※Freetelはサービスを終了し、楽天モバイルに統合されました。

ポケモンgo専用simって何?漫画で説明

ポケモンGO専用SIMフリーとは、
ポケモンGOアプリがNiantic社のサーバーと行う通信の「パケット料金が無料になる」通信契約のことです。

なお、適用除外としてこのように書かれていました。

同ゲームの開発・発売元であるNiantic社のサーバを利用した通信料が対象になります。
なお、同ゲームがGoogle MapなどNiantic社以外のサーバを利用する通信料は対象になりません。

引用:FREETEL(フリーテル)※現在サービスは終了しています。

つまり、アプリの通信すべてが対象ではないようです。
※Google Mapのデータも使っています。

 

ポケモンGO専用SIMフリーができたきっかけ

ポケモンGO自体は無料で遊べるけれど・・・

  • 「スマートフォンの維持費(月額料金)が高すぎる。」
  • パケット通信が気になる。

このような声から生まれたプランです。

今のところ、有名格安SIMの3社が出しています。

提供会社 サービス名称 月額料金
DTI DTI SIM ノーカウント 5GB
※現在はβ版。正式リリースは2016年秋ごろ
1220円~
b-mobile ゲームSIM 1GB 500円
FREETEL FREETEL SIM全般 100MB~
ただし、2017年9月6日(水)までの1年間
299円~

※月額料金が~となっているのは、プランによって料金が変わるためです。
「データ専用SIM」、「データ+通話SIM」などがあり、ここでは最安のデータ専用SIMの料金です。

スポンサーリンク

ポケモンGOアプリだけの通信なら、使い放題?

ポケモンgo専用simで無料になる部分は?漫画で説明

それぞれパケット通信の上限がありますが、ポケモンGOアプリが行う通信量(パケット量)はカウントしないように設定されています。

パケット量がカウントされるデータ通信
  • 他のアプリの通信
  • インターネットの通信
  • プログラムの更新や確認をする通信 など

これらを行う時には、設定されているパケット容量を消費します。

※ポケモンGOアプリをダウンロードする時もパケット容量を消費します。
あらかじめご自宅のWiFiで行いましょう。(Googleストアと通信する為)

ポケモンGOは、スマートフォンの電源を常にONにして遊ぶアプリです。

データ通信(パケット通信)を行う必要があり、通常であればパケット定額に入っていなければ安心して遊べません。
※通信速度が制限されたり、高額な超過料金を取られる可能性もあります。

ポケモンGO専用SIMなら24時間アプリを起動していても大丈夫です。

ただし、地図部分など他社サーバーへの通信を行っていますので、ポケモンGOアプリすべての通信が無料というわけではありません。ので、通信量は少しずつ加算されます。(微々たるものだと思いますが・・・)

スポンサーリンク

ポケモンGO専用SIMで「スマホの維持費が高い」は解決できる?

ポケモンgo専用simって安いの?漫画で説明

そもそも大手スマホ会社(docomo,sofubank,au)には、
「パケットを使い放題できるプラン」が存在しません。

そのためほとんどのショップでは、
契約する時に月額5,000円もする「パケット上限が7GBのプラン」がすすめられます。

提供会社 サービス名称 月額料金
NTTドコモ Xiパケ・ホーダイ フラット 7GB 5,700円
ソフトバンク ギガモンスターデータ定額 20GB
※最近始まりました大容量
6,000円
KDDI au LTEフラット 7GB 5,700円

契約している方は、パケット料金に加え「機種代金+月額基本料金(+オプション料金)」
総額は月々1万円ほど、1年間で12万円も支払っている方が多いのではないでしょうか。

スマートフォンは、「子供さんのお小遣い」で持てる金額ではないことは確かです。

 

しかし、先ほどのポケモンGO専用SIMフリーを出している3社は、
「基本料金」「パケット料金」がとても安く設定されています。

 

ポケモンGO専用SIMフリー3社 月額料金比較(詳細)

先ほどの話では大手スマホ会社であれば、
大抵は「機種代金(分割)+月額基本料金(+オプション料金)+パケットプラン」で約1万円でした。

仮に機種代金を抜いても月額7千円です。

実は、SIMフリーを出していると他の比較すると、この月額7千円という金額はとても高い単価です。

SIMフリー会社を使うと「どのくらい安くなるのか」といいますと、だいたい大手の半額以下です。
毎月1500円~2000円でスマホが利用できます。

 

DTI SIM ノーカウントプランなら「音声+SMS+5GBで月額1920円」

 正式版(予定) 毎月使えるパケット量
データプラン 5GB
基本データ容量5GB
1220円
データSMSプラン 1370円
音声プラン 5GB+電話も使える 1920円

※基本データ容量5GBからは、ポケモンGOアプリの通信が引かれません。

音声プランは、通話料金が入っていない料金です。
(DTIには、でんわかけ放題があります。月額にプラス780円)

ただし、9月19日現在はまだ始まっていません。(公式サイトには”秋ごろ開始”とあります)

現在契約できるのは、β版としてリリースされている「DTI SIM ノーカウントβ」です。

DTIポケモンGO専用sim
出典:DTI SIM ノーカウントβ|DTI SIM:【dream.jp】より http://dream.jp/mb/sim/nocount/

β版は、ポケモンGOの通信がカウントされますが、5GB増量されています。
※ポケモンGOアプリの通信は、1か月間で1GBも使用しません。

β版 毎月使えるパケット量
データプラン 10GB
基本データ容量5GB+おまけ5GB
1220円
データSMSプラン 1370円
音声プラン 10GB+電話も使える 1920円

※10GBからポケモンGOアプリの通信が引かれます。

β版はノーカウントプランが正式に開始されると終了し、自動で移行します。

ちなみに余ったパケットを翌月に繰り越し可能です。(β版と正式版は両方ともに15GBまで)

この他にも、事務手数料3,000円が別に必要です。
(スマホ本体も購入なら本体価格も必要)

参照:DTI公式サイト

 

b-mobileのゲームSIMなら「1GBで毎月500円」

b-mobileのポケモンGO専用SIMの詳細
出典:ゲームSIM | b-mobileより http://www.bmobile.ne.jp/gamesim/

<単純明快>30日間使い切り 追加500円で30日間延長が可能

1カ月間(30日間)or「パケット量1GB」だけの使い切りタイプのプリペイドSIMです。
※通話もSMS(ショートメッセージ)もありません。(プランも1種類)

追加で500円支払うと30日間の延長と1GBの追加ができます。

つまり、初期費用1000円+30日間で500円と考えるとわかりやすいプランです。

ただし、1GB使ってしまうと使えなくなります。
10日以内に追加料金500円支払うと1GB分使えるようになります。(または30日経つまで)

また、30日間使い続けてパケットがあまっても繰り越しはできません。

管理が必要なように感じますが、そもそも他のアプリやインターネットが使えません。
※ご自宅やフリースポットのWiFiを使えば通信はできますが、ちょっと不便ですね。

ポケモンGOアプリのパケット通信は無料です(カウントしない)ので、1GBも使わない可能性は高いです。

 

「ポケモンGOだけ使える」だからお子さんにも安心 だけど不便

bmobilepokemonsim-seigen

公式サイトによると、ポケモンGO以外のアプリだけでなく、インターネットを見たりLINEやメールもできないとのことです。

すべてのサイトが見られませんので、やや不便ですね。
折角なら通話も使いたいところですが、通話もできません。

「b-mobile ゲームSIMは、ポケモンGOだけしか使えなくなるSIM」という認識で間違いないようです。

月額500円とかなり安いのですが、利用する人は限られそうです。
(ポケモンGO専用機として持たせる場合にいいかもしれません)

参照:b-mobile公式サイト

 

FREETEL SIMはほとんどのプランが対象【おすすめ】
「通話+SMS+5GBで月額2,220円」

※Freetelはサービスを終了しています。

freetelのpokemongoの通信が無料になるsim

最後にFREETEL SIMですが、ここが一番「利用する価値」があります。

残念ながら楽天SIMを契約してますので、不要ですが・・・。
関連記事:楽天モバイルで格安スマホDesire626を購入してみた

なぜなら、ほとんどのプランで、ポケモンGOの通信が無料になるからです。
※対象外になるのは、使い切りのプリペイドSIMです。

さらにFREETELは、LINEの通信も無料です。

お友達とLINEでやり取りしながら、ポケモンGOで遊んでいてもパケット料が無料です。

LINEのタイムライン風漫画

 

FREETEL SIMはプランも豊富

FREETELでは、全プランが「ポケモンGO」と「LINE」の通信料が無料(除外)です。

ですが、いろいろあると目移りしそうですが、目的を考えれば簡単に選べます。

プランは大まかに2種類「使った分だけ課金プラン」と「定額プラン」があり、
それぞれに「データ専用」「データ専用+SMS」「通話+SMS+データ通信」があります。

  • 「データ専用」は、パケット通信のみで電話やショートメッセージが使えません。
  • 「データ専用+SMS」は、電話が使えません。
  • 「通話+SMS+データ通信」は、電話が使えますが通話料金は別です。
    ※電話のかけ放題として、FREETELでんわ(トークアプリ)がありますが「IP電話(インターネットの電話)」です。

 

使った分だけ安心プランの料金一覧
freetel使った分だけ安心プラン料金表
出典:FREETEL SIM|料金・プラン|FREETEL(フリーテル)  https://www.freetel.jp/price/sim/

 

使った分だけ安心プランは、設定されたパケット量を超えると高くなるタイプです。

  • ~100MB以内なら、299円か439円か999円
  • ~1GB以内なら・・・
  • ~3GB
  • ~5GB
  • ~8GB
  • ~10GB

10GBを超えると、通信制限がかかります。(低速で使えます)

 

パケット定額プランの料金一覧

 

freetel定額プラン表
出典:FREETEL SIM|料金・プラン|FREETEL(フリーテル)  https://www.freetel.jp/price/sim/

実は先ほどの「使った分だけ安心プラン」と「パケット定額プラン」の料金は同じです。

20GBの大容量プランが増えただけです。
といっても、全てのプランで20GBまで使えるということではありません。

定額プランは固定ですので3GB契約なら1GBしか使わなくても、毎月「900円」「1040円」「1600円」が請求されます。

余ったパケット容量の繰り越しもできません。

・・・ということで「使った分だけ安心プラン」がいいかもしれませんね。

ただし、「使った分だけ安心プラン」のデメリットとしては、ちょとでも(0.1MB以下でも)オーバーすると高くなるという点です。

管理が面倒だと感じたら、パケット定額プランもいいかもしれません。
とはいえ、1GB200円程度のアップですから、安いとは思います。

※FREETELは、楽天モバイルに統合されました。

 

ただし、格安スマホ(格安SIM)にはデメリットがある

ポケモンgo専用simのデメリットを漫画で説明

今回ご紹介している「ポケモンGO専用SIM」は3社とも、「格安スマホ」「格安SIM」と呼ばれる業者です。(MVNO)

まずは、支店が少ないということです。

申し込みはインターネットを通じて契約します。
さらに、サポートが電話やメールでしか受けられないということです。

通常のドコモやソフトバンク、auであれば、ショップにいくとその場で人が対応してくれます。

しかし、今回ご紹介している「ポケモンGo専用SIM」を取り扱っている3つの業者は、無店舗に近い販売です。
(一部、家電量販店などでもSIMカードを取り扱っていますが、専門スタッフはいません。)

その他にも、スマホ本体は別売りのSIMフリースマートフォンを買う必要があります。
3社ともドコモ回線の小売り(MVNO)なので、ドコモのスマホならお古でも構いません。

その他にも、デメリットがありますのでこちらの記事をご確認ください。

通信制限で「ポケモンGOの攻略情報が見れない」がぐっと減る

通信制限とは、「インターネットにつながるけれど、表示が遅い」という読み込みスピードを制限することです。

大抵は決められたデータ(パケット)通信を超えた翌日から、翌月1日までスピードが遅くなります。

 

通信制限になると極端に遅くなる

「どれくらい遅くなるのか」というと、
スマートフォンのインターネットブラウザを立ち上げて表示されるまで1分以上、時には5分~10分かかることがあります。(画像などの読み込みデータ量が多いほど、時間がかかります)

ポケモンGOで遊ぶなら、いろんな攻略情報(wiki)やネタを見る事が多いです。
インターネットが快適に見れなくなる「通信制限」になると、不便になるのは間違いありません。

攻略サイトを見ない方でも、スマートフォンはいろんな場面でパケット通信をしていますので不安ですね。

 

実はポケモンGOは「通信制限(低速)」でも遊べる

「いやいや通信制限になっても、ポケモンGOアプリは遊べますよ。」という情報もあります。
高速(LTEや4G、3G)だけでなく、低速でも遊べるなら他の通信が遅いSIMでもいいかもしれません。

ただし、インターネットを見たり、アプリをダウンロード(更新も含めて)する時はWiFi経由をしましょう。

特にアプリのダウンロードは、電車や車など速い速度で移動している時はやめた方がいいかもしれません。

電波基地の切り替えが間に合わないことがあり、プログラムファイルが壊れることがあります。
ダウンロードできても、インストール(起動)しない可能性もありますのでご注意ください。