ポケモンGOをやめた理由の概要を漫画で説明

ポケモンGOは、世界中でヒットし56か国以上でリリースされています。

2016年7月22日に日本でリリースされ、
当初は約4,500万人もの登録がありましたが、8月時点で約3000万人程度に減少してこちらも話題になりました。

つまり、1か月ほどで1500万人もの人が、ポケモンGOをやめたことになります。

ポケモンGOを辞めた理由は、ゲームの何に原因があるのでしょうか?

その答えは、MMD研究所と呼ばれるモバイル調査の会社のアンケート結果にヒントが隠されていました。

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ポケモンGOは39%の人が3日以内でやめる?

MMD研究所の調査によると、
過去にポケモンGOを遊び辞めた人の多くが3日~1週間以内というデータになっているようです。

  • 3日程度で辞めた人:39%(一番多く4割を占める)
  • 1週間程度:25.8%
  • 2週間程度:16.3%
  • 3週間程度:10.5%
  • 4週間程度:3.4%
  • 5週間程度:5.1%

※2016年8月時点の調査ですので、5週間までとなっています。

引用:2016年8月ポケモンGOの利用実態調査 MMD研究所

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ポケモンGOを辞めた理由ランキング

ポケモンGOをやめた理由統計結果
出典:2016年8月ポケモンGOの利用実態調査 MMD研究所より

MMD研究所の調査結果によると、辞めた人の大半がスマートフォンのバッテリーの減りが早いと答えています。

次いで「自宅で出来ることが少ない」、「同じモンスターばかり(レアモンスターが出ない)」となっています。

 

 

第1位:バッテリーの減り(42%)

ポケモンGOを辞めた理由の多くが、「スマートフォンのバッテリーが減りやすい」ことを示しています。

半数近い43%の人が上げていますので、「バッテリーの持ちが悪くなる」ということが多くの人が持つ悩みといえます。

しかし、「スマートフォンのバッテリーが減りやすい」という現象は、ポケモンGOアプリだけではありません。

ロールプレイングやアクションゲームなどの「動作が激しく」「通信量が大きい」ゲームは、ポケモンGOよりもスマホバッテリーの減りはとても激しいです。(やり続けると3時間も持ちません)

おそらく、他のゲームアプリを経験したことがないライトユーザーの方が多くアンケートに答えている結果と予想されます。
(同社によるとアンケートの対象は、”15歳から69歳の男女2,190人”としています)

ポケモンというキャラクター、ネームは一般の人に多く浸透していますので、普段ゲームに関心がない方が始めて経験した結果から来ているかもしれません。

 

ポケモンGOアプリのスマホバッテリーの減りは解消できないの?

ポケモンGOは、GPS機能を使った「日常世界で移動しながら遊ぶゲーム」です。
そのため、アプリを画面に表示したまま移動する必要があります。

スマートフォンがもともと持っている「スクリーンセーバー」や「画面消灯」などの消費電力を抑える機能を使うと、基本的にはポケモンGOで遊べません。

ポケモンが一切出現しなくなり、タマゴのふ化などの機能が働かないのです。
(ただし、ポケモンGO Plusを使うとスクリーンセーバーや画面消灯した状態でもプレイできます)

バックグラウンド機能はあるものの、ほとんど意味がない機種もあります。
(筆者のスマホDesire626ではバックグラウンド機能が働かない)

 

ポケモンGOはモバイルバッテリーを持つことが推奨される

筆者は外出するときにモバイルバッテリー(スマホ用のバッテリー)を持っています。
モバイルバッテリーを持っていれば、外出先でスマートフォンの電池切れになる前に充電することができます。

車で移動することが多い方は、代価案として車載充電器を使うことも考えられます。
また、1千円台から買うことができる安価のバッテリーの購入を検討してもいいかもしれません。

関連記事:【モバイルバッテリーの選び方】ポケモンGOをする子供に持たせるなら?

 

第2位:自宅でやれることが限られる(38.3%)

これは、「ゲームといえば家の中でやる」という認識がある方が多いという結果から言えるかもしれません。

ポケモンGOといえば、「歩きスマホアプリだ!」という報道が多く出ましたが、外出先でゲームをするという人はごく少数といえる結果ではないでしょうか。

徒歩で移動する時に画面を表示して移動するゲームですが、やり慣れない人には楽しいゲームとは言えないようです。

 

時速10km以下制限も原因?

また、ポケモンGOは時速10km以下で歩き回ることを推奨しています。

速度を超えても「ポケモンが出て来ない」ということはありませんが、一部機能が制限されます。
(タマゴのふ化の距離が加算されなくなったり、ポケモンの逃走率が上がるなど)

体を休みたい日にわざわざ出かけて「歩く必要がある」という点でも、評価が低っているようです。

また、第5位にランクインしている「歩きスマホが危ないから(23.4%)」も関連しているかもしれません。

 

第3位:同じことの繰り返し(37.6%)

ポケモンGoの遊び方は、日常世界で歩き回りながら新しいポケモンを探すことにあります。

実際の世界で、ポケモントレーナーを疑似体験することがコンセプトだからです。

ですので、人によっては「向き・不向き」があります。

  • 新しいポケモンを発見する(新ジャンルの発見)
  • ポケモン図鑑を完成させる(コレクションを集めることが好き)
  • 進化・成長させてジムでバトル(競争や対戦が好き)

このようなジャンルのゲームが好きな人以外は、飽きやすいゲームといえるかもしれません。

 

ポケモンGOをやめる理由4位以下は「ゲームの攻略がわかりにくい」が多い

またポケモンGOを辞める理由に多いこととして多いのが、攻略情報に関することのようです。

4つ目以降は、ゲームの攻略情報に関することが多くなっています。

  • 同じモンスターばかり出る
  • レアモンスターが出ない
  • ジムの楽しみ方がわからない
  • レベル上げが面倒
  • ポケストップが近くにない
  • モンスターボールがなくなったから
  • 近くにジムがない

ポケモンGOは、一般で市販されているゲームのような攻略本などはありません。
常に新しい機能を定期的にアップデートしたり、改修するため攻略本を作れないのです。

また、開発している会社が公式で攻略情報を公開することもありません。
(最近はこのようなスタンスを持つゲーム会社が多いです。)

そのためインターネット上のwikiなどの攻略サイトを頼りにするしかありません。

このこともアプリゲームを体験したことがない方にとっては、「わかりにくい」「調べるのが面倒」と感じる点かもしれません。

 

まとめ:ポケモンGOの楽しさは「1週間程度のプレイだけ」では全く分からない

ポケモンGOは、トレーナーのレベルが上がらないと珍しいポケモン(レアモンスター)がほとんど出てきません。

そのため、まずはトレーナーレベルを上げることから始まります。
これは最近のスマホアプリゲームではほとんど同じ傾向にあります。(ドラゴンクエストでもLv1から始まります)

ゲームのジャンルで異なりますが、長く遊んでもらうことを念頭においているゲームが多いため、このようなレベル形式にしていることが多いようです。

1週間や3日では、ポケモンGOの楽しさはわかりません。

1か月以上場合によっては数か月間、ポケモンを捕まえながらトレーナーレベル(ユーザーのレベル)を上げる必要があるのです。

「いきなり初めからレアなポケモンは出ない」ということを頭に置きながら、下記記事を参考にしつつ気長にレベルアップすることをおすすめします。
トレーナーレベルを12以上にするとレアなポケモンが出やすくなります。

【ポケモンGO図鑑完成まで楽しむコツ】 トレーナーレベル12になるとレアモンスターがウジャウジャに

ポケモンGOの攻略情報については、以下に少しまとめていますのでご参考にされてください。

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