険というものは万が一に備えるためのものです。
月々の保険料が安いだけでなく、保障内容も十分に考えるべきです。

例えば車両保険です。
車両保険とは、あなた自身が契約している車の修理費の保障をする保険です。
自損と他損を問いません。

自分でガードレールや電柱に衝突した時はもちろん(自損)ですが、「自動車盗難」や「らくがき・いたずら傷」などにも対応している会社があります。

もちろん他の人の車がぶつかってきた事故にも対応します。

相手側の保険で支払われない部分(相手側の過失割合が少ない場合)は、車両保険で修理することになります。
万が一、あなたの保険契約に車両保険が入っていなければ、自己負担になりますので注意をしたいところです。

しかし、この車両保険は少々高いのもネックです。
そこで、車両保険を安くするコツをご紹介します。

 

車両保険を安くするには、免責額を増やそう

車両保険には「免責額」という割合があります。
免責額とは、修理代金をあなたが負担(自己負担)する割合のことです。

免責金は「設定なし(0円)~10万円(15万円の会社もある)」の間で決めることができます。
(保険会社により1~5万円単位で選べる)

例えば車の修理費用に100万円かかる場合、車両保険の免責金を「設定なし」にしておくと、『保険会社が100万円の修理代金』を支払います。

また、10万円に設定すると、100万円のうちあなた自身が10万円を負担する必要がありますが、『残り90万円は保険会社』が肩代わりします。

免責額(自己負担金額)を増やすことで、事故を起こした場合は設定した金額を自腹で支払う必要がありますが、その分保険料は下がります。

帆毛根ラビと同様に、こういった方法により削減できるかどうかも考える事が大切といえます。